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2014年3月30日 (日)

アンチクライスト

引き続きミニシアター系映画として、デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督の作品を。

目を離した隙に息子がアパートの窓から転落して死んでしまった夫婦。息子の死から立ち直れずに精神が参ってしまった妻を、精神科医の夫は自ら治療しようとします。


主人公の妻は、最初からもっと精神を病んじゃっているのかと思っていましたが、どちらかというと、深い悲しみから抜け出せずにいる感じ。それは時が癒すしかないんじゃないかという気がしましたが、彼女の場合、実際は息子の存命中から問題を抱えていたんでしょうね。


全編ほぼ2人だけの物語で、この2人が最終的に行き着く先はどこなのだろうと気になりながら見ていました。
私の人生経験の浅さによるところもあるのでしょうが、複雑な心理描写に、時折ついて行ききれないこともありました。しかし、全体的には主人公の気持ちを理解できました。
特に、どうしても妻に目がいきがちなストーリーにあって、夫も夢か幻想かって世界に入り込んでいるのを見て、彼自身も息子を失った悲しみを閉じ込めているんだろうなと感じました。
ただ、後半の展開は、ちょっと怖くておぞましくて、目を背けたくなるシーンも多くて辛かったです。

斬新な舞台設定の「ドッグヴィル」などのトリアー監督らしく、独特な映像・カットも多用された作品でした。
主役の2人をウィレム・デフォーとシャルロット・ゲンズブールが演じており、ゲンズブールはこれでカンヌ映画祭女優賞を受賞しました。

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