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2016年3月 5日 (土)

ブルージャスミン

俳優ウディ・アレンを見た後は、監督ウディ・アレンを見たくなり、こちらを視聴しました。

夫のハルが不動産詐欺で逮捕され、大金持ちの生活から一転、一文無しになってしまったジャスミン。妹ジンジャーの家にやっかいになりますが、ジンジャーの元夫オーギーや、現恋人のチリともモメてばかり。しかし、ジンジャーの勧めでバイトを始め、インテリアデザイナーの勉強にも取り組み始めます。


ジャスミンは確かに非常識なところもあるけれど、意外に同情したくなるキャラクターでした。あまりに住む世界が違い過ぎて庶民の生活を忘れているだけだったし、周囲の人の嫌味な発言がグサグサ刺さって、防衛本能で態度が悪くなっているのかなと思えたし。


だからってもちろん、せっかくパーティで出会ったドワイトにウソをついちゃうのはどうかと思いますけれどね。自分をよく見せたい気持ちはわからなくはない上、予想外にトントン拍子に話が進んで引き返せなくなっちゃったんでしょうが。
過去の栄光にすがって、今の自分を受け入れられず現実逃避している姿は、立場は違えど、ちょっと「ヤング≒アダルト」を思い起こしました。

妹の家に居候している現在と交互に、ハルと豪勢な暮らしをしていた過去も回想シーンとして出てきますが、ラストで明らかになった真実にビックリしました。実はしたたかな女の意地を見せつけられた思いです。そしてジャスミンが、その後どんな風に生きていくのか、先が非常に気になりました。

近年のアレン作品は登場人物がけっこう多く、ロバート・アルトマンの群像劇を思わせるオールスター・キャストですが、皆、彼の作品なら端役でも出たいと思うんでしょうね。

これでアカデミー賞を受賞のジャスミン役ケイト・ブランシェット(「キャロル」)の他、妹ジンジャーにサリー・ホーキンス(私の好きなルパート・ペンリー=ジョーンズ版「説得」のアン)、ハルにはアレック・ボールドウィン(同じくアレン作品の「ローマでアモーレ」にも出)。
オーギーのアンドリュー・ダイス・クレイ(「アントラージュ」)に、チリのボビー・カナヴェイルに、ジンジャーがデートするアル役ルイス・C・K。

そしてドワイトは、私が結構好きなピーター・サースガード(「グリーン・ランタン」)でしたが、ロン毛の髪型がイマイチで、彼は短髪のがいいかも、と思いました。

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