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2013年11月 9日 (土)

ウィンターズ・ボーン

アカデミー賞も受賞したジェニファー・ローレンスの出世作です。

父が失踪し、母は精神を病み、一人で幼い弟と妹の世話をする17歳のリー。保安官から、保釈中の父親が出頭しないと、保釈金のかたに家・土地を没収されると聞いた彼女は、何とか父親を探し出そうとします。


冒頭から悲惨さ出まくりではありましたが、家族を守るために立ち上がる、強くて健気な主人公を見ていると、不思議と可哀想とは思いませんでした。
弟妹を連れて遠くまで父親を捜しに行くロードムービーと思い込んでいたのですが、実際は自分の住む地域で聞いて回って、その結果、閉鎖的な社会の掟に踏み込み、あちこちで反感を買ってしまいます。

貧しい田舎の社会では、女は皆男の言うことに従っていればいいって感じなのでしょうか。でも、頼る男もいないリーは、食いついたら離さない犬のようで、最後には同情され、手を差し伸べてもらえました。
特に伯父さんは、最初は非協力的で、リーを追い出すために首をしめたりして、どんな伯父さんだよと思いましたが、17歳の姪が必死で家族を守ろうとする姿にほだされたのでしょうか? 自分の弟の家族のために、一緒に動いてくれるようになりました。

お金のために入隊しようとするリーを、徴兵担当官が優しく諭すシーンがとても良かったです。また、ラストは家族が一つになったって感じのエンディングでグッドでした。
何気ない、でも貧しい日常を生き抜く姿と、父を捜索するストーリーの2段構成が見事で、サンダンスで賞を獲ったのも頷けます。
貧しい地域の寒い冬のトーンが、「フローズン・リバー」を思い起こさせました。

保安官には、「シングルパパの育児奮闘記」のギャレット・ディラハント。そして、失踪した父の昔の恋人役で、「ツイン・ピークス」のローラ・パーマーことシェリル・リーが出ていました。

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