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2013年3月 1日 (金)

世界にひとつのプレイブック

忙しかった仕事が一段落したので自分へのご褒美も兼ね、見たい映画が大挙して公開したのもあって、この週末は映画館で映画三昧することにしました。
最初の映画は、ジェニファー・ローレンスがアカデミー賞主演女優賞に輝いた本作です。

妻のニッキに浮気されてキレたパトリック(パット)は、相手を殴って精神病院行きになりました。ようやく退院しましたが、ニッキのことが忘れられず、何とか復縁しようと考えています。
パットが親友夫婦の夕食会で出会ったティファニーも、夫を亡くしてからやはりセラピーに通っており、ダンスに癒しをえています。
ティファニーは、接近禁止令を受けてニッキに近づけないパットの代わりに、彼女に手紙を渡すのと引き換えに、彼女とダンス大会に参加してくれるようパットに頼みます。


原題のSilver Liningは、「Every cloud has a silver lining(どんな雲にも銀色の内張りがある→悪いことのように見えてもいい面もある」という英語のことわざから来ていて、私もこのポジティブな発想が大好きなのですが、パットもこの言葉を連発していて、前向きに生きようという意気込みが伝わってきました。日本語の字幕では「希望の光」だけなので、いまいちニュアンスが伝わりきれない気はしますが。

一方の「プレイブック」は、お父さんがアメフト好きなところと掛けているのでしょうが、アメフトの戦術とか戦略として用いられるプレーブックに比べ、パットとティファニーの関係は計画性とは無縁な感じだったので、なぜこのタイトルが出てきたのか、ちょっと謎です。ティファニーとというより、パット自身の「前向き人生計画」ってとこかな?

パットとティファニーが近づいたのは、共に精神的な問題を抱えていたからだけでなく、2人ともできる兄や姉の下でコンプレックスを感じていたという背景などもあったのでしょうね。もちろん、パットもダンスを通じて精神の落ち着きを取り戻し、コンテストという2人に共通する目標ができたというのもありますが。
でも、アメフトの勝敗にしか興味のなさそうな父親や、優等生で弟を見下している風だった兄も、実はパットを大切に思っていて、家族愛に溢れた一家だったと分かり、感動的でした。中でも、愛情深く息子を見守る母親が素晴らしく、演じるジャッキー・ウィーバーの助演賞ノミネートも納得です。タラちゃん大絶賛の、彼女の出演作「アニマル・キングダム」も是非見たいです。

このように悪くない映画ではありましたが、アカデミー賞作品賞候補になる程かな?という気はします。ただ、他の候補作もこれから見るので、最終的な評価はもう少し待ちたいと思います。

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