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2016年3月 6日 (日)

新米刑事モース

以前Wowowで放送していた時は関心がなかったのですが、最近「主任警部モース」や「ルイス警部」を次々と見ているうちに、こちらの前日譚も気になり始め、今回イマジカで放映された機会に見てみました。

カーシャル・ニュータウン警察の巡査モースは、辞職を考えていた時に、人員不足のオックスフォード警察の捜査に駆り出されます。学生時代をオックスフォードで過ごしたモースは土地勘もあって、聞き込みをするうちに有力な情報をつかみますが、警部補のサーズディは、モースの視点を取り合ってくれません。


私は「主任警部モース」では、モースよりルイスの方が気に入っていましたが、こちらのモースは好きになりました。年配モースより我が道を行く感じで、推理も鋭い気がします。

学生時代に恋愛で痛手を受けたのが尾を引いているようで、独身を謳歌していた年配モースと対照的。若さと経験不足(死体を見て気絶している)で至らない所も多いのが、かえって魅力を感じるのかもしれません。

とはいえ、その後のモースを想定したジャガー好きや飲酒好き(第1話でそれまでの禁酒をやめた)、パズル好き(軍で暗号解読をしていた)、オペラ好き(すでにコーラスに参加)など、随所に色々な接点が散りばめられていて、見つける度に嬉しくなります。

物悲しいエンディングテーマ曲もそのまま。1話目のラストで、サーズディが「20年後の自分を想像してみろ」と言ってオックスフォード警察に残るよう誘う時に、バックミラーにちらっと映ったモースが、ジョン・ソウの年配モースで、そのままエンディングテーマに突入した時には、もう泣きました。

第5話ではモースが脚を撃たれてしまいましたが、年取ってから季節の変わり目に痛みが出るかもと言われていましたよね。でも、年配モースにそんなシーンがあった記憶がありません。まだ途中までしか見ていないから、これから出てくるのかも。

このシーズン最終話で思いましたが、銃社会のアメリカの刑事ドラマと異なり、イギリスでは淡々と捜査していますよね。オックスフォードが舞台のせいもあってか、現代が設定の「ルイス警部」でも、刑事が銃撃戦に巻き込まれることはほとんどありません。
本ドラマは更に古い60年代後半の時代設定なので、DNAの証拠もなく、刑事の足と勘を頼りに捜査するので、モースのような鋭い推理力がよけい活かされている気がします。

それに、サーズディは「犯罪捜査官アナ・トラヴィス」のラングトンみたいで頼れる上司って感じだし、制服警官好きの私は、モースに協力するストレンジがモース以上にお気に入りだし、年配「モース」の初代検視官マックスも若い姿で登場するし、何だかんだでこのドラマにハマってきました。
いつも「モース」とだけ呼ばれてなかなか明かされなかったファースト・ネーム「エンデバー」が、このドラマの原題となっているのも粋です。

この後、Wowowで新シーズンも放送されるようなので、楽しみにしています。

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