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2016年3月13日 (日)

オン・ザ・ロード

青春映画とロードムービーという私の好きな2大ジャンルの組み合わせで、やはり外れはありませんでした!

ニューヨークに住む若き作家のサルは、友人の紹介でデンバー出身のディーンと、その若妻メリールウに出会います。ディーンにすっかり魅了されたサルは、デンバーに戻った彼に会いに、初めてニューヨークを出て大陸横断の旅に出ます。


戦後まもない1947年が舞台とは思っていませんでしたが、この時代だからこそ、喪失感を持った若者が何かを模索しようとする姿を、現実的な設定として描くことができたのだろうと思いました。


ディーンは、ワルっぽいのにプルーストを読んだりする文学的な側面もあり、男からも女からも魅力的なのが納得できました。
演じるギャレット・ヘドランドは、「トロン:レガシー」の時には全く興味がなかったけれど、ここでは私も目が離せませんでした。

一方のサルは、作家といいつつ青春真っ盛りの若者ってだけでしたが、最初はお父さんが死んで泣いていたのに、いろんな人生経験を積んで、たくましくなっていく様子が頼もしかったです。

唯一作家だなーと感じたのは、お金がなくて紙が買えなくても、ゴミ箱を漁って拾った包み紙に書いていたところ。また、退廃的な雰囲気の作家生活が、以前見たブコウスキー原作の「酔いどれ詩人になるまえに」を思い出しました。

ラストは想像と違っていて、実はあまりよくわかりませんでしたが、この時代に当てもなく車やバスで大陸横断を何往復もするうちに培った絆なんだろうなとは思えました。

予想外の豪華な俳優陣にも驚きました。クラブのミュージシャン役でテレンス・ハワードがちょこっと出てきた時点で、旅の途中で出会う人たちに名だたる俳優が出てくるかもと、期待し始めましたが。

ディーンの若妻メリールウにクリステン・スチュワート。彼女と別れて次に結婚するカミールにキルスティン・ダンスト。ディーンの友人エドの奥さんにエリザベス・モス。彼女がやっかいになる家のブル・リー役ヴィゴ・モーテンセンとその妻エイミー・アダムス。

金欠のサルとディーンがヒッチハイクする車のドライバーにスティーブ・ブシェミ。しかも、思わず「すごいな」と言ってしまったシーンもあり。
サルを演じるサム・ライリーは、「タイタニック」の時のディカプリオを思わせる風貌でした。

監督は、やはり青春映画+ロードムービーが最高で大好きな「モーターサイクル・ダイアリーズ」のウォルター・サレスです。

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