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2013年11月18日 (月)

海の上のバルコニー

今度の木曜はボージョレ・ヌーボーの解禁日ということで、私も今週は勝手に「晩秋フレンチシネマ・ウィーク」と題し、フランス映画を集中視聴しようと思います。
第1弾は、「アーティスト」のジャン・デュジャルダン主演の作品です。

内戦下のアルジェリアで近所に住んでいたマルクとキャティ。大人になったマルクは妻子もいて、義父の不動産会社で働いていますが、偶然客としてやってきたキャティに再会し、心を動かされます。


前半はキャティとの再会を楽しんで見ていましたが、後半はちょっとスリリングになってきて、サスペンス性が過ぎるのが苦手な私は、見続けるのがちょっと辛かったです。とはいえ、サスペンスフルなのは意外にすぐ終わり、助かった!という感じでした。ただ逆に、サスペンス好きな方は、「え、どうなったの? これで終わり?」と思ってしまうかも。

子供の頃のアルジェリアでの記憶が根深く残って尾を引いているのが、「いのちの戦場」でも描かれたようなフランス近代史の暗部を見た思いでした。日本は第2次大戦以降ほとんど戦争に関わっていないので、そういった経験は皆無ですからね。
主人公は、最後にはそのバックグラウンドを乗り越えられたということなのでしょうか。明確な答えはわかりませんが、この手のフランス映画には珍しいハッピーエンドだったと思いたいです。

ジャン・デュジャルダンは、「プレイヤー」や「OSS117シリーズ」などコミカルな役が多いので、ここまでシリアス一辺倒の役には正直なところ違和感がありました。
また、マルクの母役で、ブリジット・バルドーのBBに対抗しCCと呼ばれていた、「山猫」などのクラウディア・カルディナーレを久々に見ました。
監督は、「ヴァンドーム広場」などのニコール・ガルシアです。

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