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2015年12月20日 (日)

鑑定士と顔のない依頼人

美術オークションも主宰する鑑定士のヴァージル・オールドマンは、あちこちから古い絵画や家具の鑑定を頼まれますが、ある時、クレア・イベットソンと名乗る女性から、両親の遺した美術品の鑑定を依頼されます。
しかし、屋敷を訪ねても管理人のフレッドがいるだけで、彼女自身は事故や急用を理由に現れません。次第に焦れてきたオールドマンでしたが、電話口の向こうに聞こえる物音から、彼女が屋敷内に潜んでいると気づきます。


クレアがなかなか姿を現さないのはなぜなのか、謎めいた設定にすっかり魅了されました。病気か何かで顔が異常に醜くなってしまっているのを苦にしているのかなとか。
オールドマンが屋敷で拾った古い歯車を知り合いの機械工ロバートに見せたら、機械人形オートマタの部品とわかったことから、実は精巧な人形なのでは?とまで考えましたbleah

でも実際はごく普通の若い女性で、広場恐怖症だったのでした。

そして、意外に早くクレアがオールドマンの前に姿を現したので、謎への魅了が失われてしまい、逆に先が読めてしまいました。しかも、予想はしていたものの、それではあまりに恐ろし過ぎるので、あってほしくないと心のどこかで思っていた展開で・・・。

ただ、オールドマンがクレアに魅かれた理由はよくわかりました。
最初の方で、彼が密かに収集していたコレクションが、肖像画ばかりなのはなぜかと思っていたのですが、人間嫌いで独身を通してきた彼でも、やはり独りではいたくないという潜在的願望があり、肖像画に囲まれることで安心できたのでしょう。
なので、同様に孤独を抱えるクレアを知った時に、急速に彼女に対する思いが膨らんでしまったのだろうと思いました。

オールドマン役は、「英国王のスピーチ」などのジェフリー・ラッシュ。オールドマンの秘密の収集を助けるビリーにドナルド・サザーランド(「ハンガー・ゲーム」)。屋敷の管理人フレッドにフィリップ・ジャクソン(「刑事フォイル」)。
また、オールドマンが恋愛指南を受けるモテ男ロバートは本当に魅力的で、演じるジム・スタージェス(「ワン・デイ」「ウェイバック」)は一気に注目です。

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