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2015年1月 6日 (火)

ゴッドファーザー

今年初めから紹介してきたお薦めトップ5のラストは、映画好きでなくてもタイトルくらいは知っているであろう有名作品です。

娘の結婚式には頼みごとを断らないシチリアの習わしに従い、ゴッドファーザーと呼ばれるドン・コルレオーネは次々にやってくる依頼人の話を聞き、仕事を引き受けています。ファミリーをまとめ、誰からも一目置かれる彼でしたが、タッタリア・ファミリーと組むソロッツォの持ち込んできた麻薬取引を断ったことから、命を狙われます。


冒頭のシーンから、ゴッドファーザーの人となりがよくわかり、金では人を殺さない、むやみやたらと殺生はしない仁義を重んじる彼の姿に、一気に引き込まれます。ファミリー同士の抗争や権益の奪い合い、腹の探り合いの中で、身内しか信用できない世界なのだと実感しました。

そんな状況で、堅気だった末っ子のマイケルが家族の窮状を目にして、マフィアの世界に飛び込むことを決めたのも理解できました。それでなくても、イタリア人は家族を大切にする人種ですしね。

世間ではパート2の方が評価されているようですが、私は断然この「1」の方が好きです。多分、マーロン・ブランドのゴッドファーザーが圧倒的な存在感すぎて、デニーロでは物足りなく感じてしまったのと、デニーロは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のヌードルスのイメージが強すぎた(本当はこっちのが後なのに)というのもあると思います。
でも、結局「2」は一度見たきりなので、今もう一度見たらまた違う印象を持つのかもしれません。

ファミリーの中では冷静沈着で賢いトムが一番好き。血は繋がっていないけれど、ドン・コルレオーネを父と慕い、彼の右腕として采配を振るうコンシリアーリ(相談役)でカッコいい。そのため演じるロバート・デュバル(「MASH」でも言及)のことも好きになりました。

ここでも最初に見た時の感想を披露すると、「過剰すぎる期待を抱いて見たにもかかわらず楽しめたのは、ゴッドファーザーの権力と、哀しみの人生と死に中心があったからだと思います。それにしてもすごい重み、この映画」と書いていました。

マイケル役アル・パチーノやその妻ケイ役ダイアン・キートンの若い姿を見られますが、長男ソニー役のジェームズ・カーンが、最近なんとなく見ているコメディ「それいけ!ポンコツ少年野球団」のおじいちゃんぶりが頭にあるせいで、特に若く感じられました。

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