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2014年7月14日 (月)

処刑人

イマイチだった「ゴーストライダー」の後で、アクション映画に見飽きてきたかなと思いつつ見たら、これが面白かったです。

南ボストンの精肉工場で働くアイリッシュのマクマナス兄弟。なじみのバーがロシアン・マフィアに潰されそうになり思わず撃退、更に襲われたところを正当防衛で殺してしまったら、メディアからヒーロー扱いされます。
留置場で一晩過ごした時に神の啓示を受けた2人は、釈放後に悪人を次々と抹殺し始めます。


冒頭の教会での兄弟の登場シーンから、すごくカッコよくて引き込まれました。信心深いことと殺生は対極にあるようにも思いますが、彼らの中では両立しているんですね。

それに、それまで犯罪に手を染めることなく真っ当に暮らしてきた彼らが、いきなり処刑人となったのも、強い信仰による裏打ちがあればこそという気がするし。

でも、留置場での啓示は、マスコミに英雄視されたことと教会で神父が語ったことが、意識下で合体して影響されただけのようにも思います。ただ、兄弟だけど双子のように一心同体な彼らが、同じタイミングで啓示を受けたのだから、やはり何がしかの力は働いていたのかもしれませんネ。いずれにしても、これが使命という信念の下、兄弟が行動したのは間違いありません。

まずは犯罪捜査をするFBIのスメッカーが状況を推測し、その後処刑人兄弟がどうやって殺したかの種明かしをするという構成がとても良かったです。公開当時、あまりのバイオレンスに批判を浴びたと聞いていましたが、この逆転の構成のおかげで事前にある程度予測でき、インパクトは弱まった気がするのですが。

殺す時に祈りを唱えるところもクールでした。これは家族に伝わる祈りということで、ラストでそれにまつわる予想外の出来事があり、意味があったとわかります。
この意外性もあってかなりハマり、こんな面白いのを見逃していたとは我ながらショックでした。、「見逃しシネマ」とも呼ぶべき1999年の作品で、15年も前の古い映画にそこまで思うなんて、私にしては珍しいことです。

主役の兄弟は、ハンサムな兄コナーに、私が好きだったドラマ「デッド・ゾーン」でジョニーに敵対する政治家だったショーン・パトリック・フラナリー。アップになったときの目が可愛かった弟マーフィには、最近人気の「ウォーキング・デッド」(私は見ていない)のノーマン・リーダス。

スメッカー捜査官は、「アンチクライスト」などのウィレム・デフォー。兄弟を追う凄腕暗殺者イル・ドゥーチェ役ビリー・コノリーは、「ラスト・サムライ」や「ホワイト・オランダー」の他、最近では「Dr.House」でハウスの実父か?って疑われてましたね(実際は違いましたが)。
イタリアン・マフィアのボス、パパ・ジョーには、「24」でクロエの夫だったカルロ・ロタ。その手下でラストにほんのちょっと出のケビン・チャップマンは、「パーソン・オブ・インタレスト」のファスコです!

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