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2013年6月29日 (土)

Jappeloup

出張から帰国しました。予告通り、機内映画の報告をしたいと思います。
行きの1番目は、「ジャップルー」という馬に乗って、オリンピックの馬術競技で金メダルを獲得したピエール・デュランという人の実話です。

子供の頃から父の指導で障害飛越競技をしているピエールは、学生時代に落馬して怪我をしてしまい、馬術の道をやめて弁護士を目指します。
2年後、ボルドーの弁護士となった彼は、帰省中に、ジャップルーという馬が父のところに売られてきたのを見ます。ジャップルーは以前ピエールが、その小ささから使えないと判断していた馬でした。

そのとき乗馬していたナディアと再会して、共に障害飛越の練習をするうち、ピエールに馬術への想いが甦ってきます。ピエールは、ジャップルーに騎乗して再び大会を目指すことにし、めきめきと頭角を現した彼は、フランス代表チームに選ばれます。


オリンピックで金メダルを取るとわかっているので、結末は知れているわけですが、当然ながら、間には山あり谷ありでした。

ロスでの最初のオリンピックでうまくいかなかった時はハラハラしましたし、その後のドイツでのヨーロッパ選手権でも練習中に怪我をしたりしたので、ピエールと一緒にずっと一喜一憂していました。

その過程で、共に頑張ってきたナディアとの間に亀裂が入りそうになったときも、本当に心配してしまいました。

特に、ナショナルチームに入ってからのコーチとの攻防は、どんなスポーツでも監督やコーチって大事なんだなと実感しました。私は馬に乗ったことも数回のみ、障害馬術なんてやったこともないので、まったく想像もつきませんが。
競技そのものについても、スピードと障害を飛越えられたかの得点との両方で競われることを初めて知りました。

ロス・オリで挫折したピエールが、ジャップルーをライバルのアメリカ選手に売ることにした時には、どういうことかと驚きましたが、結局ジャップルーは彼の元に戻ってきて、無事に偉業を達成できたので安心しました。


ピエールを演じるのは、「プレイヤー」にも出ていたギヨーム・カネ。ピエールの父親に「マルセイユの決着」などのダニエル・オートゥイユ。敵対するコーチに「そして友よ、静かに死ね」のチェッキー・カリョ。そして、オリンピックでのライバルとなるアメリカ人選手の父親にドナルド・サザーランドが特別出演していました。


※後日談:ずっと未公開だった本作ですが、とうとう今年、2017年6月に公開が決まり、邦題は「世界にひとつの金メダル」となったようです。
以前のつぶやき(→こちら)でも書いたように、日本でも受ける映画だと思うので、ようやく日本でも公開されて感動を分かち合えることを嬉しく思います。

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