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2014年7月22日 (火)

ミステリー in パラダイス

シーズン1から3までの全24話を見ました。

カリブ海のセント・マリー島。オノレー署のイギリス人刑事が殺され、捜査のために同郷のイギリス人リチャードが派遣されます。堅物で愛想の悪いリチャードに、署の警官たちはとまどいますが、事件を見事に解決した彼の手腕に、徐々に信頼を深めます。


かなり面白かったのですが、集中放送のためさすがに飽きてきたりもして、休み休み視聴しました。イギリスの犯罪ドラマは、「Silent Witness」や「ウェイキング・ザ・デッド」「MI-5」など、超シリアスなものが多く、こんな風にコミカルな作風のドラマは非常に新鮮でした。

しかも、主人公の堅物イギリス人の描かれ方が自虐的で笑えました。どんなに暑くてもスーツを脱がないし、英国料理や紅茶にこだわるリチャードが、嫌々滞在しているこの地の仲間と心を通わせていく様子がなかなか良かったです。

犯罪捜査そのものも、英国の伝統というべきクリスティ形式(と勝手に命名)を引き継ぎ、冒頭から登場する数人の容疑者のうちの誰かが必ず犯人で、そのトリックや動機を探るのが物語の中心。ラストはポワロよろしく容疑者全員を集めて謎解きを披露という構成が、これまたグッドでした。

ボスの警部補につく部下のうち、ドウェインとフィデルの凸凹コンビが面白くてお気に入り。特にフィデルは、巡査部長への昇進をリチャードに勧められて、ドウェインにからかわれながらも見事昇進できたのが嬉しかったです。
もう一人の部下であるカミールは、リチャードとの恋愛が示唆される定番の展開がイマイチながら、紅一点で頑張っているのが好感持てました。

シーズン3の冒頭では、思わず「うわっ、マジか?!」と叫んでしまった出来事が発生。そしてやってきた別のイギリス人刑事が、当然ながらリチャードと正反対の、これまたクセのあるハンフリー。
リチャードは几帳面で、他人を気遣う言葉をかけるのは下手ですが、博識で推理力は抜群。一方のハンフリーはおしゃべりで、仲間を励ます言葉もすんなり出てくるけれど、とぼけてて捜査メモも手近な紙(ナプキンとか)に書いちゃうので後で探しまくる。だらしなくて、ちゃんと捜査できるように見えないけれど、しっかり真相を見つけます。

服装も、リチャードは仕事着のスーツか自宅での縞のパジャマかって感じでしたが、ハンフリーはカジュアルに適合できています。カミールの自宅訪問率(仕事の迎えとかではなく)がリチャードの時より多いのは、ハンフリーのがオープンな性格だからかな?

脇役で実は一番のお気に入りは、イギリス人警部補の住宅となっている海辺の家にいる緑色のトカゲ。リチャードは最初逃げ回っていたのに、いつのまにかペットと化してハリーと名付け、ハンフリーの話し相手にもなっています。

シーズン3では、トリックが見越せるようになってきて、犯罪捜査は前2シーズンほどには面白いと言えなくなってきました。ひらめきで犯人を見つける方式はリチャードもハンフリーも一緒ながら、ハンフリーの方がちょっとわざとらしい思わせぶりで鼻につくし。
でも、コミカルなイギリスの犯罪ドラマは少ないので、シーズン4が放映されたら、やっぱり見ちゃうと思います。ただ、次シーズンではフィデルがいなくなっちゃうようで、ドウェインとのコンビが見られなくなるのは残念です。

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