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2015年4月13日 (月)

リンカーン弁護士

弁護士のミック・ハラーは、高級車リンカーンを事務所代わりに、売人や娼婦などの代理人をしています。ある時、保釈請負人ヴァルの紹介で、傷害容疑で逮捕された金持ちの息子ルイスの弁護を引き受けることになったハラーは、一貫して無実を訴えるルイスが何か隠していると感じて、調査員のフランクに裏事情を探らせます。


冒頭から、様々な犯罪者の代理人として奔走するハラーに、すっかり引き込まれました。金持ちや切羽詰まった人からは金をぼったくりまくりだけど、同情の余地ある人や不遇な身の上の人には親身だし。

元妻とも憎み合っているわけではなく、娘の共同親権も問題なくこなしているし、なぜ別れたのか不思議。こういう夫婦もいるのかもしれませんが、愛が冷めたというより、互いの仕事が折り合わずに離婚せざるを得なかったのかなと思ったりもしました。


ストーリーの構成がとてもよくできていて、最初はルイスの冤罪を証明するために闘う話かと思っていたら、新たな事実が発覚する上、前半でさり気なく出されていたことが後でつながる展開が再三あって、とても面白かったです。
ラストの方もかなりサスペンスフルで、どう決着がつくのか予測がつかず、興味津々で見ていました。

これは、マイクル・コナリーの原作自体が見事だということなのでしょうね。本の方も近いうちに読んでみたいと思います。

ハラーを演じるマシュー・マコノヒーは、一時キャリアが低迷していたものの、本作で復活して今やアカデミー賞俳優に。他にも、元妻のマリッサ・トメイ(「レスラー」)やら、フランク役ウィリアム・H・メイシー(「シェイムレス」)、ルイスにはライアン・フィリップ(「ゴスフォード・パーク」)、ヴァル役のジョン・レグイサモ(「悪の法則」)らが出ていますが、私はハラーと知り合いの刑事たちの顔ぶれに注目。

女刑事ソーベルには「Bones」のミカエラ・コンリン、その相棒ランクフォードにはブライアン・クランストン(「アルゴ」)。でも一番驚いたのはカーレン刑事で、80年代に「ストリート・オブ・ファイヤー」で一世を風靡した懐かしのマイケル・パレだったのでした!

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