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2013年3月23日 (土)

ゲーム・チェンジ

もう1本、アメリカ政治を描いたリアルなテレビムービーを観賞です。

大統領選の共和党候補に選ばれたジョン・マケインは、大人気で躍進を続ける民主党候補のオバマに対抗するため、勝負の流れを変えることのできる副大統領候補を探していました。
最初、異例の民主党からの起用を決めましたが、事を進める前に情報が漏れたため、共和党員の反対にあって難しくなります。そこで、新たな候補者として、女性票を集めるために、女性の政治家から候補の選定を始めます。そして、アラスカ州知事のサラ・ペイリンが浮上します。


当時オバマ優勢だった状況を巻き返し、その後もティーパーティーで名を馳せたペイリンのことは覚えていますが、どういう経緯で選ばれたのか知らなかったので、興味深く見ました。
でも、自分自身の力や魅力ではなく、副大統領に誰がつくかで支持が上がるのを期待しているようでは、大統領候補としてどうなんでしょうか?

それにしても、ペイリンが外交問題に弱いことは、当時から知っていましたが、これほど酷い状況とは思いませんでした。南北朝鮮や、アフガニスタンとイラクの各戦争のことはともかく、イギリスの政治を動かすトップを首相じゃなく女王と思っていたという逸話は本当なのでしょうか? 子供だってそれぐらい知ってると思うけど…。

5人も子供を育てながら市長・知事をこなして、時間はなかったのかもしれませんが、ニュースぐらい見ませんか? 少なくとも、まがりなりにも政治家を志す人なら。

申し訳ないけど、こんな人が副大統領にならなくてよかったと思いました。日本人の私は直接被害を被るわけじゃないけれど。得意分野ではなくても、一般常識ぐらい持っている人になってほしいですよ。
でも、ペイリン本人だって、副大統領になる野心なんてもともと持ってなかったんですよね。大した経歴もなかったわけだし。それなのに、たまたま白羽の矢を当てられて、喜んでホイホイ出てきちゃったのが失敗のもと。アラスカ知事のままで十分だったのに。だから、ある意味可哀想な人でもあると同情もしました。


ペイリンを演じるのは、外見からそっくりに真似たジュリアン・ムーア。でも私は、マケイン陣営の選挙戦略責任者だったスティーブ・シュミットの方が主役に見えました。演じるウディ・ハレルソンは、昔はあまり好きな俳優ではありませんでしたが、最近は「7つの贈り物」をはじめ、結構好きになってきました。
また、「リカウント」で民主党の弁護士役だったブルース・アルトマンが、今度は共和党のメディア対策責任者で出ていて笑えました。

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