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2013年11月

2013年11月30日 (土)

Law&Order シーズン9

数日遅れでシーズン9まで見終わりました。本当は切りのいいところでシーズン10まで見てからコメントしようかと思っていましたが、書きたいエピソードも増えたので、ここで一旦書いておこうと思います。

前回、シーズン1が終了したときに書いたきりでしたが、去年のうちにローガンがカーティスに交代したところまで見ました。毎日視聴に疲れ、録画がたまってきたこともあって泣く泣く休止しましたが、この秋に視聴するドラマが減って時間に余裕ができたため再開することに。しかし、今や毎日2話放送...。他ドラマの視聴を追いやり必死についていく日々です。
とはいえ、硬派な犯罪捜査と法廷ドラマのセットは私好みで、今度こそシーズン14まで頑張って見続けます!

というわけで、まずは去年見たシーズン2から5までのエピソードから、印象に残るものをピックアップ。
第3シーズン第1話で15歳の少女クレア・デーンズがすごかった話は「Homeland」で言及済みですが、第4シーズン第1話では「ライフwithマイキー」の時より少し大きくなった子役デビッド・クラムホルツ(「Numbers」「23号室の小悪魔」)が登場。この回の犯人の弁護士には「フローズン・リバー」「ザ・ファイター」のメリッサ・レオ。

同じくシーズン4では、ローレン・アンブローズが15歳の役で出ていましたが、10年後の「シックス・フィート・アンダー」でも高校生→大学生だったんですよね。彼女はシーズン8でも18歳ぐらいの役で再出演し、年齢不詳...。

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2013年11月28日 (木)

23号室の小悪魔 シーズン2

第2シーズンの全エピソードが終了しました。(前回の記事はこちら
このバカバカしさが結構好きだったのですが、アメリカでは今シーズンに入って視聴率が取れなかったらしく、あえなく打ち切りとなったようです。

途中で話が戻ってあれ?と思ったのですが、日本の放送では、未公開のエピソードを後から追加で放映したからなんですね。コーヒーショップを辞めてウォール街で再就職できたはずのジューンがコーヒーショップに戻っていたり、ジェームズ(JVDB)がまだダンス番組の準備をしていたり、はたまたクロエが魅かれたベンが再登場していたりで、一瞬混乱しましたが、事情がわかって納得しました。

印象に残ったエピソードを挙げると、まず第2シーズンの第1話で、JVDBと同じく青春ドラマスターあがりの俳優としてマーク・ポール・ゴスラーが出たこと。「レイジング・ザ・バー」や「マダム・プレジデント」でおなじみの彼が、かつてアメリカで誰もが知る(?)「Saved by the Bell」という青春ドラマのザック・モリスって主役をやっていたとは。

第2話では、ジューンがクロエとベンの恋愛に注目する余り、ラブコメの脇役みたいになってると隣人イーライから指摘され、そんな脇役の相手にはジョナ・ヒルかザック・ガリフィアナキスだと言われてしまいます。

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ふたたびグレゴリー・ハウスの夢

夕べすごーく久しぶりに、海外ドラマネタの夢を見ましたのでご紹介。
以前も見た「Dr.House」のグレゴリー・ハウスの夢です。今回は、寝る前にドラマを見たわけではないので、なぜこの夢なのか不明ですが。


※以下、カッコ内は起きた後の私の一人ツッコミです。


ハウス先生と部下たちのクリスマス・パーティになぜか招待されている私。ハウス、チェイス、タウブは来ていて、新メンバーの女性2人を待っているところ。
私が2人を迎えに階下へ降りて行って、きれいに着飾ったアダムズとパクが現れますが、私は先にエレベーターで戻ろうとすると、そこになぜかセミヌードのレオナルド・ディカプリオが! 建物にある施設のプールで泳いできたらしい...。(ちょっとドキドキ)

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2013年11月23日 (土)

太陽がいっぱい

フレンチシネマ・ウィーク中の「お薦めシネマ」は、フランス映画の代表作の一つとも言える1960年の作品を選びました。

金持ちの放蕩息子フィリップを連れ帰るよう父親に頼まれてイタリアにやってきたトム。しかし、その使命を果たさぬままフィリップと過ごすうちに、彼を妬み、恋人のマルジュに横恋慕するようになります。
ある時、フィリップとマルジュと3人でセーリングに出たトムは、ある計画を実行に移す準備を始めます。


音楽を聴いただけで切なさがこみ上げる数少ない映画の一つです。初めて見たのは高校2年の時。最後に見てからも、もう10年以上経っていますが、結末も含めストーリーはほぼ覚えているにもかかわらず、サスペンスフルでドキドキしてしまいました。特に、マルジュがフィリップを追ってきたときや、偽造小切手を換金するときなんか。

トム役アラン・ドロンの端正な顔立ちには相変わらずうっとりしてしまいました。フィリップ役のモーリス・ロネもハンサムだけど若干野性味があるのは色が黒いせいかな? でも、トムも徐々に日焼けしてフィリップに近づいていくところが巧みです。
巧みといえば、パスポートやサインを偽造するテクニックは、この当時には画期的だったのではと思えます。今じゃもっと精巧でないとバレるので、その道のプロしかできないんじゃないかと思いますが...。

トムが最初からフィリップを狙っていたのか、今回改めて考えてみました。貧しくて才覚のみで世の中を渡ってきた彼は、どんなチャンスも逃さない本能のようなものを持っていただろうものの、結局はフィリップの見下した態度とマルジュへの想いが引き金となって行動を起こしたのだろうと私は思います。

この映画のお気に入りの一つはエンディングで、ラストまですべてを見せないところにあります。最後に観客が見るのはトムの笑顔、そして美しい港だけが残像として残る、秀逸な終わり方です。

2013年11月22日 (金)

メンタリスト シーズン4

フランス映画を一時中断、第4シーズンの終了したこちらのドラマについてコメントします。(前回の記事はこちら

今シーズンは、レッド・ジョンと思われた男をジェーンが殺したところから始まりました。
かつてはジェーンのすぐそばまで来たり、その後はクリスティーナをさらったり、はたまたハイタワーを追い詰めたりと、いろいろやってきたレッド・ジョンでしたが、「ようやく正体を現した! しかも、『ザ・ホワイトハウス』のブラッドリー・ウィットフォード!」と思って喜んだのに、あっさり死んじゃった上に別人でがっかり...。
その後、連続殺人犯なのに罪を逃れた男(デビッド・ペイマー)をジェーンがテレビ番組で挑発し、レッド・ジョンに殺させるという事件が発生、今シーズンは何だかジェーンの倫理観に疑問を感じてもいます。

ヴァンペルトの婚約者だったFBIのオラーフリン(「男と女の不都合な真実」でも言及のエリック・ウィンター)がレッド・ジョンの手先と判明し、前シーズンで死んだので、彼女はリグスビーと再び親しくなるかなと思っていたら、リグスビーは別の女性との間に子供ができて、それどころではなくなってしまいました。

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2013年11月21日 (木)

隠された日記 母たち、娘たち

ボジョレー解禁日当日は、ワインを飲みながら、フランス映画らしい家庭内の不和を描く作品を見ました。

トロントに住むオドレイは、休暇で両親の住むフランスの海岸の街に戻ってきます。しかし、母親のマルチーヌと何となく折り合いの悪い彼女は、祖父の死後は空き家になったままの近所の家に移ります。そして台所の奥に隠されていた、祖母ルイーズの古い日記を見つけます。ルイーズは、マルチーヌがまだ子供だった頃に家族を捨てて家出をしたきりでした。


オドレイは、いつまでも独身の彼女に批判的なマルチーヌと確執があるので、よけい自由な精神の祖母ルイーズに魅かれたのかもしれませんが、そんな祖母の存在が母をしてより頑なにさせたことを考えると、マルチーヌにも同情を禁じえませんでした。
ルイーズもマルチーヌも、決して娘に愛情がなかったわけではなく、特にルイーズの場合は、自立した女が疎まれる時代に生まれ、理解のない夫と結婚した(当時はそれが当たり前だったにしても)ことが不幸だったんでしょうね。

それに、マルチーヌがオドレイに冷たいのも、自分を捨てた母のように、娘も自分を捨ててカナダに行ってしまったように感じたからというのもあったようだし。

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2013年11月19日 (火)

ムード・インディゴ

働かなくても暮らせる身分のコラン。パーティーで出会ったクロエと愛を育み結婚しますが、ハネムーンの夜に蓮の花がクロエの肺に入り、彼女は病に冒されてしまいます。そして、治療費がかさんで財産が底をついたコランは働きに出ます。


前半は、奇妙で楽しいストーリーにワクワクしました。雲の乗り物やカクテルピアノ(フランス語では「ピアノクテル」と呼んでいた)などの小道具も、「作るの大変だったろうなー」と思いつつ、ユニークな作風のミシェル・ゴンドリー監督の世界にすっかりハマりました。
後半は一転、クロエの病気やコランの労働でトーンは暗くなり、恐らく当時の社会を象徴したり風刺したりしていると思われるシーン、銃の製造作業や扇動的な作家に傾倒する友人の奇行など、裏の意味が分かったらもっと興味深かったのにと思うところも多々ありました。

原作となっているのは、ボリス・ヴィアンの「L'Ecume des Jours(日々の泡)」という小説で、私はフランス人の友人からお薦め本としてずいぶん前にもらったまま積ん読になっているのですが、この映画を見て、原作にも興味が湧いてきました。
ただし、映画と同様にシュールレアリスティックでクリティックな作品なら、フランス語で読むのは難しいかも...。日本語版を探そうかな。

そんな作品の映像化はやはり、「エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」のゴンドリー監督(「メリエスの素晴らしき映画魔術」にも登場)ならではのものでしょう。
それに、前半のファンタジックでかわいらしい雰囲気は、ロマン・デュリス(「ハートブレイカー」「モリエール」)とオドレイ・トトゥ(「ロング・エンゲージメント」「ココ・アヴァン・シャネル」)のカップルだからこそ自然に見えた気がします。
また、コラン家の料理人二コラは、「最強のふたり」以来あちこちで引っ張りだこのオマール・シーが演じています。

2013年11月18日 (月)

海の上のバルコニー

今度の木曜はボージョレ・ヌーボーの解禁日ということで、私も今週は勝手に「晩秋フレンチシネマ・ウィーク」と題し、フランス映画を集中視聴しようと思います。
第1弾は、「アーティスト」のジャン・デュジャルダン主演の作品です。

内戦下のアルジェリアで近所に住んでいたマルクとキャティ。大人になったマルクは妻子もいて、義父の不動産会社で働いていますが、偶然客としてやってきたキャティに再会し、心を動かされます。


前半はキャティとの再会を楽しんで見ていましたが、後半はちょっとスリリングになってきて、サスペンス性が過ぎるのが苦手な私は、見続けるのがちょっと辛かったです。とはいえ、サスペンスフルなのは意外にすぐ終わり、助かった!という感じでした。ただ逆に、サスペンス好きな方は、「え、どうなったの? これで終わり?」と思ってしまうかも。

子供の頃のアルジェリアでの記憶が根深く残って尾を引いているのが、「いのちの戦場」でも描かれたようなフランス近代史の暗部を見た思いでした。日本は第2次大戦以降ほとんど戦争に関わっていないので、そういった経験は皆無ですからね。
主人公は、最後にはそのバックグラウンドを乗り越えられたということなのでしょうか。明確な答えはわかりませんが、この手のフランス映画には珍しいハッピーエンドだったと思いたいです。

ジャン・デュジャルダンは、「プレイヤー」や「OSS117シリーズ」などコミカルな役が多いので、ここまでシリアス一辺倒の役には正直なところ違和感がありました。
また、マルクの母役で、ブリジット・バルドーのBBに対抗しCCと呼ばれていた、「山猫」などのクラウディア・カルディナーレを久々に見ました。
監督は、「ヴァンドーム広場」などのニコール・ガルシアです。

2013年11月17日 (日)

僕が星になるまえに

私は特にファンではないのですが、最近人気急上昇のベネディクト・カンバーバッチ(「シャーロック」)が出演した2010年の映画が公開されて見に行きました。

末期ガンのジェームズは、死ぬ前に自分の好きな景色をもう一度見たいと、彼の介護をするデイヴィー、友人のビルとマイルズを伴って、バラファンドル湾へと向かいます。


私の好きなジャンルの一つにロードムービーがありますが、この作品でも男4人が時にじゃれ合い、時に本音をぶつけ合いながら旅をする様子が、とてもよかったです。まじめなデイヴィー、おふざけのビル、シニカルなマイルズと皆個性的で気に入りました。
最初はシニカルなマイルズが好きだったのですが、彼のシニカルさの裏には、親友が死にかけていることを受け止めきれずにいる複雑な思いがあるのだと知り、それが辛くもありました。

持ってきた花火でテントが焼けてしまい、ムサイ男たちがくっつきあって一つテントで寝ることになったのに、横になったジェームズは本当に幸せそうで、死期の迫った時に気の合う仲間に囲まれて過ごすのもいいもんだなと思わされました。
ただし、いよいよという時に苦しむ姿を親しい人達に見せたくはないので、私はやっぱり一人でひっそり死ぬ方を選ぶと思いますが...。

旅の途中で出会う、海岸でダース・ベイダーのフィギュアを探すおじさんがいい味でした。ちょっとズレてるように見えて、意外に本質を突いたようなことを言ったりして。

ラストは私だったら別の形にしたいと思ったけれど、全体的にはなかなか良い映画でした。

カサノバ

プレイボーイで知られるヴェネチアの色男カサノバ。訴追を逃れるために名家の娘と結婚するよう総督に言われ、仕方なくヴィクトリアとの婚約を取り付けます。しかし、ヴィクトリアの向かいに住むフランチェスカを見て魅かれたカサノバは、正体を偽って彼女に近づこうとします。


ずいぶん前にドナルド・サザーランド(「MASH」)の「カサノバ」を見たことがありますが、特異な風貌の彼に比べて、今回のヒース・レジャーはイケメンで納得の色男でした。
軽いノリのストーリーで、前半はイマイチな感じでしたが、後半に話が進んでからはまあまあで、最後の大立ち回りは単純に楽しめました。
女性賛美の本を出版して人気を集める哲学者グアルディが、「ブタをペットに」と書いたら、女性がこぞってブタを連れ歩くのが笑えました。

ヴェネチアの堕落を止めにきた司祭をジェレミー・アイアンズ(「Law&Order:性犯罪特捜班」でも言及)が演じていて、彼がこんなコミカルな役をやっていることが衝撃でした。
その他、フランチェスカにはジュード・ロウの元カノのイメージしかない(失礼!)シエナ・ミラー、その母には「エイリアス」などのレナ・オリン、フランチェスカの婚約者にはオリバー・プラット(「ラブ&ドラッグ」「スプリング・ガーデンの恋人」)、そしてヴィクトリア役で「Tuders」「Silk」のナタリー・ドーマーが出ています。
監督は、前述のレナ・オリンの夫で、「シッピング・ニュース」や「アンフィニッシュ・ライフ」など良作も多いラッセ・ハルストレムです。

天国から来たチャンピオン

お薦めシネマ」第3弾は、ウォーレン・ベイティ主演のアメフト映画です。

フットボール選手のジョー・ペンドルトンは、ラムズで念願のクォーターバックに選ばれた矢先、交通事故に遭い天国へ。しかし、実は新人の天国案内人が慌てて、助かるはずのジョーを間違って連れてきてしまったのでした。急いで元に戻ろうとするも、ジョーの体はすでに灰に...。そこで仕方なく、ちょうど死んだ金持ちのリオ・ファーンズワースの体に乗り移ることにします。


死後に別の体に乗り移るという話は、「私はラブ・リーガル」を思い起こさせますが、パソコンのリターンキーを押していきなりジェーンの体に入ってしまったデビーと違い、天国側のミスで死んだジョーは再びアメフトをやるために良さそうな体を選んで乗り移れました。
逆に、あちらはジェーンとデビーの両方の知識を活かして活躍していますが、こちらはすべてジョーの記憶のみです。

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2013年11月16日 (土)

リゾーリ&アイルズ シーズン3

第3シーズンが終了しました。(前回の記事はこちら
前にコメントした時は、後半メロドラマチックでちょっと...なんて書いていましたが、シーズン2以降はそれほど気にならなくなり、今ではかなりハマって見ています。

まずはジェーンについて。高校時代の彼氏としてシーズン2で初登場したケイシーが、その後も何度か出てきて、ジェーンとよりを戻しそうで戻さない微妙な関係を続けていました。
軍人のケイシーは戦地に赴いていましたが、怪我をして脚が不自由になり帰国、しかしジェーンの負担になりたくなくて離れていってしまいます。もちろんジェーンは彼を支えたい気持ちが一杯。関係はさらに複雑になってしまいました。
私としては、是非ともケイシーとくっついてほしいのですが、少なくともすぐにはそういう展開になることはなさそうです。ケイシーを演じるのは、「トランスポーター ザ・シリーズ」に主演していたクリス・ヴァンス。

モーラの方は、当初から養子という話は出ていましたが、インテリでお金持ちな育ての母にジャクリーン・ビセット! モーラとは時折フランス語で会話して、そのハイソな組み合わせは、典型的イタリア家族のジェーンとそのママとは好対照です。

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恋するリベラーチェ

昨日までの数日間は、仕事上のトラブルで早朝出勤・深夜帰宅が続き、映画もドラマも見るどころではありませんでした。
なので、ようやく解決がついて時間が取れた今日は、頑張った自分へのご褒美に映画館へ行きました(ご褒美じゃなくても映画館には行くのですがbleah)。
今回見たのは、先日「エミー賞授賞式」で作品賞と主演男優賞を受賞したマイケル・ダグラスとマット・デイモン共演のテレビムービーです。

映画に出る犬のトレーナーをしていたスコットは、ゲイバーで出会ったボブに誘われてベガスへ行きます。ボブは、ベガスでショーをしているリベラーチェの知り合いで、ショーを見た後で楽屋に行き彼に会ったスコットは、瞬く間に彼に魅了され、彼の提案を受けて秘書として同居し、実質的な恋人となります。


この映画が製作されるまで、リベラーチェという人のことは全く知りませんでした。ちょっと前に始まった60年代が舞台のテレビドラマ「ベガス」でも、「リベラーチェを呼んでくればいい」みたいなセリフがあったので、誰もが知る人なのでしょうが。ド派手な服や演出はともかく、冒頭で見せるショーの場面での巧みな話術は非常に魅力的で、映画の中のことなのに、観客と一緒に拍手したくなるほどでした。

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2013年11月10日 (日)

ビッグ

今回の「お薦めシネマ」はこちらの作品です。

12歳のジョシュは、遊園地で憧れのシンシアと一緒にジェットコースターに乗ろうとするも、身長が足りなくて乗車拒否されます。落ち込んだ彼が、遊園地の片隅にあったマシン、ゾルターに願い事を聞かれて「大きくなりたい」と言ったところ、翌朝目が覚めると本当に大人になっていて...。


今でこそアカデミー賞俳優のトム・ハンクスですが、昔はコメディ専門だったんですよね。でも、童顔でこの88年当時32歳なのに見えないし、中身は子供で外見だけ大人な主人公を演じられるのは彼しかいないと思った覚えがあります。

ジョシュの親友ビリーが、もともと兄貴風を吹かせていたけど、大きくなったジョシュもビリーに頼り切りなのが笑えます。だからこそ後半で、大人でいることに慣れてきたジョシュが大人の付き合いを優先して、ビリーとの間に溝ができてしまうわけなのですが。でも、そこは親友なので、いざって時にはやっぱり助けますhappy01

おもちゃ売り場で社長と一緒に大きなピアノを足で(というか全身で)弾くシーンは、何度見てもワクワクします。

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2013年11月 9日 (土)

ウィンターズ・ボーン

アカデミー賞も受賞したジェニファー・ローレンスの出世作です。

父が失踪し、母は精神を病み、一人で幼い弟と妹の世話をする17歳のリー。保安官から、保釈中の父親が出頭しないと、保釈金のかたに家・土地を没収されると聞いた彼女は、何とか父親を探し出そうとします。


冒頭から悲惨さ出まくりではありましたが、家族を守るために立ち上がる、強くて健気な主人公を見ていると、不思議と可哀想とは思いませんでした。
弟妹を連れて遠くまで父親を捜しに行くロードムービーと思い込んでいたのですが、実際は自分の住む地域で聞いて回って、その結果、閉鎖的な社会の掟に踏み込み、あちこちで反感を買ってしまいます。

貧しい田舎の社会では、女は皆男の言うことに従っていればいいって感じなのでしょうか。でも、頼る男もいないリーは、食いついたら離さない犬のようで、最後には同情され、手を差し伸べてもらえました。
特に伯父さんは、最初は非協力的で、リーを追い出すために首をしめたりして、どんな伯父さんだよと思いましたが、17歳の姪が必死で家族を守ろうとする姿にほだされたのでしょうか? 自分の弟の家族のために、一緒に動いてくれるようになりました。

お金のために入隊しようとするリーを、徴兵担当官が優しく諭すシーンがとても良かったです。また、ラストは家族が一つになったって感じのエンディングでグッドでした。
何気ない、でも貧しい日常を生き抜く姿と、父を捜索するストーリーの2段構成が見事で、サンダンスで賞を獲ったのも頷けます。
貧しい地域の寒い冬のトーンが、「フローズン・リバー」を思い起こさせました。

保安官には、「シングルパパの育児奮闘記」のギャレット・ディラハント。そして、失踪した父の昔の恋人役で、「ツイン・ピークス」のローラ・パーマーことシェリル・リーが出ていました。

2013年11月 7日 (木)

キス&キル

両親と旅行中のジェンは、ニースのホテルでイケメンのスペンサーと出会います。彼がCIAのスパイだとは知る由もなく、ちょうど足を洗おうとしていた彼と意気投合、結婚へと発展します。
しかし、幸せな結婚生活が3年経った時、スペンサーは突然前の上司からの連絡を受け、それと時期を同じくして急に命を狙われ始めます。


相手の正体を知らなかったら殺し屋だったって設定は「Mr.& Mrs.スミス」を思い起こさせました。ただし、今回は夫のほうだけですが。何となく二番煎じの感は拭いきれず、イマイチではありました。
でも、周囲にいた郊外の平凡そうな人たちが次々スペンサーを狙って豹変する辺りは、ちょっと「ホット・ファズ」風な面白い驚きがありました。特に、太めでおマヌケっぽいヘンリーが意外に勇ましく機敏なのにビックリ。

主演のキャサリン・ハイグルは、「グレイズ・アナトミー」を辞めてから、ずっとこのテのラブコメ路線一辺倒で、せっかくエミー賞獲っても演技派に転身できずもったいないなと思います。元からキャミーかリース・ウィザースプーンに継ぐラブコメ女王を目指していたんでしょうか⁈

元スパイのスペンサーには、「抱きたいカンケイ」などのアシュトン・カッチャー。ジェンの両親には「ブルー・ブラッド」のトム・セレックと、「ホーム・アローン」のママ役だったキャサリン・オハラ。
ジェンたちのご近所さんには「ビッグバン・セオリー」「近距離恋愛」のケヴィン・サスマン。スペンサーの職場の同僚には「ラブ&ドラッグ」のキャサリン・ウィニック。
そして、ジェンたちが立ち寄るスーパーの店員ケビンには、何と、R&B界の実力者アッシャーが出ていました! クレジットにあった名前、アッシャー・レイモンド4世はどうやら本名のようです。

2013年11月 4日 (月)

M ★ A ★ S ★ H

お薦めシネマ」第1回はこちらの作品です。

朝鮮戦争下の韓国に駐留する米軍の移動野戦外科病院(MASH)にやってきたホークアイとデューク。その外見からは誰も医者とは思わない、ふざけた様子の彼らですが、腕は確かです。同室になった真面目一徹のフランクとはそりが合わず、からかいの対象にしています。そこへトラッパーという医者が加わり、ホークアイらとつるんで騒ぎを起こします。


同じ頃にテレビドラマがあって、私は見ていないのですが、そっちが先だと思い込んでいたら、映画の公開の方が先だったんですね。
初めてこの映画を見たのは25年前。今では息子のキーファーの方が有名でしょうが、ドナルド・サザーランドをこの時初めて見た私は、その特異な風貌に圧倒され、一気にファンになりました。
最後に見たのも、もう15年くらい前だったので、久しぶりに見たら、日本への出張手術とか結構忘れているシーンもありました。

ホークアイは、いい加減で不真面目この上ないのに、人望が厚く、MASHの皆のまとめ役・相談役なのが不思議。基地の神父デイゴまで相談に来るほどです。でも確かに、リーダー的資質はありそうですけれどね。

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お薦めシネマのコーナー 始めます

いつも新規に見た映画を中心に記事を書いていますが、これまで私が見た5000本を超える映画の中から良作を紹介しないのはもったいないとの指摘を受け、時折「お薦めシネマ」を書くことにしました。

基本はその月にテレビで放送される予定の映画の中から、週一くらいのペースで順不同に、私の「生涯ベスト200」にランクインしている作品を取り上げるつもりです。

同時に、その生涯ベスト200も公開しますが、一度に全部表示するのもつまらないので、記事をアップする度に穴埋め式に順次ランキングを明らかにしていこうと思っています。
ランキングは当然ながら、私の趣味・趣向によるもので、世の中の一般的な評価の順位とは異なる(いわゆる名作と呼ばれる映画でも入っていないものもある)ことをご了承ください。

それでは、栄えある第1回作品は…こちら

2013年11月 3日 (日)

ボーン・レガシー

ジェイソン・ボーンの動きによりCIAの「トレッドストーン計画」が明るみに出そうになったため、国家調査研究所のリックは、同時進行していた「アウトカム計画」も中止を決めます。
アウトカム計画に参加してアラスカで訓練をしていたアーロン・クロスは、何かがおかしいと思い始めます。同じ組織の仲間と思われる男が殺され、命の危険を感じた彼は、組織を出し抜いて逃亡を図ります。


「ボーン・アルティメイタム」を見たのは4年近く前なので、詳細は忘れてしまいましたが、イギリス人記者の射殺シーンや、何人かの登場人物の名前が挙がるなど、同じ時期に裏側でもこんなことが起こっていたのか!と、臨場感あふれる設定で興味深かったです。

でも、自分のアイデンティティを探り、次には自分が利用されていた計画の全貌を探りしていたジェイソン・ボーンと異なり、こちらのアーロン・クロスは、狙われて逃げ、あとは服用している薬を求めて生化学者の元を訪れ、やはり追われる身となった彼女と共に薬のあるマニラの研究所に向かうだけ。
それに、全部の計画を中止したはずなのに、後半でいきなり「ラークス」なる新計画の存在が浮上し、そのプログラムで養成された人間兵器(ターミネーターみたいになかなか死ななかった!)が登場するのもどうかと思うし。
アクション映画として見るなら面白いかもしれませんが、ストーリーの凝り方、サスペンス性という意味では、ジェイソン・ボーンのシリーズよりは数段落ちる気がします。もしかして、更なる展開は続編に残そうとしてのことかもしれませんが。

とはいえ、「ハート・ロッカー」で注目され、「ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル」など近年の活躍目覚ましいジェレミー・レナーと、彼を追うリック役のエドワード・ノートン(「ストーン」)を見ているのは楽しかったし、アーロンに協力する生化学者役のレイチェル・ワイズも、ジェームズ・ボンドの夫(ダニエル・クレイグ)に負けじとアクションで頑張っていました。

2013年11月 2日 (土)

ビッグバン・セオリー シーズン5

第5シーズンが終了しました。(前回の記事はこちら

前にコメントしたのはシーズン2が終わった時。あの頃は恋人のいないオタク軍団の4人だったのに、ハワードはバーナデットと結婚、レナードはペニーと付き合って別れてまた付き合い、あのシェルドンにまでエイミーという彼女ができたなんてホント信じられません。
エイミーは、ハワードとラージがふざけてシェルドンの名前で登録した出会い系サイトで知り合ったのですが、見事にうまくいい人を見つけましたよね! でも、レナードと交わした「ルームメイト協定」に続き、彼女とも「恋人協定」を結んだのが笑えます。ただし、最近はエイミーの作戦に乗せられて、2人の仲が進展するかも⁈ 先が楽しみです。

シェルドンとレナードのアパートにあるアイテムが、オタクっぽくてつい目がいってしまいます。
シャワーカーテンは元素周期表が書いてあって、「シャーロック」のホームズんちと同様、インテリアなんだなーと思いました。
また、ティッシュボックスはルービック・キューブ型! さすがにこれは回して組み合わせ変えたりできないよねーと思ったり。
シェルドンがいまだにたまごっちを持っていることも判明しました。英語でも「Tamagocchi」ってそのまま言うんですね。

そして、シェルドンがレゴでデススターを作っているシーンも。

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2013年11月 1日 (金)

21ジャンプストリート

ジョニデの出世作であるテレビドラマのリメイクです。

高校時代オタクでいじめられていたシュミットは、当時人気者グループで彼をいじめていたジェンコと警察学校で再会、互いに協力し合って卒業し、親友となります。
公園パトロール中に犯人逮捕でミスを犯した後、彼らに合う任務として「21ジャンプストリート署」に配属されます。そこで彼らは、童顔と幼稚な行動を武器に、麻薬売買の温床となっている高校への潜入捜査を命じられます。


あまりにおバカすぎて閉口するシーンもありましたが、大笑いさせられる場面もありました。
オリジナルのジョニデ版で、DVD化されたシーズン1の4エピソードのみ見たことがあるのですが、すぐに潜入から始まるあちらと異なり、高校時代の悪夢が甦る恐怖の中で潜入するシュミットは、「25年目のキス」を彷彿とさせました。
しかも、人気者の弟が助ける設定も一緒…と思っていたら、7年の間に時代は変わって、シュミットがイケてる人気者に! ジェンコはヒンシュクを買うばかり、ってとこが笑えました。

それにしても、いくら潜入中の設定とはいえ、チャニング・テイタム(「マジック・マイク」)とジョナ・ヒル(「マネーボール」)が兄弟役ですか⁈ ちょっと「ツインズ」風と思ってしまいました。そこまで極端じゃないけど。

シュミットとジェンコの上司の警部にアイス・キューブ。潜入する高校の校長には「New Girl」のニックことジェイク・ジョンソン。
そして、オリジナル版のジョニデとピーター・デルイーズが、意外なところでカメオ出演しています。

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