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2014年5月11日 (日)

誘惑のアフロディーテ

先の2作品と同時に放送された「映画と恋とウディ・アレン」というドキュメンタリーを見ました。その中で紹介されていた作品のほとんどを見ていることに気を良くし、残りも網羅すべく、まずは積ん読ならぬ積ん録になっていた分を見ることにしました。

スポーツライターのレニーは、再婚した若妻アマンダとの間に子供を持ちたいと思いますが、アマンダは仕事を理由に妊娠したがらず、養子を取ることにします。最初は順調でしたが、子供が育つにつれ、アマンダとはすれ違いの日々。そうこうするうちに、レニーは子供の実母が気になり始めます。


95年の映画ですが、古臭い感じが全くないのは、普遍的なテーマを扱っているからでしょうか。
円形劇場の芝居がナレーション的役割を果たしながらも、コミカルさを醸し出していて、とても良かったです。アレン作品にはおなじみの、幻想だか心の声だかにもなっていたし。

また、実母リンダが娼婦と知って、まっとうな生活をさせようと奔走し、ボクサーの恋人までアレンジするところも、笑えると同時に微笑ましい気持ちにもなりました。
エンディングもグッドで、私の中ではかなりお気に入りのアレン作品になりました。

でももしかしたら、私がミラ・ソルヴィーノを好きなので、欲目というのもあるかもしれません。
私が彼女を初めて見たのは、本作でアカデミー賞助演女優賞を取った授賞式。当時付き合っていたタラちゃん(「ジャンゴ」)を従え、パパに感謝してコワモテの彼を大泣きさせた彼女は好感度抜群で、以来彼女の作品は「ルル・オン・ザ・ブリッジ」にしても「あなたが見えなくても」にしても好意的に解釈。「Dr. House」のゲスト出演も印象的でした。
でも、最近目立った映画に出ていないのが悲しいです。「サイク」に数話ゲスト出演しているらしいので、早くどこかで新シーズンを放送してください!

その他、アマンダにヘレナ・ボナム・カーター(「アリス・イン・ワンダーランド」)、その浮気相手にピーター・ウェラー(「ロボコップ」)、盲目なのにアマンダの浮気を目撃するジャック・ウォーデン(「天国から来たチャンピオン」)、ナレーション的芝居のリーダー役F・マーレイ・エイブラハム(「Homeland」)とその芝居仲間オリンピア・デュカキス(「マグノリアの花たち」)などが出演していますが、「見逃しシネマ」的発見として、実母探しで出てくるエキストラの情報を持つ男にポール・ジアマッティ(「それでも夜は明ける」)が出ていました!

昨日はまったく気づいていなかったのですが、偶然にも5月10日はアレン監督最新作「ブルー・ジャスミン」の日本公開日。今週をアレン・ウィークにしようと思ったこともあり、見る予定にしていなかった最新作も映画館に見に行けたらいいなと思っています。

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コメント

ようさん、連日のように失礼します。
レスは、時間があった時に&お気楽にね(ペコリ)

「映画と恋とウディ・アレン」・・・見ましたよ~。
Sam Waterstonが一瞬でも出ないかと・・・出ないし(泣くッ)
ついでに、「セプテンバー」無視されている風だし・・・
そりゃ、アレン作品興行成績裏天王山な作品だけどね(泣く泣く)

で、アレン・ウィーク、ですか!
お洒落!ですね~、ようさんに、お似合いですよ~(ウンウン)
私には、似合わん・・・・ウ=ム、オシャレ感が、足りないのか??(笑)

アレン作品、以前から騒いでいますが
「重罪と軽罪」「セプテンバー」「インテリア」も、宜しかったら・・・
イ、イエ、け、決して、Waterstonが出るから、なんてことは・・ゴホゴホ
おっと、持病の癪がぁぁ(笑う笑う)・・・逃げよっと(ダッシュ!)

リィンさん、連日ありがとうございます。

確かに「映画と恋とウディ・アレン」で「セプテンバー」は紹介されませんでしたね。
それに、4作品も出ているサム・ウォーターストンが出ていないのも不思議です。
アカデミー賞受賞したとはいえ1作品のみの出演で、
最近は活躍しているとは言い難いミラ・ソルヴィーノも出ていたのに。

私は「ハンナとその姉妹」「セプテンバー」「重罪と軽罪」は過去に見ているんですよ。
で、「セプテンバー」=結構よかった、「ハンナ」=なかなかよかった、
「重罪と軽罪」=あまり楽しめなかった、という状況で、
一番のおすすめ「インテリア」のみ、まだ見ていません。
「映画と恋と~」では、あまり世間の評判は高くなかったとの紹介でしたが、
リィンさんお薦めとあらば、近いうちレンタルしてでも視聴しましょう!

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