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2015年1月 4日 (日)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

お薦めトップ5の第3位は、「好きな映画のジャンル」記事中でも触れたこちらの作品です。

禁酒法が撤廃され、仲間を警察に密告した後に街を出ていたヌードルスが、35年ぶりにニューヨークに戻ってきます。何者かが彼を見つけて手紙を送ってきたためでした。
幼なじみのファット・モーの店を訪れたヌードルスは、モーの部屋にあった写真を見て、昔を思い出します。ユダヤ人街でバグジーの使い走りをしていた頃、ブロンクスから引っ越してきたマックスと出会い、愛らしい少女デボラをのぞき見していた時のことを...。



今回見たのはディレクターズ・カット版で、ほぼ4時間の作品でしたが、ドラマチックなストーリーを追いかけていたら、あっという間でした。

若い4人、マックス・ヌードルス・パッツィ・コックアイが、つるんで悪さをしまくるところは、見ていて楽しかったです。暴力シーンもあるのですが、マフィアの裏をかいてのし上がっていく様子は総じて爽快でした。

ヌードルスとマックスの方向性の違いが際立つ後半は、見ていてちょっと辛いものがありました。常に野心を持つマックスと、現状で良しとするヌードルス。折しも禁酒法が終了して稼ぎのタネがなくなりつつあった時に、どちらの道が正しかったかを判断しても結果論でしかないし、ムショ暮らしも経験したヌードルスが今手にしているものを大切にしたいと思う気持ちはわかる気がしました。

哀愁漂うエンディングもグッド。それに、ヌードルスたちが少年の時代の古いニューヨークの街並みが美しく、エンニオ・モリコーネの音楽がそれを引き立てていました。

高1でこれを見た時は、ヌードルス役ロバート・デニーロも、マックス役ジェームズ・ウッズも知らず、マカロニ・ウェスタンの巨匠セルジオ・レオーネ監督のことも勿論知らず、この壮大な叙情詩にただただ感銘を受けました。
当時の映画ノートに書かれているのは、話の中身が具体的にわかるコメントばかりで残念ながら引用できる箇所がないのですが、その時の感動と興奮を思い起こして懐かしかったです。

初老のヌードルスは、今のような特殊技術も発達していなくて、恐らくメイクだけで老け顔にしているのだと思うのですが、それが自然で、現在のデニーロが演じているのを見るような錯覚があり、面白い感覚でした。

デニーロ、ウッズ以外には、仕事仲間のギャングにジョー・ペシとバート・ヤング、警察署長のダニー・アイエロらが出ていますが、少女時代のデボラ役ジェニファー・コネリーはこの役で注目されただけあって、本当に可愛かったー。それに、若いバグジーには「ベガス」「ジャンゴ」のジェームズ・ルッソ!
労働組合のジミー役トリート・ウィリアムズ(「ホワイトカラー」「Hawaii 5-0」)は、「J・エドガー」でもちょっとコメントしたように、「プリンス・オブ・シティ」や「フーバー長官」などで好きだった俳優ですが、この頃はコリン・ファレル似で特にカッコいいです。

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