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2015年6月

2015年6月29日 (月)

チャップリンからの贈りもの

フランス映画祭最終日は、こちらの作品を見ました。

オスマンは、病気で入院中の妻を支えながら娘のサミラと暮らしています。悪友のエディが出所してきて、オスマン家の裏庭にあるトレーラーに居候することになりますが、盗っ人のエディがどこからか調達してきたテレビを3人で見ていたところ、チャールズ・チャップリン死去のニュースが流れます。
エディはオスマンに、チャップリンの墓から棺を盗んで身代金を取ろうと持ち掛け、最初は反対するオスマンでしたが、妻の治療費がかさみ、とうとう計画に乗ることにします。


もっと大笑いするタイプのコメディかと思っていましたが、どちらかというと、ペーソスあふれる作風でした。でもそれは、チャップリン映画の音楽や映像が、其処此処に散りばめられていたせいもあるのでしょうね。

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2015年6月28日 (日)

愛する者よ、列車に乗れ

今月最後のお薦めフレンチシネマは、フランス人俳優豪華競演のこちらの作品です。

芸術家のジャン=バチストが亡くなり、葬儀に参列するため家族や友人たちがリモージュへと向かいます。ゲイのカップルのフランソワとルイや、離婚を目前にしたジャン=マリとクレールの夫婦らが同じ列車に乗り合わせ、リモージュではジャン=バチストの双子の弟でジャン=マリの父リュシアンと、性転換したヴィヴィアンヌが合流します。


いかにもフランス映画って感じの群像劇で、それぞれが個性的ながらもすごくリアル。日本はともかくフランス社会なら絶対いそうな人たちです。いろいろな秘密や事情を抱えながら、彼らが一つ列車で向かうロードムービー的なところが好きです。

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夜、アルベルティーヌ

フランス映画祭4本目は、実話に基づくこちらの作品。

1957年。宝石店への強盗で刑務所に投獄されたアルベルティーヌが、脱獄に成功します。塀から飛び降りる時に足首を骨折し、動けなくなったところをジュリアンに助けてもらった彼女は、彼を愛するようになります。しかし、やはり追われる身の彼とは、なかなか会うこともできません。アルベルティーヌは街娼となって生活費を稼ぎながら、彼に会える日を心待ちにします。


冒頭の、雨の降りしきる中での脱獄シーンから、すっかり引き込まれました。モノクロの映像がダークなトーンにマッチして、アルジェリア戦争前夜の時代背景と併せ、すごく雰囲気が出ていました。

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2015年6月27日 (土)

彼は秘密の女ともだち

フランス映画祭3本目です。

幼なじみで大親友のローラとクレールは、一緒に出かけたクラブで同時に出会ったダヴィッドとジルとそれぞれ結婚します。クレールは、ローラとダヴィッドの間に生まれたリュシーの名付け親になりますが、ほどなくローラが病気で他界。リュシーとダヴィッドを見守ると約束したクレールが、喪中のダヴィッド宅を訪問したところ、女装でリュシーをあやす彼を発見します。
最初は抵抗を覚えるクレールでしたが、女装のダヴィッドをヴィルジニアと名付け、女友達として一緒にショッピングに行くようになります。


クレールがヴィルジニアを新しい女友だちとして比較的すぐに受け入れたのは、親しかったローラを失ったその穴埋めとして、やはりローラのことをよく知っていて、失った悲しみを共有できる彼がちょうど良かったのでしょうね。

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ボヴァリー夫人とパン屋

フランス映画祭2本目はこちら。

ノルマンディーの小さな村でパン屋を営むマルタンは、向かいに引っ越してきた若いイギリス人夫婦の名前がチャーリーとジェマ・ボヴァリーと聞いて、フロベールの小説に出てくるシャルルとエマ・ボヴァリーに重ね合わせます。
ジェマのことが気になるマルタンが様子を伺っていると、彼女はまさにボヴァリー夫人のように、田舎暮らしの退屈さを、エルヴェとの情事で紛らわせ始めたようでした。


フランスが誇るギュスタヴ・フロベールの「ボヴァリー夫人」を下敷きにした、なかなか面白い話でした。原作がイギリス人の手によるからか、主要人物としてイギリス人が何人も出てくるので、半分くらい英語の会話でしたが。

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ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲

いよいよ始まりました、フランス映画祭。一本目はこちらのコメディを見ました。

ロワール地方に住む典型的なカトリック教徒でブルジョワ家庭のクロードは、4人娘の上3人がそれぞれアラブ人、ユダヤ人、中国人と結婚し、せめて末娘のロールだけはカトリック教徒に嫁がせたいと願っています。しかし、結婚相手としてロールが連れてきたのは、カトリック教徒でシャルルという名前ですがアフリカ人でした。


多民族国家のフランスならではの作品ですよね。アメリカなどと異なり、フランスには白人と黒人のカップルが普通にいるので、問題なく受け入れられているように思っていたけれど、パリのような都会ではなくクロードがいるような田舎では、やっぱりまだまだ保守的なのでしょうか?

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2015年6月26日 (金)

救命医ハンク シーズン6

こちらは第6シーズンが終了です。

前回記事(→こちら)以降を振り返ると、まず第5シーズンでの大きな出来事は、ジェレマイアがハンク・メドに正式参入してレギュラー入りしたこと。逆に私のお気に入りボリスは、時々出るだけになってしまいました。

このシーズンは、ディヴィヤが念願の妊娠に成功したのは良かったのだけれど、エヴァンが無理やり町議に立候補したり、ハンクが薬物依存に苦しんでいるようなのも嫌だったし、実はあまり面白くなかったんですよね。

でも、とりあえず見続けたら、今シーズンは少し面白みが回復しました。

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2015年6月25日 (木)

キャシーのbig C

フランス月間中ですが、第1シーズンが終了したので、こちらのドラマについての記事を。

末期ガンを宣告された教師のキャシー。余生を充実して送ろうと、何も知らせないまま夫のポールを家から追い出し、ティーンエイジャーの息子アダムと2人暮らしを始めます。
庭にプールを作ろうとしたら、向かいに住む老女マーリーンの反対にあい、口論に。でも、それがきっかけで、夫に先立たれて寂しい1人暮らしのマーリーンと親しくなります。


死期が迫っているとわかったら、きっとキャシーのように自由に生きたいと思うのでしょうね。以前見た「17歳のエンディングノート」のテッサも、やり残したことをピックアップしては実践していましたし。

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2015年6月24日 (水)

今日のつぶやき: フランス映画

思えば去年も似たようなタイトルで記事を書きましたが、フランス月間の今月はフランス映画についてちょっとつぶやきます。

先日コメント欄で触れたように、今年のフランス映画祭は、ほとんどの作品が公開予定ありとのことで、フランス映画が日本でもたくさん公開されるようになったのかなと考えがちですが、そんなことはないようです。

フランスで2014年に製作された(他国との共同制作含む)映画は258本。2013年は270本だそうです(http://www.cnc.fr/web/fr/ressources/-/ressources/6936307)。
これに対し、2014年日本公開のフランス映画は22本、共同制作を入れても60本ほどとのこと(http://www.gaihai.jp/nation_26.pdf)。日本で即時公開されることは滅多にないので、1-2年ずれているとしても、かなり漏れていることがわかります。

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2015年6月22日 (月)

青の寝室

引き続き、アマルリック作品です。こちらは「さすらいの女神たち」と同様、彼が監督も務め、カンヌに出品されました。

エステルとダブル不倫をしていたジュリアンが、殺人容疑で逮捕されます。無実を主張する彼は、予審判事の訊問に対し、エステルとの不倫のはじまりや、妻デルフィーヌとの関係について、詳細に語り出します。


ジュリアンが容疑をかけられている事件がどういうものか、予審判事が何を探り出そうとしているのかが、一向に明らかにされないまま物語が進行するので、見ていて結構フラストレーションが溜まりました。

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2015年6月21日 (日)

チキンとプラム

先の「潜水服は蝶の夢を見る」の影響を受け、アマルリック主演作を2本続けて視聴。

テヘランに住むバイオリニストのナセル・アリは、大切にしていた楽器を壊され、新しいバイオリンを買ったものの、しっくりこなくて返品します。かの名器ストラディバリウスを手に入れても、元の楽器の音色には及びません。絶望した彼は自殺を決意します。


アマルリックが出ているということ以外、ストーリーに対する何の予備知識もなく見たので、古びた街並みとペルシャ語の看板が出てきたときには驚きました。全編フランス語ですが、イラン人監督の作品と聞き、納得しました。

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2015年6月20日 (土)

潜水服は蝶の夢を見る

今日のお薦めフレンチシネマは、大好きなマチュー・アマルリック(「さすらいの女神たち」)主演のこちらの作品を。

雑誌「ELLE」の編集長だったジャン=ドミニク・ボビー(ジャン・ドー)は、突然意識を失って病院に運ばれます。目覚めた彼は、意識はしっかりしているものの、全身がマヒして話すことも動くこともできない、ロックトイン・シンドロームと診断されます。
外界になんとか意思を伝えるため、唯一動かせる左目の瞬きで、単語のつづりをアルファベットで示し、文章を作ることに成功したジャン・ドーは、本の出版を決意します。


実話を基にした映画で、初めて見た当時、その少し前に見たハビエル・バルデム主演の「海を飛ぶ夢」の二番煎じな気がしながら見始めた覚えがあります。
実際に見てみると、向こうが一貫して死を望むのに対し、こちらは生や希望を感じさせる、全く異なる話でした。

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2015年6月17日 (水)

私はラブ・リーガル フィナーレ

フランス映画月間中ですが、このほどファイナルを迎えたこちらのドラマについてコメント。バカバカしいところも多いけれど、気楽に笑って見られるので、結構気に入っていたのですが、とうとう終わってしまいました。

ファイナルについて語る前に、まずは前回記事(→こちら)以降のシーズン5を振り返り。

デビーが死んでジェーンの体に入ったのと同様に、死んだジェーンがリターンキーで戻ってきた後に手に入れたのは、美人でスタイルもいいブリトニーの体でした(まさかのあの人ではなくてよかった…)。戻る体は選べないといいつつも、お婆さんや子供でなく、みんな程よい年回りの体をもらえるのが出来過ぎではありますが、そこはドラマなので。

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2015年6月16日 (火)

ハニートラップ

フランス映画だと思っていたら、アメリカ映画でした。

次期フランス大統領と目されるデヴローは、国際機関の理事の仕事でニューヨークを訪れていましたが、滞在先のホテルでメイドを暴行したとして逮捕されます。本人は容疑を否定しますが、彼は以前から女遊びが派手で、過去にも同様の訴えがありました。


Law&Order:性犯罪特捜班」でも取り上げていた、あまりにも有名な2011年のドミニク・ストロス=カーンの事件を基にしています。冒頭で、「着想を得ただけでフィクションです」と断言しているものの、どうしても「実際はこうだったのかな?」と考えてしまいました。

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2015年6月15日 (月)

ルノワール 陽だまりの裸婦

引き続き、フランスを代表する芸術家の伝記を見ましたが、偶然こちらも1915年の南仏が舞台でした。

老齢の画家オーギュスト・ルノワールの元に、亡き夫人に紹介されたという若い娘デデがやってきて、彼の絵のモデルになります。ルノワールは精力的に「浴女たち」の制作に取り組み始めますが、そんな折、戦争で負傷した次男のジャンが復員してきます。そして、父の制作を手伝ううちに、ジャンはデデに魅かれます。


ルノワールの伝記と思って見始めましたが、実際は、ルノワールと息子ジャン、モデルのデデの3人に焦点が当たり、しかも誰か一人の視点で描かれているわけではなく、3人以外に末っ子のクロード目線のような時もあり、その「ぶれ」というか一貫性のなさが結構気になりました。

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2015年6月14日 (日)

カミーユ・クローデル ある天才彫刻家の悲劇

今日はこちらの実在した彫刻家の話。

15年に及ぶロダンとの愛人関係が破局を迎え、その後精神を病んだカミーユ・クローデルは、1915年の今は南仏にある精神病院で生活しています。比較的自由な行動が許され、敷地内を歩き回ったりしてはいるものの、孤独な日々でした。次の土曜日に弟のポールが来ると聞いた彼女は、連れ帰ってもらえることを期待して面会を待ち望みます。


ずいぶん前に、イザベル・アジャーニ主演、ジェラール・ドパルデュー共演の1988年作「カミーユ・クローデル」を見たので、同じような伝記映画だと思っていましたが、あちらがロダンと出会ってから彫刻家として活躍した前半生なのに対し、こちらは精神病院に収容されてからの後半生でした。

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2015年6月13日 (土)

野性の夜に

今日紹介するお薦めフレンチシネマは、エイズを題材にした1992年の作品です。

1986年。カメラマンのジャンは、CM撮影のオーディションでローラに出会います。彼女に魅かれる一方で、バイセクシャルの彼はラグビー選手のサミーとも関係。ジャンはローラに、自分は男も好きだと打ち明けますが、ローラはそんな彼を受け入れ、2人は付き合い始めます。しかしジャンは、エイズであることをローラに隠していました。


エイズをテーマにした作品は、以前お薦めトップ5で紹介した「フィラデルフィア」などもありますが、あちらが社会的な問題提起って感じなのに対し、こちらはとてもパーソナルな映画です。
監督で主演も兼ねるシリル・コラールが、彼の自伝的小説を映画化したものだから当然ですが、怖いくらいのリアリズムと、身を切られるような痛さも感じます。

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2015年6月12日 (金)

シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~

コメディを見たくて、今日はこちらのフランス映画をセレクト。しっかり笑いましたhappy01

コックのジャッキーは、名シェフのアレクサンドル・ラガルドのレシピを全部暗記しているほどでしたが、自分の働く小さなレストランでは、そのレシピを活かせないばかりか、自分の主張を譲らず客の要求に応えないとクビに。そんな彼をどこも雇ってくれず、身重の妻を持つ彼は仕方なくペンキ屋の仕事を始めます。

ペンキ塗りの仕事中に見かけた老人施設の厨房を手伝ったところ、そこにラガルドの店のオーナーがいたことから、ジャッキーの腕がラガルドの目に留まります。しかし、オファーされたのは無給の仕事だったため、妻に打ち明けられず内緒で働き始めます。


ジャッキーはラガルドのレシピの完璧な実践だけで、彼自身に新しい料理を編み出す才能があるのか疑問に思いながら見ていましたが、案の定、途中で突っ込まれていましたね。

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2015年6月11日 (木)

めぐり逢う朝

今日はこちらの見逃しフレンチシネマです。

17世紀のフランス。老齢となった宮廷音楽家のマレは、自分が師と仰いだサント=コロンブのことを回想します。
師は類いまれなヴィオール奏者でしたが、亡き妻の思い出を胸に2人の娘と隠遁生活を送っていました。その才能を聞き及んだ王の命で宮廷に呼ばれても受けなかった彼の元に、ある青年が弟子にしてほしいとやってきます。この青年こそがマレでした。


最初は「アマデウス」のモーツァルトとサリエリのような、才能ある者とそれを妬む者の陰謀渦巻くストーリーかと思っていたのですが、そういう風でもありませんでした。

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2015年6月 8日 (月)

タイピスト!

本日のフレンチシネマは、こちらの作品。

田舎で父親の雑貨店を手伝っていたローズは、秘書に憧れてエシャール保険の採用に応募。2本指でのタイピング速度を買われて採用されるも、他の秘書能力は全くダメで、一週間の試用期間の後に解雇を言い渡されます。しかし、ボスのルイは、タイピング大会で優勝すればクビにはしないと条件をつけ、ローズは大会に挑戦することにします。


1950年代の話ですが、私も中学の頃(1970年代)にタイプに憧れて、タイプライターを買って練習したのを思い出しました。かつては1分間何ワードってスピードを競っていた時代があったのに、今じゃコンピューターに置き換わり、速度を問われることもありませんよね。スマホ世代の若者の中には、キーボードでタイピング自体できない子もいるというし。

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2015年6月 7日 (日)

アルティメット & アルティメット2

今日は、リュック・ベッソン製作のこちらのアクション映画を。


「アルティメット」
パリ郊外13地区に住むレイトは、タハと縄張り争いをしていましたが、警察がタハ側についたため収監され、妹のローラはタハに捕らわれてしまいます。
6か月後、潜入捜査で成果をあげた陸軍大尉のダミアンが、タハの一味に盗まれた爆弾回収という新しい任務のため、13地区に詳しいレイトを使って現地に乗り込みます。

2004年の作品なので、2010年という時代設定が近未来なのが若干違和感でしたが、無法地帯にミサイルという、現実に十分ありうるストーリーなので楽しめました。

冒頭から、タハの手下に追われて逃げるレイトの身軽さに、開いた口がふさがりませんでした。でも、逃げやすいように(?)窓やビルの壁にロープや梯子が張り巡らされているのが笑えたけど。

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2015年6月 6日 (土)

天井桟敷の人々

フランス映画月間なので、今月は毎週末にフランス映画のお薦めを紹介。1本目は、私の生涯トップ200にランクする映画の中でもかなり古いほうに入る、1945年の作品です。

見世物小屋が立ち並ぶパリの「犯罪大通り」。小劇場では無言劇が上演されており、貧しい人々も天井桟敷席でぎゅうぎゅう詰めになりながら、舞台を楽しんでいます。
主演俳優の息子バチストは、劇に出してもらえず呼び込みのパントマイムをしていましたが、立ち寄った美しいガランスに一目惚れ。しかしガランスは盗っ人ラスネールと付き合っていました。


古典的な恋愛悲劇ですが、芝居小屋という舞台設定と、各登場人物の個性が光り、ストーリーから目が離せません。

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2015年6月 4日 (木)

胸騒ぎの恋人

こちらも最新作「マミー」が気になっている、グザヴィエ・ドラン監督作。カナダ映画ですが、言語はカナディアン・フレンチです。

ゲイのフランシスとストレートのマリーは友だちでしたが、ある日ホームパーティーに来た美形の二コラに2人とも心を奪われます。3人で出かける間もフランシスとマリーは対抗意識を燃やし、彼に何とか振り向いてもらおうと、虚しい努力をするのですが…。


二コラは美形かもしれませんが私には苦手な顔立ちで、クルクルのブロンド巻き毛もNGでした。ただ、ひょうひょうとした雰囲気はちょっと魅力あったので、2人が一目惚れするのもわからなくはありませんでした。それに2人からのプレゼント、カンカン帽にオレンジのセーターを着た彼は確かに似合ってて可愛かったです。

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2015年6月 2日 (火)

少年と自転車

すっかり毎年恒例になった6月の「フランス映画月間」。今年も、月末のフランス映画祭までの間、自宅でフランス映画三昧したいと思います。
1本目は、今月映画館で最新作「サンドラの週末」を見たいと思っている、ダルデンヌ兄弟監督作です。

児童養護施設に預けられている少年シリルは、父親が自分を施設に残して引っ越してしまったと知り、ショックを受けます。自宅のあったマンションを訪れた彼は、1階にある診療所でサマンサと知り合いますが、父親が売ってしまったシリルの自転車を彼女が買い戻してくれたことから、シリルはサマンサに週末だけの里親になってほしいと頼みます。


監督の2人はもういい年(失礼!)なのに、私がフランス滞在中に見た「イゴールの約束」やカンヌ初受賞作「ロゼッタ」から本作に至るまで、少年・少女を描くのがうまいなぁとホント思います。

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2015年6月 1日 (月)

今日のつぶやき: ストリーミング

アメリカではストリーミング配信されたドラマ「コンフェッション」や「ハウス・オブ・カード」もテレビで見ましたが、TV世代のおばさんなので、どうしてもWebで見る習慣がなく、これまでストリーミングを利用するのは録画に失敗したりして見逃し視聴するときぐらいでした。

しかし今年から、Dlifeの無料配信を利用し始めました。このチャンネルは無料なのになぜか自宅のテレビで受信できなくて、気になっていた海外ドラマをあきらめていた過去があり、いよいよ手を出したというわけです。
記事をアップしたばかりの「サイバー諜報員 インテリジェンス」や、「殺人を無罪にする方法」はこの方式で見ています。

本格的に始めてみると、意外とサクサク視聴できています。

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