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2014年11月 9日 (日)

(ほとんど)チャーミングな王子

こちらもフランス発のラブコメです。

会社社長のジャン=マルクは、家族を犠牲にし、仕事優先で生きてきた男。娘の結婚式が近づいてきても、その態度は改まりません。
南仏で行われる結婚式に行くため飛行機に乗るはずが、事情により車で向かわなければあらなくなった彼は、娘の友人を伴ってパリを出発します。


ラブコメと聞いてはいたけれど、相手の女性はなかなか登場せず、前半は娘の友人セブとの珍道中という感じでした。


嫌味で人使いが荒く家族を顧みないジャン=マルクが、ヒッチハイカーのマリーを乗せた途端チャーミングな紳士に早変わりするのが出来過ぎですが、運命の人に会えばそうなるって言いたいのでしょうか? ただ、このマリーはとても感じが良くて、誰からも好感をもたれるような子なので、知り合ううちに魅かれるのはよくわかりました。

でも、なぜかマリーもジャン=マルクに一目惚れ? 確かに外見はイケてるかもしれないけれど、白馬の王子様を待ち望んでいるロマンチストの女の子が、こんなオッサンを相手に選ぶものかしら?
今春見た「愛さえあれば」のような大人の恋愛を想像していましたが、ジャン=マルクはともかくマリーはずっと若いし、ちょっと非現実的な気がしました。まあ、タイトル通り「おとぎ話」ってことなのかもしれませんけれどね。

主演は、「シラノ・ド・ベルジュラック」の若きイケメン剣士役以来、私が大好きな俳優の一人、ヴァンサン・ペレーズ。でも、久々に見た彼はすっかりオヤジになっていて、20歳近い娘を持つ父親役なのが結構ショックでした。自分の歳を考えれば当たり前なのですが。でも、ジャン=マルクは嫌な奴なのにどうしても憎めなかったのは、やっぱりヴァンサン・ペレーズのせいかも?

かつては「インドシナ」や「王妃マルゴ」などでイケメンぶりを発揮していた彼ですが、私が彼の作品で好きなのは、トランスジェンダーの「愛する者よ、列車に乗れ」と、ソフィー・マルソーに付きまとう「恋人たちのアパルトマン」ですhappy01

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