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2016年7月12日 (火)

ターナー、光に愛を求めて

公開時に気になっていた、画家ターナーの伝記映画です。

最近の伝記映画はほんの一時期だけに焦点を当てたものがはやり(「マリリン 7日間の恋」「リンカーン」「グレース・オブ・モナコ」「スティーブ・ジョブズ」など)ですが、こちらもそうかと思っていたら、後半生をじっくりと描いていました。

とはいえ、画家にしては珍しく生前から十二分に評価されたターナーの、名声を得てからの話で、特に何か大きな出来事があるわけでもなく、日々の生活を切り取って淡々と見せているだけのようでした。

人生の局面としては、ずっと彼を支えてくれていた父親の死と、宿屋を営むソフィアとの出会いがありますが、それでさえドラマチックに見せるわけでもなく、いつも無表情で不愛想にも見えるターナーはほとんど感情を表すこともありませんでした。

だからこそ、表情がかろうじて読み取れるかどうかの微妙な演技が要求され、結果的に主役のティモシー・スポールはカンヌで男優賞を受賞したのかなと思いました。

私自身は、公開時にキャスティングを聞いて、「ハリー・ポッター」シリーズや「魔法にかけられて」などおトボケ演技の多い彼ではイメージ違うなーと思ったのが抜け切れず、どうしても好意的に見られませんでした。

ターナーが招待された上流階級の屋敷の宴で、下手なクラリネットを吹いていたのは、「グランチェスター」のジェームズ・ノートンでした!


Mr. Turner」(2014年イギリス)

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