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2015年8月23日 (日)

フューリー

さすがに「戦後70年特集」も飽きてきた気もしますが、あと一週間がんばります。

1945年4月。連合軍が欧州に上陸しドイツに進軍した後も、ナチスの必死の抵抗にあい、装備で負ける米軍は苦戦を強いられていました。軍曹のドン率いる小隊も、仲間を次々と失っていましたが、部下のバイブルやゴルド、クーンアスは、ドンを信頼して従っています。
しかし、亡くなったメンバーのレッドの代わりに来たノーマンは、入隊したばかりでドイツ兵を殺すこともできない役立たずでした。


装甲車部隊を中心にした映画を見ること自体が初めてだったせいもあるでしょうが、勝手に無敵と思い込んでいた戦車が次々やられてビックリしました。

というより、指揮官が頭を出している時点で「それは狙われるでしょう」と思ってしまったのですが。昔の戦車はそうだったの? ドイツ軍は頭を出していなかったので、その分技術が進んでいたということなのでしょうか?

ドンの指示が的確だというのもあるでしょうが、1人だけ頭を出していても平気なのが映画だなーという感じで、他の戦車は案外あっさり燃えたり、上部が取れて無防備になったりしていました。

とはいえ、戦闘シーンは迫力で、ハラハラしながら見ていました。ドンは根っからの兵士って風体で、最後の一台になっても任務を全うして戦い抜こうという心意気がすごいですね。クライマックスでも、多勢に無勢の中、効率的な砲撃・射撃で戦う姿に感心しました。

若いノーマンが鍛えられて、成長する様子も見ものでしたね。そもそも、入隊後8週間で最前線に派遣され、戦車に入ったこともないのにいきなり副操縦手にさせられるところに、それほど戦況がひっ迫していたんだろうかと考えさせられました。ドイツが降伏するまであとちょっとだったのに。

ラストはさすがに息を詰めて見ていたけれど、たくましくなったノーマンが嬉しくもある反面、彼の純粋な心を奪ってしまった戦争のむごさが辛くもありました。

ドン役はもちろんこの人、製作も兼務しているブラピ。ゴルドにはマイケル・ペーニャ(「L.A.ギャングストーリー」)。ドンの軍曹仲間にブラッド・ウィリアム・ヘンケ(「スティーブ・ジョブズ」)。中隊の司令官の大佐にジェイソン・アイザックス(「善き人」)。スコット・イーストウッド(「人生の特等席」)はあっという間に死んじゃいました?

いつも聖書を引用するバイブルというあだ名のシャイア・ラブーフ(「ウォール・ストリート」「トランスフォーマー」)は、最近はメディアお騒がせのイメージが強いけれど、スピルバーグが見込んだ(?)だけあって、このユニークな役をなかなか魅力的に演じていました。

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