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2013年11月19日 (火)

ムード・インディゴ

働かなくても暮らせる身分のコラン。パーティーで出会ったクロエと愛を育み結婚しますが、ハネムーンの夜に蓮の花がクロエの肺に入り、彼女は病に冒されてしまいます。そして、治療費がかさんで財産が底をついたコランは働きに出ます。


前半は、奇妙で楽しいストーリーにワクワクしました。雲の乗り物やカクテルピアノ(フランス語では「ピアノクテル」と呼んでいた)などの小道具も、「作るの大変だったろうなー」と思いつつ、ユニークな作風のミシェル・ゴンドリー監督の世界にすっかりハマりました。
後半は一転、クロエの病気やコランの労働でトーンは暗くなり、恐らく当時の社会を象徴したり風刺したりしていると思われるシーン、銃の製造作業や扇動的な作家に傾倒する友人の奇行など、裏の意味が分かったらもっと興味深かったのにと思うところも多々ありました。

原作となっているのは、ボリス・ヴィアンの「L'Ecume des Jours(日々の泡)」という小説で、私はフランス人の友人からお薦め本としてずいぶん前にもらったまま積ん読になっているのですが、この映画を見て、原作にも興味が湧いてきました。
ただし、映画と同様にシュールレアリスティックでクリティックな作品なら、フランス語で読むのは難しいかも...。日本語版を探そうかな。

そんな作品の映像化はやはり、「エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」のゴンドリー監督(「メリエスの素晴らしき映画魔術」にも登場)ならではのものでしょう。
それに、前半のファンタジックでかわいらしい雰囲気は、ロマン・デュリス(「ハートブレイカー」「モリエール」)とオドレイ・トトゥ(「ロング・エンゲージメント」「ココ・アヴァン・シャネル」)のカップルだからこそ自然に見えた気がします。
また、コラン家の料理人二コラは、「最強のふたり」以来あちこちで引っ張りだこのオマール・シーが演じています。

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