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2013年6月 3日 (月)

クリスマス・ストーリー

季節外れではありますが、今日はこちらの作品を。とはいえ、プレゼント交換と最後の頃に舞う雪以外は、あまりクリスマスを感じさせませんでしたが。

アベルとジュノンの夫婦は、長男ジョゼフを白血病で亡くしたものの、長女エリザベート、次男アンリ、末っ子のイヴァンと、3人の子供がいます。アンリは問題を起こしてエリザベートから嫌われ、家族の集まりから追放されていましたが、病気のジュノンの骨髄移植に適合するか検査するため、久しぶりに家族の集まるクリスマスに呼ばれます。


今私が最も好きなフランス人俳優の一人メルヴィル・プポー(「ぼくを葬る」「ブロークン・イングリッシュ」)とマチュー・アマルリック(「007慰めの報酬」「アデル」)が兄弟役ということで興味を引かれたのですが、アマルリック演じるアンリはハチャメチャで、一方のプポー演じるイヴァンはおとなしく、対照的な2人でした。

アンリの性格は極端すぎる気もしなくはありませんが、フランス人ならありえるのでしょうか? ただ、ジョゼフを救えると思ったアンリが役に立たなかったと疎んできた母親と、そんな母親を嫌ってきたアンリの関係から、彼の反発も理解できなくはありませんでした。


それにアンリは、かつて結婚直後に妻を事故で亡くしたため、辛い思いを抱えていたというのもあります。それでも、酔ってくだを巻き、母や姉だけでなく優しい弟や父親までも非難する彼は行き過ぎだとは思うけど。

そんなアンリですが、エリザベートの息子ポールとは仲良くなるっていうのが面白いと思いました。エリザベートは息子をアンリに近づけたくないと思っているのに、ポール自身は、精神的に不安定で自分も人と違うと感じているからか、エキセントリックな叔父さんに惹かれているのが、皮肉が利いていました。

イヴァンの方はというとかなりの優男で、妻のシルヴィアは、夫を愛していると言いながら、彼のいとこのシモンが実は自分を愛していると知って心が揺れ動きます。もともとシモンが好きだったのに、イヴァンに先に告白されたから結婚してしまったのかもしれませんが、この先どうするつもりなのか、彼女の心境は測りかねました。

というわけで、平凡なイヴァンより個性的なアンリのが目立ってて良かったかな? でも個人的には、イヴァンの息子たちバジルとバチストが可愛くて一番かも!
とにかく、「マーガレットと素敵な何か」も「ラルゴ・ウィンチ」も、フランス語以外の外国語が飛び交うインターナショナルな映画だったので、ようやくフランスっぽい映画を見られて満足です。

長女エリザベート役は、昨日「ラルゴ・ウィンチ」の養い母役で見たばかりのアンヌ・コンシニ。「潜水服は蝶の夢を見る」でもアマルリックと共演していましたよね。そしてシルヴィア役には、ジュノン役のカトリーヌ・ドヌーヴの実娘キアラ・マストロヤンニでした。

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