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2013年8月 4日 (日)

ジェーン・エア

何度も映像化されているシャーロット・ブロンテの名作ですが、こちらは2011年のミア・ワシコウスカ主演作です。

雨の中をさまよい行き倒れたジェーンが、牧師の家の玄関で助けられます。そこで彼女は、両親が亡くなった後に引き取られた伯母の家や、反抗的な子として寄宿学校に追いやられた子供時代、大人になってロチェスター家の家庭教師に雇われた過去を思い返します。


私は、ジェイン・オースティン作品の次に、このブロンテの作品が大好きで、この時代のイギリス文学が全般的に好きなこともあり、映画化された作品を何度も見ていますが、冒頭で思いつめた様子の大人のジェーンが見晴らしのいい高台をさまよっている時点で、時系列で描かれない構成に非常に興味を覚えました。
ただ、ストーリーを熟知している私は十分ついていけましたが、全く予備知識なく見たら、現在(牧師館)のシーンと回想シーンがうまくつながるのかなと少々疑問でもありました。まあ、全く知識のない人は少ないのかもしれませんが。

また私は、1996年のシャルロット・ゲンズブール版「ジェイン・エア」を何回も見てしまっているため、つい比較してしまいました。

ミア・ワシコウスカは、私の持っているジェーンのイメージにピッタリで、シャルロットよりは合っている気がしましたが、家庭教師をするアデルとのフランス語での会話は、当然ながらシャルロットに比べ物足りなかったです。
それに、いかめしくて近づき難いロチェスターは、ゲンズブール版のウィリアム・ハートや、1983年のBBC版「ジェーン・エア」のティモシー・ダルトンに比べ、マイケル・ファスベンダーでは面立ちが優しすぎる気がしました。でも、愛するジェーンを見つめる表情は胸キュンものでした(それは私が彼のファンだからですねhappy01)。

映画の終わり方もイマイチでした。よく知られた話なので、ネタばれにはならないと思うので言いますが、一応ハッピーエンドではあるわけなのですが、もう少し「めでたし」って結末に余韻を持たせるエンディングにしてほしかったです。すぐにエンド・クレジットが始まってしまい、「え、もう終わり?」を思わず言ってしまいました。

メインの二人を演じるのは、前述のミア・ワシコウスカ(「アメリア 永遠の翼」でもコメント)とマイケル・ファスベンダー(「Shame」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」)。
その他、ロチェスター家の家政婦でデイム・ジュディ・デンチ(「007/慰めの報酬」「マリリン 7日間の恋」)と、若い牧師役のジェイミー・ベル(「デファイアンス」「タンタンの冒険」)。
そして、監督のケイリー・ジョージ・フクナガは、その名の通り、日本人のお父さんを持つハーフだそうです。

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