トランスポーター ザ・シリーズ
ジェイソン・ステイサムを一躍スターにした映画「トランスポーター」をテレビ・シリーズにした新作です。
運び屋(トランスポーター)のフランク・マーティンは、オーダーを受ける窓口となるカーラや、車の整備をするディーターの協力を得て、荷物を指定の場所まで運ぶのが仕事です。フランクは運び屋として、時間厳守・荷物の中身は見ないなどのルールがありますが、途中で様々な障害に遭いますが、契約をきっちり実行しようとします。
映画と同様、フランクが住んでいるのは南仏なので、舞台はほとんどヨーロッパです。この間はちょっと北米に出張(?)して、アメリカとカナダで仕事していましたが。
フランクが元SASなので、荷物を狙う敵に襲われても難なく撃退できるのがすごいです。それも、アメリカと違って銃社会じゃないせいか、銃撃戦ではなく格闘で。いつも白ワイシャツに黒のタイとスーツでキメているのですが、戦う時には上着を脱いで戦闘態勢に。それでも、絶対動きにくいよねー、と思いながら見ています。
ヨーロッパのドラマだからか、最初の頃はエロいシーンが結構多くて閉口ぎみだったのですが、今ではそれも控えめになり、それと共に私のこのドラマに対する評価も上がってきました。
特にディーターが、クールなフランクと好対照なお笑い担当って感じで、楽しくて気に入っています。女性の出会いが少ないのも、かつてのボンド並み(最近のボンドは結構ストイックなので)の女性関係を誇るフランクと大違いで、早くちゃんとデート相手ができるよう願っています。
最近出てきたジュリエットという女が何者なのか、フランクに近づく真意が不明で気になります。裏で誰か糸を引いていそうな様子だし。
また、直近の第8話では、フランクが先輩トランスポーターに、冷戦時代の話を聞くなど、なかなかよかったです。
主演のクリス・ヴァンスは、前に見た「メンタル」という精神科医のドラマで主役だったのですが、私は結構面白いと思ったのに、1シーズンで終了。その後は「バーン・ノーティス」や「リゾーリ&アイルズ」でゲスト出演してるのを見たぐらいなのですが、彼は医者より元SASのが断然似合っています。
それ以外のキャストは誰も知らないと思っていたのですが、映画版にも出てくるタルコニ警部は同じ俳優(フランソワ・ベルレアン)なんですね。映画を見たのはずっと前でまったく覚えていませんでしたが。
また、ゲスト出演者もほとんど知らない人たちで、北米エピソードの時に、「ラブ&ドラッグ」のキャサリン・ウィニックや、「ザ・ユニット」のデモア・バーンズなど、見知った顔が何名かいただけでした。でもそれが逆に、登場人物に先入観を与えずいいのかなとも思います。
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