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2016年7月31日 (日)

第9地区

ただのエイリアン映画だと思っていたら、想定外に面白かったです。

まず、そもそもの設定が異例。普通は、地球に敵対的襲撃をかけてくる(「インデペンデンス・デイ」「宇宙戦争」など)か、友好的共存を図ろうとする(「コクーン」「未知との遭遇」など)かのどちらかだと思うのですが、エイリアンが栄養失調の難民として地球人に救助されるなんて!

南アフリカ出身のニール・ブロムカンプ監督が、母国のアパルトヘイトを風刺したとのことですが、私は昨今の移民問題そのまんまだなと思いました。
ほとんどは平和的でごく普通の人(エイリアン)なのに、犯罪が多発したせいで、彼ら全体に非があると反発し退去を求めるグループと、人権(エイリアン権?)を守ろうとするグループがいて。

ドキュメンタリー形式なのも妙なリアルさを感じたし、一方で、エイリアンのエビみたいな体型(私はむしろバッタを連想した)から、なぜかキャットフード好きという笑えるシチュエーションも。

とにかく話がどんどん予想していない方向に進んでいって、こんなストーリーを創作したなんてホントにすごいと思いました。
後半は一転、アクションでハラハラ・ドキドキしたし、風刺とか難しいことを考えずとも、単純に楽しめる作品だと思います。

ラストも、ハッピーエンドとかアンハッピーエンドということではなく、あくまで実録風なのがグッドでした。


District 9」(2009年アメリカ・ニュージーランド)

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コメント

ようさん、コレは・・・
「ラストに泣けるから、二度と見ないぞ」映画、指定です(笑)

本当に、
見る人によってラストの解釈は、変わるかと。
私は、もうストレートに「泣きッ」となってしまって・・・
こういう描写、ツボなんですよ・・・フェ~ン。

と、意外に(笑)泣き虫なリィンで御座いました。

リィンさん、こんにちは。
ラストに泣いたんですね!
私はそこまでの感動はありませんでしたが、
かなり面白かったので、逆に何度か見返したい映画でした。
でも、人によっては、すごくつまらないという感想を持つらしく、
見る人を選ぶ作品なんだなと思いました。

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