2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

マイベスト2015

マイベスト2014

« ル・アーヴルの靴みがき | トップページ | 屋根裏部屋のマリアたち »

2014年6月14日 (土)

サルトルとボーヴォワール

大学生のシモーヌ・ド・ボーヴォワールは、同じ哲学専攻のジャン=ポール・サルトルに声を掛けられ、付き合い始めます。教師になった2人は同居しますが、自由恋愛を信奉するサルトルは、「契約結婚」を提案し、お互いに束縛しない関係になることを決めます。


サルトルとボーヴォワールの関係については漠然と知ってはいましたが、この時代(1930年代)にこんなに先進的な考え方の2人だったのには驚きました。
でも、サルトルはともかくボーヴォワールも、最初から自らの意思でこうした関係に肯定的だったのでしょうか? 女子学生と同性愛的な関係を持っても、男性はサルトルだけという彼女なりの貞操感を始めのうちはもっていたようだし。

それに、哲学を探求するからといって、そこまで性に開放的というか実験的になる意味もよくわかりません。でもそう思うのは、私が凡人だからですよね、きっと。

いずれにしても、女性は学業より結婚を優先させるべきという観念の時代にあって、早くから独身主義を掲げ、女性の世界を広げる思想を持っていたボーヴォワールだからこそ、サルトルのパートナーになることができたのでしょう。

後にニューヨークに渡ったボーヴォワールは、作家のネルソン・オルグレンと知り合い深い関係になります。彼女の中では、サルトルの次に影響を受けた人なのでしょうし、私だったらあの状況ではオルグレンを選ぶと思うけれど、やっぱりサルトルとの間には、男女の愛情を超えた結びつきがあったということなのでしょうね。

ボーヴォワールを演じるのは、「シャネル&ストラヴィンスキー」でシャネル役だったアナ・ムグラリス。長身で細身の彼女は、個性的な顔立ちで印象に残る女優さんです。

« ル・アーヴルの靴みがき | トップページ | 屋根裏部屋のマリアたち »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/570808/59819956

この記事へのトラックバック一覧です: サルトルとボーヴォワール:

« ル・アーヴルの靴みがき | トップページ | 屋根裏部屋のマリアたち »