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2015年6月 2日 (火)

少年と自転車

すっかり毎年恒例になった6月の「フランス映画月間」。今年も、月末のフランス映画祭までの間、自宅でフランス映画三昧したいと思います。
1本目は、今月映画館で最新作「サンドラの週末」を見たいと思っている、ダルデンヌ兄弟監督作です。

児童養護施設に預けられている少年シリルは、父親が自分を施設に残して引っ越してしまったと知り、ショックを受けます。自宅のあったマンションを訪れた彼は、1階にある診療所でサマンサと知り合いますが、父親が売ってしまったシリルの自転車を彼女が買い戻してくれたことから、シリルはサマンサに週末だけの里親になってほしいと頼みます。


監督の2人はもういい年(失礼!)なのに、私がフランス滞在中に見た「イゴールの約束」やカンヌ初受賞作「ロゼッタ」から本作に至るまで、少年・少女を描くのがうまいなぁとホント思います。


父親に捨てられた事実を受け入れられずに探し回る少年が、見ていて痛々しかったのですが、それ以上に、シリルを里親として迎えるサマンサが、彼の心を何とか開いて傷を癒そうとする健気な姿にも感動しました。ようやくちょっとだけ笑顔を見せた少年に、私も笑ったと同時に涙が出そうになりました。

でも、探し回った挙句にようやく会えたパパがジェレミー・レニエだった時には、「え? 彼がパパなの? シリルはもしや『ある子供』の時の子?」と思ってしまいましたhappy01

ラストは思わず息を詰めて見てしまったけれど、何事もなかったかのような終わり方が若干拍子抜けであると同時に、面白くもありました。
このエンディングも含め、全編にわたる雰囲気や撮影の仕方も、自然な生活の様子をそのまま切り取った風なのが味わい深くて、監督のこの特徴的な作風が大好きです。

献身的なサマンサを演じるのは、「ヒアアフター」のセシル・ドゥ・フランス。上述のジェレミー・レニエ(「最後のマイ・ウェイ」)と、シリルが父親を探して立ち寄るカフェバーのオヤジでちらっと登場のオリヴィエ・グルメ(「息子のまなざし」)は、ダルデンヌ作品の常連です。

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コメント

ようさん、こんにちは。
6月は自然とフランス月間になるのわかります!
仏祭のチケットはゲットしましたか?
最近は仏祭もあまり人気ないから・・・と甘く見ていたら、
オゾンの新作は売り切れてました;
一応、売り切れてた時のために第二希望を考えておいてよかったです。
まぁ、オゾンのは配給決まってるからいいかなぁ~なって前向きに★
あっ、少年と自転車と全然関係ない話ですいません;

うわさん、今晩は。

確かに最近は公開予定のたっている映画が多くなってきて、
「この時しか見られない」感がなくなったせいか、
一時期ほどの熱気はないかもしれませんが、
俳優や監督のトークショーもありますしね。

うわさんはオゾン作品が一番狙いだったんですね。
私は何とかチケットをゲットしましたので、
見たらネタバレしない程度に感想をアップさせていただきます☆

ここでしか観られない!感がなくなってしまったのはちょっと寂しいですよね。とは言っても、ここで見逃したら、あとで見れるや~というホッと感もあるけれど・・・ティーチインは毎年濃くて楽しみですね。一度、思い切って質問しちゃったことありました(^-^)
オゾンゲットされたのですね!ネタバレでも楽しめちゃうタイプの人間なので、ネタバレでもOKですよ★
私はチャップリン~を見るので、気が向いたら(笑)感想書きます。

うわさん、仏祭で質問したことがあるんですね、すごい! 
私は勇気が出ませんが、みなさんの質問になるほどと思ったり、
自分も気になってたとこを質問してくれると喜んだりしながら聞いています。
私は、今回の上映作品中では、以前見た「預言者」で注目したレダ・カテブが出ている
「夜、アルベルティーヌ」が一番気になっています。

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