2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

マイベスト2015

マイベスト2014

« Dr.HOUSE シーズン7 | トップページ | New Normal »

2013年5月30日 (木)

ニュースルーム

今年日本で放送が始まったばかりの新しいドラマです。第8話まで見終わりました。

ケーブル局で2番人気のニュースアンカー、ウィル・マカヴォイ。大学の討論会で「アメリカが世界で一番」と言った学生を叱責し非難の的に。その後、彼の番組「ニュースナイト」のプロデューサーだったドンを始め、スタッフのほとんどが10時のニュース番組に移ってしまいます。そこで、報道局長のチャーリーは、やり手の女性プロデューサーであるマッケンジー(マック)を呼び寄せます。
ウィルはそれまで、視聴率を気にして番組内容を選んでいましたが、チャーリーとマックは、ここでテコ入れを図り、視聴率を気にせず本当に正しい情報を提供するニュース番組を作るよう説得します。マックはかつてウィルの恋人で、今でも互いにしこりを残していますが、残ったスタッフと共に新生「ニュースナイト」を立ち上げることになります。


最近はコミカルな要素を含むドラマが多いので、シリアスで骨太なドラマが非常に貴重で、見ていて本当に嬉しくなりました。さすが、「ザ・ホワイトハウス」や「ソーシャル・ネットワーク」のアーロン・ソーキンです。

まず、ニュース番組製作の裏側がわかるのが興味深い体験でした。普段何気なく見ているニュースですが、どれを取り上げるか、どう扱うか、こうやって選んで決めてるんだなーと面白く感じました。「アンダーソン・クーパー」とかも、きっとこんな風に製作されているんですよね?

そして、取り上げるネタが実際の事件であることが、更に物語を現実味溢れるものにしています。例えば初回のBPによる油田事故、第5話のアラブの春、第6話の福島原発問題などなど...。とても身近に感じますし、どの観点から取り上げるかで白熱する様子を見ていると、その緊迫感もたまりません。

その頂点は、第7話のビンラディン殺害のニュースで、他の局が別のネタを報道する中、どこまで裏を取り、いつになったら報道するかを巡って、丁々発止のやり取りにドキドキでした。
一番よかったのは、飛行機内で足止めを食らったドンが、機長にニュースを伝えるシーン。報道に携わる者として、この重要なネタを局で報道する立場になれない代わりに、何としても誰かに「伝え」たかったんですよね。普段は嫌な奴ですが、この時は共感しました。
この回のエピソードタイトルは5月1日。私はこれを見た時にピンとこなかったのですが、アメリカでは、9.11と同じように日付のみで何のことかわかるのでしょうか? ただ、この間「ゼロ・ダーク・サーティ」を見たばかりなので、ビンラディンを襲撃するシーンが甦り、私自身も感慨深いエピソードでした。

第1シーズンはあと2話で終わりですが、第2シーズンも作られているらしいので、今後もどんな現実のニュースが取り上げられるのか、今から楽しみです。

ニュース以外のサブストーリーとしては、ウィルとマックの関係がありますが、世代的にはこちらに近いくせに、私の関心は若者たちの恋愛の方へ。マックの補佐ジムと、スタッフの一人でドンの恋人でもあるマギーの、微妙な関係に注目しています。特にジムは、マックについて戦場にも行っただけあって大抵のことには動じないし、シニカルな面もあって、私のお気に入りです。

ところで、話はちょっとずれますが、マックとウィルのネタを取り上げたモーニング・ショーの司会者のセリフが、字幕では「次はジェニファー・アニストンの映画です」となっていたのですが、原語ではしっかり「Just Go With It」(「ウソツキは結婚のはじまり」の原題)と言っていました! 当たり前なのかもしれませんが、こんな細かいところまで当時のままにきちんと設定されていることに感心しました。


ウィルを演じるのは、映画界でもキャリアの長いジェフ・ダニエルズ。でも私は、「ジム・キャリーはMr.ダマー」とかのコメディのイメージが強く、最初「彼がこんな超シリアスドラマに?」と思ってしまったのですが、見始めてみると、落ち着いて頼れるアンカー役がピッタリでした。
マックには「ラースとその彼女」「マッチポイント」などのエミリー・モーティマー。スタッフの一人であるニールには、「スラムドッグ・ミリオネア」や最近では「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」などのデヴ・パテル。
また、局のオーナーであるレオナには、大女優ジェーン・フォンダ。彼女は、過去の結婚歴の中にCNNのテッド・ターナーもいるので、この配役にはクスリとしました。レオナの息子リースには、「ジュリー&ジュリア」「近距離恋愛」でも触れたクリス・メッシーナ。
そして、報道局長チャーリーには、「Law&Order」で正義の人ジャック・マッコイを演じていたサム・ウォーターストン。だけど、ここではいつも(?)カラフルな蝶ネクタイのせいか、妙にコミカルに見えてしまっていますcoldsweats01

« Dr.HOUSE シーズン7 | トップページ | New Normal »

海外ドラマ」カテゴリの記事

コメント

初めまして。リィンと申します。
『The Newsroom』、私も録画していますが、まだ未視聴分が多くて・・・。
二カ国語版では、丁々発止のやり取りを楽しみ
字幕版では、素の声を楽しんでします。

チャーリー役Sam Waterstonですが、
御本人はジョーク好きで笑顔一杯の方なんですよ。
趣味は家族って公言している方で・・・
マッコイとは、大分イメージが異なるんですよ。

ようさんは、カッター役のローチ・ファンなんですね。
以前、他の場所でも書いた情報ですが、ここでもご紹介を。

ローチが『L&O』加入初期のことです。
ローチ自身が、なかなかシャイな性格らしくて・・・
ちょっと1人で座っていたら・・・
ウォーターストンがいきなり背後からバックドロップを!
で、そのまま皆の所まで引きずって行った・・・という撮影裏話があるんですよ。

ちなみに、私はWaterstonに忠誠を誓っております!(笑)

おお! 貴重な裏情報(しかもローチ様関連)をありがとうございます!
なるほど、ウォーターストン本人は、どちらかというと、ジャックよりチャーリーに近い感じなんでしょうか?!
リィンさんが彼のファンになったのは、何がきっかけですか? 
やっぱり「キリング・フィールド」?(ちなみに、私が彼を知ったのはこの作品です。)
それとも、テレビ派(「L&O」とか)でしょうか?
彼出演のお勧め作があれば、教えてください!happy01

再度お邪魔します&レス、有り難うございます。
ようさんの華麗で気品ある言葉のブログに、お笑い系の私の文章・・・
素晴らしく違和感を感じ焦っております(笑)

ローチ情報、喜んでいただき、有り難うございます。
ローチ、バットマンシリーズにも出演しているのは御存知でしょうか?
亡くなった父親役なので、思い出シーンだけですが・・・。

Waterston好きになったのは「L&O」からです。
私は、映画やドラマは、あまり視聴しないのですよ。
日本のドラマはもう全然・・・海外ドラマは見ますが。
・・・・・戦争ドキュメントがメインなんですよ・・・殺伐ですね(苦笑)
お勧めは・・・・日本語字幕ありなら、ウディ・アレンの数本はいかがでしょうか?
「セプテンバー」「重罪と軽罪」は、私は好きなんですよ。
若い方には退屈かも、とは思いますが。
英語全然理解不能なのに、日本語字幕無し作品も視聴しています。
原作が邦訳あれば読んで視聴とか・・・そんな感じです。
原作邦訳無い場合は・・・・気力と愛で・・・!

ようさんは、フランス映画がお好きなんですね。
勝手にごめんなさい。そういうのが、凄く「格好いいナァ」と思えて・・・
「戦争ドキュメントが好き・・・特に欧州戦線が・・」よりずっと素敵です(笑)
Waterston、フランス語が堪能なんですよ。
フランス映画にも。出演しています。主演もチョイ役も・・・。
フランス語のマッコイ(?)は、また異なる魅力が・・・

あぁ、ごめんなさい。また長々と書きましたね。
これにて、失礼します。

リィンさん、再コメントありがとうございます!

私はこのブログを初めて2年半になりますが、いまだ初心者レベルで、リィンさんのような読んで楽しい文章を書くこともできず、コメントをくださる方も滅多にないので、こんなにいろいろ書いていただいて、本当に嬉しいです!

確かに、単純明快なハリウッド映画よりは、ひとクセあるフランス映画に惹かれる傾向にはありますが、フランス人もお気に入りであるウディ・アレンの作品「重罪と軽罪」は私には難しすぎました。 でも、お勧めいただいてありがとうございます。機会があれば、もう一度チャレンジしてみます。(次は理解できることを期待して。coldsweats01

リィンさんは、映画もドラマもあまり視聴されていないとのことでしたが、であれば尚更のこと、ウォーターストン(=マッコイ)との出会いは運命的なものだったってことですね!
彼がフランス語を話す姿も、ぜひぜひ見てみたいです。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/570808/57492427

この記事へのトラックバック一覧です: ニュースルーム:

« Dr.HOUSE シーズン7 | トップページ | New Normal »