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2013年1月13日 (日)

イングロリアス・バスターズ

マイケル・ファスベンダー(「SHAME」)狙いでずっと見たかったのですが、ようやく実現しました。

1941年ナチ占領下のフランス。「ユダヤ人ハンター」のあだ名を持つSSのランダ大佐は、農家にかくまわれていたドレフュス一家を見つけ惨殺しますが、娘のショシャナはかろうじて逃げ出します。
1944年。今では映画館を経営するショシャナは、ドイツ兵のツォラーと知り合いになります。ツォラーはイタリアで300人以上を殺した英雄で、彼の映画も製作され、プレミア上映にショシャナの映画館を使いたいと提案します。家族の仇であるランダ大佐も来ると知った彼女は、上級将校の集まるこの機会に全員を焼き殺そうとします。
一方、レイン中尉が率いる米軍の特殊部隊「バスターズ」は、ナチを次々と襲っては殺していました。映画上映会をチャンスと見た連合軍は、バスターズを使って映画館に爆弾を仕掛ける「プレミア作戦」を立てます。


ファスベンダー狙いだったわけですが、開始から一時間以上経ってようやく登場。しかも結構あっさり殺されてしまい、がっかり…。ドイツ語のできるイギリス人中尉という設定だったので、レイン中尉と共に「プレミア作戦」で活躍することを期待していたのに。でも、まだこの頃は今ほど有名じゃなかったし、仕方ないかな。

一方のランダ大佐は本当に有能で第活躍、見ていてハラハラ、ヒヤヒヤするシーンばかりでした。

まず冒頭でドレフュス一家を捜索している時に、流暢にフランス語を話しているにもかかわらず「これが限界」と英語に変えたのを不審に思っていたところ、その理由がわかって、巧みな戦術に感心しました。
その後、映画館を会場に使うことになった時にショシャナを探っている様子、会場でドイツ人スパイの女優ハマーシュマルクと同行のレイン中尉を見ている時の視線一つ取っても、「彼にはバレているに違いない」と思わず考えてしまうほどでした。
演じるクリストフ・ヴァルツは、アカデミー賞助演賞を受賞、納得の演技でした。

私は、ツォラーを演じるダニエル・ブリュールというイケメン俳優に注目。彼はフランス語もペラペラしゃべっていたけれど、スペイン人とドイツ人のハーフらしく、ヨーロッパの俳優ってほんとマルチリンガルよね、と感心。でも、「パリ、恋人たちの2日間」に出てたらしいけど、全然記憶なし!bleah

ちなみに、ツォラーの映画「国民の誇り」は創作なのでしょうが、ショシャナの映画館で上映していたドイツ映画「死の銀嶺」は実在します。主演のレニ・リーフェンシュタールが、その後監督としてナチス支配下でオリンピック記録映画「民族の祭典」を撮ったことなどを思うと、興味深い作品の選択だなぁと考えながら見ていました。

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