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2016年4月24日 (日)

プリズナーズ

友人夫婦の家で感謝祭を過ごしていたケラーの家族。気づくと両家の娘たちの姿が見えません。警察による捜索が開始され、ケラーの長男が見た怪しいRV車がほどなく見つかります。しかし、車にいたアレックスは知能障害があり、犯人ではないと判断され釈放されます。それでもケラーはアレックスが犯人に違いないと信じ、強硬手段に出ます。


娘が連れ去られる話と知っていたので、少女が車のところで遊ぼうとしかけて、兄に引き留められるシーンから、もうドキドキでした。

子供の誘拐をテーマにした映画やドラマはたくさんあるので、父親の狂気に焦点を当てたのでしょうか。
でも、なかなか見つからなくてフラストレーションの末なのかと思ったら、一日目から結構息巻いていましたね。最初に浮かんだ容疑者がすぐに釈放されるのでショックだったのかもしれませんが・・・。


ケラーと対照的に、捜査責任者のロキ刑事は冷静でしたが、常にそういう人なのではなく、捜査線上に浮かんだ小児性愛者たちには乱暴だったし、熱血漢の要素もありました。つまりは被害者家族の対応だったわけで、その使い分けの様子からもロキが有能な刑事であるとみて取れました。

友人夫婦のフランクリンとナンシーは、ケラーの行き過ぎを認めながらも止めはしないスタンスで、自分たちも娘を取り戻したい心理がよくわかりました。
それに、ケラーの妻グレイスが、連れ去りではなく家出であってほしいと願う気持ちも。

後半は事件の展開が読めましたが、そのおかげでサスペンス過ぎの苦手な私は、安心して見ることができました。
ラストも全部見せなかったけれど、その後のことが容易に想像できる結末だったのでOKです。

ロキ刑事にはジェイク・ギレンホール(「ラブ&ドラッグ」)。ケラー役のヒュー・ジャックマン(「ファウンテン」)とその妻マリア・ベロ(「サード・パーソン」)。友人夫婦のヴィオラ・デイヴィス(「殺人を無罪にする方法」)とテレンス・ハワード(「大統領の執事の涙」)。IQの低い容疑者アレックス役にポール・ダノ(「それでも夜は明ける」)、彼の伯母にメリッサ・レオ(「エンド・オブ・ホワイトハウス」)。

監督は、最新作「ボーダーライン」が日本公開されたばかりのドゥニ・ヴィルヌーヴです。

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コメント

ようさん、こんにちは。
この映画、見ましたよ~。ヒュー・ジャックマン、お気に入りです!
娘が誘拐されたら・・・と怖いお話ですが・・・父親が怖い(笑)
まるで凶悪犯そのもの!って描写でしたね。私は好きですが(笑)
ラストも、仄めかし・・・ですし、それも私的にGood!で御座いますよ。
父親に焦点、ですが、友人夫婦も見せてくれましたよね。
彼らが、観客を冷静に=狂気の父親に引っ張られないような役割だったと思います。

リィンさん、今晩は。
ヒュー・ジャックマンがお好きなんですね!
そうですね、友人夫婦の方が、より共感できる立場だった気がします。
とはいえ、実際にそんな状況になってみたら、
冷静に判断できるかどうかわかりませんけれどね。
さすがに容疑者を閉じ込めて拷問したりはしませんが・・・。

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