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2016年9月

2016年9月30日 (金)

インサイド・ヘッド

アニメと侮っていましたが、かなり楽しめました。

人間の頭の中にある感情をそれぞれ表したっていうだけで、すごい想像(創造)力だとは思っていましたが、実際に見てみると、過去の思い出や人格形成の流れ、夢の制作現場や潜在意識の場所など、よくこんなこと考えつくなーと感心しきりでした。

大笑いしたのは、ママとパパの頭の中まで出てきた時。てっきりライリーだけだと思っていたので・・・。しかも、パパの方は、ママの話を聞いていないのが丸わかりで、焦っている様子が大ウケでした。

ずーっとポジティブだったヨロコビ(Joy)がとうとう悲しげになっちゃった時には、さすがに「やめてー。あなたが泣いてどうするの⁈」と思ってしまいました。
人騒がせなカナシミ(Sadness)にムカムカ(Disgust)したりもしたけれど、最後はうまくいってよかったです。

自分のことを振り返って、私もこんな風に様々な感情を得たり失ったりしながら生きてきたんだなーと考えました。どの時点で子供らしい純真な感情を失ったのかは、よもや記憶にありませんが。

そして今の私の感情は、映画を楽しめたので基本ヨコロビ。ちょっとジーンときたシーンもあったのでカナシミ少々。なので、黄色に青い縞が一本入った球が、ゴロゴロ転がっていったことでしょう。


Inside Out」(2015年アメリカ)

2016年9月27日 (火)

Hawaii Five-O シーズン6

シーズン終了に伴い、一旦まとめたいと思います。

前シーズンの記事(→こちら)でも書きましたが、今シーズンもダニーの出番が少なかった気がします。

それに、事件を全員で解決する代わりに二手に分かれ、捜査班と私用班みたいな感じで、メンバーの一人が別行動したりしていました。
確かに、ダニーとグレイスや、コノとアダムなど、プライベートでも問題山積していますし、別行動が必要なのもわからなくはありません。

大きな人事的動きとしては、ジェリーがファイブ・オー本部内にオフィスをもらって本格参入。地下室だけど、本人は「バット・ケイブ」なんて言って喜んでいました。
ダニーの甥エリックも検視局(分析系)で働き始めましたね。役に立つのか最初は怪しかったけれど、一応活躍できているみたいです。

極めつけは、サンフランシスコ市警からやってきたアビー。チンと親しくなって、マリアの死以来チンにやってきた春に、私も嬉しく思っています。演じるのは「デクスター」のジュリー・ベンツ。

このアビー、次シーズンではレギュラーになってくれたりするのでしょうか? キャサリンも再び去ってしまったし、コノ以外の女性メンバーは居つかないので、今度こそと期待しています。


Hawaii Five-O」(2015~2016年アメリカ)

2016年9月26日 (月)

3時10分、決断のとき

先日オリジナル「決断の3時10分」を見たので、こちらのリメイク版も視聴しました。
リメイクといってもかなり変更が加えられ、リブートに近い感じ。逮捕されたウェイドをダンが護送して3時10分の列車に乗せようとする基本路線のみが同じでした。

まず大きな違いとして、私が前作で言及した心理戦の味わいはなく、西部劇アクションに重心がありました。
それに、ダンの息子ウィリアムが父親の護送についてきました。足を引っ張らないかとハラハラしたけど、大活躍でしたね。演じるのは「ウォールフラワー」や「フューリー」のローガン・ラーマンです。

また、ウェイドの部下チャーリーは、前作でも可愛らしい顔に注目したけど出番は少なかったのですが、ここでは右腕としてボスに勝る冷酷さで、かなり目立っていました。

クライマックスで、決断というべきなのか、とにかく流れが変わったのがはっきりわかる瞬間があり、オリジナルでは明確ではなかったきっかけが提示されたのは良かったかなと思います。
原題は「ユマ行き3時10分」なので、「決断」に拘る必然性はないかもしれませんが。

駅馬車のオーナー役がダラス・ロバーツだったのですが、私の先入観かもしれないけれど、この時代の格好があまりピンときませんでした。


3:10 To Yuma」(2007年アメリカ)

2016年9月25日 (日)

アメリカン・スナイパー

事情によりシルバーウィークのお薦めシネマ特集は早めに終了。今日はこちらの実話に基づく映画を見ました。

史上最強のスナイパーと言われたクリス・カイルですが、30歳で志願兵になったなんてすごいですね。ロデオでずっと鍛えていたアスリートなので、SEALsの特訓にも耐えられたのでしょうが。

様々な戦闘をこなす一般の兵士と異なり、カイルはひたすら狙って撃つだけなので、私はだんだんシューティングゲームか何かを見ているように思えてきて、感覚がマヒしてきました。
見ているこちらもそうなのだから、カイルもきっと単調な作業の繰り返しの気がしてきたことでしょうね。

戦争が長引いて派兵が2回、3回と増えるにつれ、風貌もすっかり変わった彼は、疲弊して疑問を持ち始める仲間の中にあって、1人だけ強い愛国心と信念を失わずに動いているようでした。

そんな彼がちょっと変化してきたのが、SEALsの仲間が命を落としてから。でも除隊するまで更に時間を要したのは、伝説になればなるほど「自分がやらなければ」という使命感から逃れられなくなったのかなとも思います。

ラストはある意味あっけなかったけれど、実際そんな風だったのかもしれません。さっきまでそこにいた人が、急にいなくなって実感がわかないというか。
伝説のスナイパーのご冥福を心からお祈りいたします。


American Sniper」(2014年アメリカ)

2016年9月24日 (土)

キャッスル シーズン7

すぐにファイナルのシーズン8も放送されるようですが、取り急ぎ今シーズンのみ振り返ります。

前シーズンのラストで、いよいよベケットと結婚式という時に行方不明となったキャッスル。無事見つかったものの、記憶を失くして失踪中の事情がわからないまま、結婚は一旦無期延期になりました。
それが原因で何だかギクシャクしちゃった2人ですが、元通りになってからトントン拍子で結婚にこぎつけ、ラブラブに。

キャッスルが結婚の再決意を固めた第6話のパラレルワールドの話が面白かったですね。「グレイズ・アナトミー」でも「ハワイ5-0」でも同様のエピがあったけれど、この手の話は手堅いのかも。
ベケットは警部になっていて、スターの母マーサと対照的にキャッスルは作家として鳴かず飛ばず・・・。でも、パラレルワールドでもエスポのキャラはグッド!

ハネムーンを兼ねて行った西部アリゾナのテーマパークも良かったですね。オープニングのタイトル表示も、お約束通り西部劇バージョンだったし。

最終話はこれでファイナルかと思うようなきれいな終わり方でした。
事件解決でキャッスルの子供時代の記憶に決着がつき、ベケットは昇進か政界への転身かいずれにしても前途洋々。そして、キャッスルはミステリー作家として栄誉ある賞を授かり、プレゼンターにはマイクル・コナリー(「リンカーン弁護士」)その人が登場という豪華さ。

個人的にはこれで終了でも残念じゃなかったかも?bleah でも、あと1シーズン、ちゃんと見ますよ!


Castle」(2014~2015年アメリカ)

2016年9月23日 (金)

バックドラフト

お薦めシネマ特集に戻りました。
現在ドラマ「シカゴ・ファイア」を見ていますが、同じシカゴ消防局が舞台のこの映画をいつも思い出してしまい、今回久しぶりに見返してみました。

初めて見たのは映画館でしたが、その後何度か自宅の小さなテレビで見ていたのに、今回改めて「大画面で見たい!」と思ってしまいました。家のテレビも昔より大きくなってはいますが、炎の迫力をもっと感じたくって・・・。

何度見ても私は兄のスティーブンの方に肩入れしてしまいます。弟ブライアンに厳しく接すりょうに見えて、そこには亡き父の代わりに弟を守らなきゃという責任感や、父を失ったように弟までも失いたくないという想いがあるのに、ブライアンは兄が単に文句を言って何にでもケチをつけていると思うのが腹立たしいです。

もちろん、そんなブライアンが様々な経験を経て、自立した大人になる成長物語でもあるのですが、私ったらすっかりストーリーに踊らされています(笑)。
カート・ラッセルが好きで、ウィリアム・ボールドウィンがあまり好きでないというのもあるかもしれませんが、よく考えればこの好き嫌いは、これがきっかけだったかも⁈

結末も完全なハッピーエンドとは言い難く、事件は解決しても悲哀を含むラストが、余韻を残していいですね。
兄弟の対立と和解の他、消防士たちの活躍ぶり、そして放火犯探しを巡るサスペンスもあり、極上のエンタテインメントと呼ぶにふさわしい作品です。


Backdraft」(1991年アメリカ)

2016年9月22日 (木)

決断の3時10分

お薦め映画を紹介中ですが、「駅馬車」を見たら、更に西部劇を堪能したくなり、リメイクもされたこちらの見逃しシネマを視聴しました。

西部劇は数々見ていますが、2007年にリメイクができるまで、このオリジナル版はタイトルも聞いたことがありませんでした。
ストーリーはよく練られていて、展開も早くて見飽きませんでしたし、なぜこの映画を逃していたのか不思議です。

西部劇でありながらもカウボーイのドンパチは少なく、主なシーンは、逮捕されたウェイドと彼を護送するダンとの1対1の心理戦。
チャーミングで話術も得意なお尋ね者ウェイドと、貧しい牧場主ダンの実直な様子が対照的で、この2人が刻一刻と近づく「3時10分」を前にどう出るのか、ドキドキしながら見ました。

また、ダンと妻との夫婦愛の描き方も、一般的な西部劇より深くて考えさせられたし、一味も二味も違うウェスタンシネマでした。

見る前は、二枚目グレン・フォードと無骨な感じのヴァン・ヘフリンの役が逆なのではと思ったけれど、このキャラ設定では配役にも納得です。


3:10 To Yuma」(1957年アメリカ)

駅馬車

シルバーウィーク後半もお薦めシネマ特集です。今日は西部劇の古典を取り上げます。

昔の西部劇には、ネイティブ・アメリカンを悪者に描きすぎているという批判もありますが、少なくともこの映画においては、話の中心はそこではありません。

駅馬車という狭い空間に、銀行家、身重の貴婦人、酒飲みの医者、セールスマン、商売女、逃亡中のカウボーイ、賭博師、そして保安官が寄せ集まり、互いに反発しあったり、共通の敵と戦うために協力したりする人間模様が見どころです。

共通の敵というのがここではアパッチなのですが、映画の魅力の一つは時代を映す鏡であることだと私は思っているので、冷戦中ならロシア(ソビエト)が悪役に、最近なら北朝鮮やテロ組織だったりするわけで、状況をきちんと理解して見れば問題ないと思います。

リンゴー・キッドとダラスの恋愛はちょっと短絡的な気もしますが、ダラスを公平な目で見る彼の、一見粗野でも実は紳士的な態度がいいですよね。

アメリカ映画草分けの名優たちが出ていて、西部劇といえばこの人ジョン・ウェインの若くて細くてハンサムな姿や、デビッド・キース・ロバート・エバーといった俳優一家の最初となるジョン・キャラダインのクールでスマートな物腰も見ることができます。


Stagecoach」(1939年アメリカ)

2016年9月20日 (火)

ある日どこかで

今日紹介するお薦めシネマはラブストーリー。以前「午前十時の映画祭」で上映されていて記事にも書いた作品で、クリストファー・リーブ主演です。

今でこそタイムトラベル恋愛映画はたくさんあって、少し前に見た「きみがぼくを見つけた日」なんかもそうですが、この映画を初めて見た30年近く前には新鮮でした。

今見たらちょっとバカバカしい、タイムトラベルをするために1912年当時の格好をして自己催眠っていう方法も、「どうか会えますように」と主人公と一緒に願ったし、実際会えるシーンではこちらもドキドキしたし。

そもそも、見知らぬ老女に意味深な言葉と共に渡された時計を後生大事に持っていたり、写真の女性に一目惚れして取りつかれたように追い求めたり、もし初めて見たのが今だったら、「ケッ」って言っちゃうかも。

そう考えると、映画を初めて見た時期って大切なんだなと改めて思いました。最初の感動が今も残っているからこそ、今見てもいいと思えるっていうことなんでしょうね。

元祖スーパーマンのイメージが先行するクリストファー・リーブですが、私の中では、この映画や「バチカンの嵐」、脇役だけど「日の名残り」などが印象に残っています。

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2016年9月19日 (月)

第68回エミー賞授賞式

今年も生中継で授賞式を見ました。

最近は一時期に比べて海外ドラマ熱も下がり気味なせいか、授賞式を見ていても若干トーンダウンして見ていた感じです。司会のジミー・キンメルもあまり好きじゃないし・・・。

ただし、マット・デイモンとの掛け合いは面白かったし、冒頭のマギー・スミスのブラックジョークが笑えないなーと思っていたら、ホントに彼女が受賞しちゃったんで、それはそれで結果的に楽しめたかも。

今回、新しい時代だなと実感したのは、レッドカーペットで俳優のSNSを結構紹介していて、みんな授賞式前に写真をアップしてるんだとわかったこと。受賞したタチアナ・マズラニーが、スピーチのメモを紙じゃなくてスマホで見ていたのも新しかったです(逆に、今まで誰もやっていなかったのが不思議)。

数年前から起こってきたネットフリックスやアマゾンといったネットドラマが、すっかりメインストリームとなったのも印象的でしたね。従来の大手ネットワーク局が手を出せなかった題材を取り上げてくれるので、ドラマに幅が広がったなと実感しました。

個人的に注目した作品は、トム・ヒドルストン主演、ヒュー・ローリー共演の「ナイト・マネージャー」。ジョン・ル・カレ原作だそうだし、監督賞を受賞したスザンネ・ビアは、「愛さえあれば」など映画でも活躍するデンマーク出身の監督なので、特に気になりました。

また、「ゴールデン・グローブ賞授賞式」の時にクリスチャン・スレイターが受賞して知ったドラマ「ミスター・ロボット」も、今回、主演のラミ・マレック(「ナイト・ミュージアム」のアクメンラー)まで受賞したので、トライしてみようかと思っています。一話完結じゃなさそうなので見続けられるか自信はないですが・・・。

2016年9月18日 (日)

第三の男

今回のお薦めシネマ特集では、様々なジャンルの映画を紹介しようと思っていますが、今日はこちらの古典的作品を。

オーソン・ウェルズ出演作では、世界的に評価の高い「市民ケーン」よりこっちの方が、私は好きです。
主役はジョセフ・コットンですが、出番の少ないオーソン・ウェルズのがずっと存在感があります。

有名なシタールのテーマ曲が流れる中、主人公マーチンが友人ハリーの死を調べれば調べるほど謎が深まり、先が気になっていくストーリーです。
ハリーを知る人たちが誰も彼も怪しそうで、マーチンだけが正直かつ多少お気楽なのが、対照的だし。

また、暗闇と影の使い方が絶妙で、モノクロ映画だからこそよけい引き立つ映像になっているんだろうと思います。

ラストのロング・ショットも粋ですよね。あの後、主人公はどうしたのかなーなんて考えちゃいました。
久しぶりに見たら、グレアム・グリーンの原作まで読んでみたくなりました。


The Third Man」(1949年イギリス)

2016年9月17日 (土)

アルカトラズからの脱出

シルバーウィークなので、年始以来久方ぶりに、お薦め映画を紹介していこうと思います。
まずは、今ではすっかり監督となったクリント・イーストウッドが、俳優業中心に活躍していた頃の作品です。

よく考えれば、私は結構、脱獄(脱走)ものが好きかも。「ショーシャンクの空に」に始まり、「大脱走」に「パピヨン」、「暴力脱獄」、「手錠のまゝの脱獄」等々・・・。
多分、根気よく脱出口を作る粘りに感心しちゃうし、見事脱出した後の達成感が爽快だからだと思います。

この映画の主人公モーリスは、他の刑務所でも脱獄で鳴らしただけあって、手に入る物を使って工夫したり、看守のごまかし方を心得ていたりと、安心して見ることができました。
とはいえ、いよいよ決行という時にはドキドキ。5回目なので結末はよくわかっていても、18年ぶりに見たので、サスペンス性は十分感じられました。

冷静沈着だけどやる時はやるってモーリスがクールだし、執念勝ちで脱出し、所長へ皮肉のきいたメッセージを残すラストもグッド。
やっぱり実話を基にしているからかな、何度見てもやっぱりいいわー。


Escape from Alcatraz」(1979年アメリカ)

2016年9月16日 (金)

ヒットラー

ロバート・カーライルがヒトラーを演じた、ちょっと前のテレビムービー前後編を見ました。

興味深かったのは、独裁者としてユダヤ人迫害を実行する姿ではなく、彼が権力を手にするまでを描いているところ。結構紆余曲折ありながら、頂点を目指していたことがわかりました。

一時は反逆罪で刑務所にも入った彼が、政治の舞台に復帰できたのは、もちろん彼の綿密な策略もあるのでしょうが、恐慌で経済的に打撃を受けたために、国民の支持を得やすかったというタイミングも追い風になったのかなと思います。

ヒトラーを取り巻く女性たちとの関係は、どこまで真実なのかはわかりませんが、彼の狂気に振り回されて、自ら精神的に追い込まれていくのは、見ていて辛かったです。

最後は、全権を掌握して総統となり、本格的に敵の粛清を行ったところまで。そしてその後の良く知られた展開に繋がっていくのですね。

ヒンデンブルグ大統領役ピーター・オトゥールを始め、脇を固める俳優陣も豪華でした。
私は名前を知らなかったけれど皆実在の人のようで、ヒトラーをサポートするハンフシュテングル夫妻のリーヴ・シュレイバー&ジュリアナ・マルグリース、突撃隊のレーム隊長にピーター・ストーメア、ヒトラーを糾弾する記者ゲーリッヒのマシュー・モディーンらが出演していました。


Hitler: The Rize of Evil」(2003年アメリカ)

2016年9月12日 (月)

ルーツ(2016)

先の1977年版に続き、新版を視聴。本編に先駆けて見た特番で、より時代考証をきちんとした(特にアフリカの場面)と聞いていたので、興味を持って見ました。

確かにオリジナルとの違いは其処此処に感じましたが、現代人の感性にマッチするように改変された設定は、特殊技術の高度化でよりリアルになった映像とあいまって、抵抗なく受け入れることができました。

更には、オリジナルで描かれていなかったストーリー、例えば少女キジーと屋敷のお嬢様との交流や、チキン・ジョージの渡英、南北戦争に参加した時の様子などがあり、新鮮で楽しめました。

また、旧版では白人の主人側俳優はほとんど知らない人たちでしたが、こちらはマシュー・グードにジェームズ・ピュアフォイ、そしてジョナサン・リース・マイヤーズと見知った人たちで、より関心を持てたと思います。


特にジョナサン・リース・マイヤーズは、私が彼を好きなせいもあるけれど(→詳しくはこちら)、オリジナルでトム・リーを演じたチャック・コナーズが、いかにも悪人ってイメージだったのに対し、どうしても憎めませんでした。線も細く、顔立ちもきれいすぎだし・・・。


今回私は、チキン・ジョージの話が一番気に入りました。多分、上述のような新版で取り入れられたストーリーが多かったせいもあると思います。

チキン・ジョージの家族たちが売られた屋敷のナンシー(アンナ・パキン)の役回りも、予想外の展開で衝撃的でした。

オリジナルを見た時のインパクトには及びませんが、こちらも十分感動できるドラマでした。



Roots」(2016年アメリカ)


2016年9月10日 (土)

ルーツ(1977)

約40年ぶりに伝説のドラマがリメイクされ、ヒストリーチャンネルで放送されるのに合わせて、オリジナルの方も集中放送されたので、まずは見逃していた旧版を視聴しました。

1回が2時間半の全4回(元は8話で放送されたらしい)で、1回1回はあっという間でしたが、さすがに1度には見られませんでした。

ビッグバン・セオリー」のシェルドンに教わって顔を覚えた「スター・トレック」のレヴァー・バートンが、このドラマでデビューしたと今回初めて知りましたが、確かに初々しくて可愛らしかったです。

その彼の演じるクンタ・キンテに始まり、娘のキジー、その息子のチキン・ジョージ、そしてその息子たちと、4世代に亘る話が描かれますが、私が気に入ったのはキジーの話。

彼女がいわゆるアメリカ生まれの第1世代なわけですが、父親の自由への夢をしっかり受け継いで、後の世に伝える役割を果たしたからこそ、子や孫もクンタ・キンテの精神を忘れずにいられたのだと思うし。

そして、話を伝えられた何世代か後の子孫が、原作者のアレックス・ヘイリーだと知って、おおー!と思いました。何でクンタ・キンテに注目したのか、最初は疑問だったんですよね。

ようやく自由を勝ち取った最後は、やっぱり感動。4世代の歴史を見て、いまだに差別が根深い事情を何となく理解できた気がしました。


Roots」(1977年アメリカ)

2016年9月 9日 (金)

アンフォゲッタブル ファイナル

今シーズンはエリオットも抜けて興味半減でしたが、それでもシリーズ終了となると、少し寂しいです。

最初の2話ではゲスト出演で顔を出していたエリオットが栄転になり、代わりにやってきたのがルッソ警部。演じるは「天使にラブソングを」のキャシー・ナジミー。懐かしー!
バーンズとは以前一緒に働いていたらしく、何やらいわくあり気でしたが、第12話で詳細が明かされました。

また、前シーズンの終わりにちらっと出てきたキャリーの夫(詳細はこちら)が、本格的に登場しました。キャリーとは数週間だけ結婚生活を送ったまま離婚していないという設定だったのですが、離婚成立後もまた出て、しかもキャリーがまんざらでもない風だったのが、えーっ!て感じ。

何度も打ち切りの危機があったドラマなので、視聴率稼ぎにドラマチックな展開を模索したのかもしれませんが、さすがにキャリーの二股はどうかと・・・。

その作戦がうまくいかなかった証拠に(?)、3度目の正直で今度こそファイナルとなりました。
最終話は事件自体もイマイチだったし、エンディングもきれいに完結したとは言えなかったので残念でした。


Unforgettable」(2015~2016年アメリカ)

2016年9月 4日 (日)

マダム・マロリーと魔法のスパイス

邦題を見るとマダム・マロリーが主役のようですが、中心はマロリーのフランス料理店で働くインド人ハッサンです。

ハッサンがインド料理店(その名も「メゾン・ムンバイ」coldsweats01)を出て、向かいのマダム・マロリーの店に移る時に、道路を渡るだけなのに家族と今生の別れみたいで、これが原題の意味なんでしょうね。
確かにこの「旅」がきっかけで料理の道をまい進することになったので、ハッサンの人生を象徴するタイトルだなと思いました。

ハッサンのパパとマダム・マロリーの対決も面白くて、間に入った町長(「仕立屋の恋」「マルセイユの決着」のミシェル・ブラン)が可哀想でしたが、笑えました。

ところで、「シェフ 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ」にも出てきた分子料理って何なのでしょうか。見た目それほど良さそうにも思えないけれど、斬新な創作料理ということでもてはやされているんですかね・・・。
ハッサンの料理も、ある意味その範疇なのかも(だからこそ引き抜きにあったのかも)しれませんが。

また、料理人は皆、たとえ自国の料理を作る人でも、やっぱりフランス料理に憧れというか魅力を感じるのかな、とも思いました。
ハッサンがインド料理に急場しのぎとはいえワインを使ったり、逆にフランス料理にインドのスパイスを使ったり、この映画はフィクションですが、料理の世界もやっぱりユニバーサルになっていくのかなと考えたりもしました。


The Hundred-Foot Journey」(2014年インド・アラブ首長国連邦・アメリカ)

2016年9月 3日 (土)

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所

クロエ・グレース・モレッツ主演のラブストーリーです。

最初は、少女が不治の病ながらも男の子との愛を育むっていう「17歳のエンディングノート」的な話かなと思っていましたが、こちらは事故で昏睡となり幽体離脱した主人公ミアが、過去を回想するというものでした。

回想の中心はアダムとの恋愛ですが、若い二人の出会いも、別れることになったいきさつも自然で、すんなり受け入れられました。
そして、家族を失い絶望するミアの心情も、とても理解できました。もし昏睡状態にいながら、こんな風に状況を把握していたとしたら、生きる気力を失くすのもよくわかります。

結末は予測していたけれど、ラストへの持っていき方だけは、出来すぎというかちょっと微妙でした。まあ、これぐらいならOKですけれど。

ミアのおじいちゃん役のステイシー・キーチ(「NCIS:ニューオーリンズ」)が、味わいがあってグッドでしたね。
また、両親の友人がローレン・リー・スミスで、「リスナー」が終わって以来だったので、久しぶりな感じがしました。

それにしても、クロエ・グレース・モレッツ、可愛すぎっ!


If I Stay」(2014年アメリカ)

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