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2015年3月21日 (土)

大統領の料理人

ペリゴール地方の農場で暮らすオルタンス・ラボリは、突然エリゼ宮に呼ばれ、大統領がプライベートで開く食事会の料理人になってほしいと言われます。大統領は家庭的なおふくろの味を求めていて、そんな料理を得意とするオルタンスが紹介されたのでした。
主厨房の男性シェフたちは彼女を目の仇にしますが、オルタンスは次々と、大統領を満足させる料理を作っていきます。


実在の女性料理人がモデルとのことですが、この映画ではかなりフィクションが入っているのではないかと思いました。登場人物も皆、仮名になっているし、大統領も架空の人っぽかったし。


冒頭でいきなり、南極基地が舞台として出てきたので?でしたが、官邸を離れた後、南極に渡ったオルタンスの現在と、エリゼ宮でシェフをしていた頃が交互に描かれて、その対比の構成が面白いと思いました。

男ばかりの主厨房が、オルタンスにお株を奪われて敵対するのはわからなくもありませんが、オルタンスも料理人としての意地やプライドがあるので、よけいこじれたのかなとも思います。
彼女が大きな昼食会を任された時には、失敗して主厨房にしてやったりと思われないようにと、祈りながら見てしまいました。でも、助手の二コラはもちろん、給仕長のジャン・マルクまでが、すっかり味方になって手伝っているのが笑えました。

中盤からは、どういう経緯でエリゼ宮を去ることになったのかが気になっていましたが、きっかけは、オルタンスを雇った担当者のアズレ氏が異動になって、職場環境が変わったことからなのでしょうね。他にも理由はいろいろとあるようですが。

オルタンスが最初にエリゼに呼ばれて「横切っちゃダメ」と言われる中庭が、ニュースで見るのとそっくりだったので嬉しくなりましたが、それも当然、現地でロケしたのだそうです。本物の大統領がいるでしょうに、どうやって撮影したのでしょうね。
エリゼ宮を「55番地」(フォーブール・サントノレ通り)と呼んでいましたが、フランスって番地で言うのが普通なのかな? 警視庁のことも「36番地」(オルフェーヴル河岸)と言うし。日本で「永田町」とか「桜田門」というみたいなものなんでしょうけれど。

オルタンスを演じるカトリーヌ・フロは、本ブログでも何度も紹介している(「奥さまは名探偵」「譜めくりの女」「地上5センチの恋心」)ように、フランスを代表する女優の一人。また、アズレ役で、「愛と宿命の泉」や「イヴォンヌの香り」「クリスマス・ストーリー」などのイポリット・ジラルドが出ていました。

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