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2014年3月 8日 (土)

それでも夜は明ける

出張に行ってきたので、例によって機内映画の報告をします。
1本目は、アカデミー賞作品賞を受賞したばっかりのこちらの作品です。


1841年。ニューヨーク在住のバイオリニストである自由黒人のソロモンは、知人の紹介で知り合った男たちと飲んだ後に気分が悪くなり、介抱してもらって横になった後で目覚めると、奴隷として売られていて船に乗せられます。そして、船の中で死んだ仲間と間違われ、プラットとして奴隷商人に連れられていきます。


最初に売られた先が優しい地主のフォードで、奴隷の割に賢く音楽家でもあるソロモンに目をかけてくれるので安心しました。しかしほどなく、それを面白く思わないティビッツの挑発に乗って、つい反撃したソロモンは、意地の悪いエップスに売られることになります。

ここで肝心なのは、優しそうに見えたフォードも、決してソロモンを同じ人間として同等に扱ってくれたわけではなく、単に黒人奴隷として気に入っただけのこと。それが、この人種問題の根深さを感じさせます。

エップスに売られてからは、苦難の日々。ソロモンだけでなく、同じ農場で働くパッツィーもエップスからひどい虐待を受けます。
しかしその後、本当に親身になってくれる白人バスが登場し、光が見えてきたように思いましたが、先のフォードの件もあるので、私自身も完全に信じきれない感じでした。

アカデミー賞受賞で期待値が高かったせいか、正直言って、思ったほどの感動は得られませんでした。(機内映画のせいもあるかもしれません。)
今回の邦題は工夫されている感はありますが、原題の「奴隷の12年間」に対してずいぶんとポジティブな印象で、日米の視点の違いを感じました。


主人公のソロモンを演じるのは、「シャドウ・ライン」のキウェテル・イジョフォー。虐待地主エップスには、「Shame」のスティーブ・マクイーン監督と再タッグのマイケル・ファスベンダー。優しい方の地主フォードに、「戦火の馬」で見たばかりのベネディクト・カンバーバッチ。
ソロモンを裏切る白人労働者は、「シングルパパの育児奮闘記」のギャレット・ディラハント。そして、プランBでこの映画の製作も手掛けたブラッド・ピットが、最後に出てくる協力的なバスを演じています。

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