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2014年12月21日 (日)

アルバート氏の人生

コメディ・ウィークは結局2本で終了。この後年末までは、シリアス路線で行こうと思います。
今日は、グレン・クローズが男役でアカデミー賞にノミネートされた作品です。

19世紀のダブリン。モリソンズ・ホテルのウェイターとして働くアルバート・ノッブスは、実は女であることを世間に隠していました。しかし、ホテルの塗装にやってきたヒューバートに女であることがバレてしまいます。皆に秘密を知られるのではと不安になるアルバートに、自分も女であるとヒューバートは打ち明けます。


仕事のためとはいえ、同じホテルにメイドの仕事もあるのに、なぜ男装してまで就職したいのかが、最初はよくわかりませんでした。アルバートは、今でいう性同一性障害でもなければ、ゲイというわけでもないようだったので。

しかし、物語が進んでアルバートの過去が明かされると、ちょっと納得しました。私だったら、それでも男装して就職はしないと思うけれど、この時代や、アルバートにウェイターの才能があったことを考え合わせると、ある意味必然的な選択だったのかもしれません。

自身も女性との結婚に成功しているヒューバートに勧められて、アルバートは結婚を念頭にメイドのヘレンをデートに誘います。でも、ヘレンと付き合っているジョーがアルバートにお金を出させようと、ヘレンを使って画策するのを見て、アルバートが不幸になるのではと心配になり、見続けるのが辛くなりました。
でもラストは、その後の展開を匂わせるだけで全部見せたわけではないのですが、希望の感じられるエンディングでとても良かったです。

主演のグレン・クローズの他、ヘレンには最近私のお気に入り若手女優の一人ミア・ワシコウスカ(「ジェーン・エア」「アリス・イン・ワンダーランド」)。ジョー役は「キック・アス」のアーロン・ジョンソン。ホテルの滞在客である医者にブレンダン・グリースン(「グリーン・ゾーン」)。そして、やはり泊り客の子爵役ジョナサン・リース・マイヤーズ(「ベッカムに恋して」「マッチポイント」)は意外にほんのちょっと出で、ハンサムな彼の姿をもう少したくさん見たかったです。

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