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2014年9月13日 (土)

アニマル・キングダム

今日は、タラちゃんのお薦めで注目されたオーストラリア映画を見ました。

母親がドラッグ中毒で死に、一人残された高校生のジョシュア(ジェイ)は、ずっと母親と疎遠だった祖母の下で暮らし始めます。その家には、母の兄弟クレイグとダレンがいて、長男のアンドリューや家族の友人バリーらと共に、麻薬などの犯罪に手を染めていました。


見る前は、祖母が大元締めで息子たちが手足となっている犯罪組織を思い描いていましたが、祖母は息子たちの行動をわかってはいたものの、大ボスって感じではありませんでした。ただし、いざって時には息子たち顔負けの迫力で、この母にしてこの息子たちありって思いましたけれどね。

ジョシュアも、祖母の指示であっという間に犯罪に引き込まれるのかと思っていましたが、最初の頃は傍観者で、ダレンたちは逆にジョシュアを巻き込みたくなかったのかなと考えたりも。単純に、まだ信用できるかわからなかっただけなのかもしれませんが。

そんなジェイの立場が一転したのは、警察にマークされて身を潜めていた長男アンドリューが、バリーの死後に姿を現してから。他の人たちは犯罪者でも家族を大事にするタイプですが、彼は自分のことしか考えず、ジェイのことも利用し、ジェイの彼女までも巻き込むとんでもない輩でした。

後半はサスペンスフルすぎて、見ているのが辛かったりもしましたが、少年の行動から目が離せませんでした。
結局これは少年の成長物語だったのだなと思います。最初は、彼には荷が勝ちすぎるほどの問題を抱え、血のつながった家族と、恋人や正義との狭間で苦しみ、両者の間を行ったり来たりしている風でしたが、ラストで彼は自分の道を選択し、大人になったのだなとわかりました。

祖母を演じるのは、本作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、それを機に「世界にひとつのプレイブック」にも起用されて再度ノミネーションを果たしたジャッキー・ウィーバー。また、ジェイを取り込もうとする捜査官レッキーに、「英国王のスピーチ」「ミルドレッド・ピアース」などのガイ・ピアース。そして、結構すぐに死んじゃって驚いたバリーには、ジョエル・エドガートン(「ゼロ・ダーク・サーティ」)でした。

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