2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

マイベスト2015

マイベスト2014

« 2016年 新年の抱負 | トップページ | 十二人の怒れる男 »

2016年1月 2日 (土)

レベッカ

今年も年始は、私の「お薦めシネマ」トップ200より、上位作品を紹介します。まずは第7位のクラシック映画です。

モンテカルロで富豪の夫人に同行していたキャロラインは、断崖の端に立っていた英国紳士マキシム・ド・ウィンターに声を掛けます。その後ホテルで再会した2人は、一緒に出掛けるようになり、マキシムは彼女に結婚を申し込みます。

キャロラインがマキシムと共に彼の屋敷マンダレーにやって来ると、そこには1年前に亡くなった前妻レベッカの思い出が一杯。しかも、レベッカを慕っていた家政婦のダンバース夫人がキャロラインに辛く当たり、彼女は精神的に追い詰められます。


ヒッチコックがアメリカに渡って撮った最初の作品だそうで、名プロデューサーであるデビッド・O・セルズニックの、アカデミー賞作品賞も受賞した名作。

私もヒッチコック作品で一番好きな映画で(映画「ヒッチコック」の記事でも言及)、ダフネ・デュ・モーリアの原作も読みました。

前半はすごい心理サスペンスで、気弱なキャロラインが怖ーいダンバース夫人にビクビクする様子には、「もっときっぱりした態度を取れば、ダンバースになめられないのに」と思ったりもしたけれど、実際に面と向かったら、そうはいかないんでしょうね。

それに、そんな優しく謙虚なキャロラインだからマキシムは魅かれたのでしょうし、過去を封印したくて語らないマキシムと、レベッカと自分を比較して思い悩むキャロライン、そして元凶のダンバースと、この3つが組み合わさって、どんどん悪い方向に転がってしまったのでしょう。

後半は一転、より現実的なサスペンスとなり、私としては、心理サスペンスより若干気楽に見ることができました。とはいえ、裁判とそれに続いて明らかになる事実も、十分意外で楽しめます。

キャロラインを演じるのは、本当に「美しい」の一言のジョーン・フォンテーン。マキシム役ローレンス・オリヴィエは「完璧」。でもやっぱり一番は、ジュディス・アンダーソン演じるダンバース夫人の恐ろしすぎるあの表情です!

« 2016年 新年の抱負 | トップページ | 十二人の怒れる男 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/570808/62956967

この記事へのトラックバック一覧です: レベッカ:

« 2016年 新年の抱負 | トップページ | 十二人の怒れる男 »