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2015年8月15日 (土)

ウェイバック -脱出6500km-

共産党やソ連を批判したとして、シベリアの収容所送りになったポーランド人のヤヌシュ。そこで出会ったロシア人のカバロフから脱出ルートがあると聞いた彼は、ある吹雪の日に脱出を決行します。同行したのは、アメリカ人のミスター・スミスやロシア人の犯罪者ヴァルカなど、総勢7人のメンバーでした。必死で逃げる7人に、寒さや飢えが立ちはだかります。


実話に基づくということでしたが、エンド・クレジットには「based on」ではなく「inspired by」となっていたので、かなり脚色されているのでしょうか? でも、シベリアから山越えして逃げ切った人たちがいたのは事実なんですよね。

それにしても、いくら自由を求めるためとはいえ、過酷の一言に尽きました。

最初はシベリアから湖を回って国境まで1000キロということだったのに、どこで副題にある6500キロになっちゃうのかと思ったら、やっと着いた国境先のモンゴルが共産主義に支配されていて、更に先のチベットからインドまで行かなくてはならなかったということなんですね。

しかも、シベリアで寒さや飢えを乗り切ったと思ったら、今度は砂漠で暑さや渇きとの戦い。そして、1人、また1人と仲間を失っていく辛さ...。
そんな中、ミスター・スミスまで倒れた時にはキャー!と思ったけれど、ヤヌシュは最後まで彼を見捨てませんでしたね。

とうとうチベットに到着した時には、私も「やったね!」と嬉しくなりました。そしてようやく最終目的地のインドに着き、彼らと一緒に私も笑顔になりました。

主人公ヤヌシュには、「ワン・ディ」のジム・スタージェス。ミスター・スミスのエド・ハリス(「ゴーン・ベイビー・ゴーン」)。ちょいワルがお似合いのヴァルカ役コリン・ファレル(「トータル・リコール」)に、最初の方しかでなくてガッカリのカバロフ役マーク・ストロング(「イミテーション・ゲーム」)。
そして、旅の途中で出会って同行する少女イリーナのシアーシャ・ローナン(「グランド・ブダペスト・ホテル」)。

監督は、「刑事ジョン・ブック」や「いまを生きる」、「マスター・アンド・コマンダー」など、私の大好きな作品も多い、オーストラリア出身のピーター・ウィアーです。

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