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2012年12月

2012年12月30日 (日)

海外ドラマキャラ ベスト10

今年はこちらのリストも作ってみました。

1. リロイ・ジェスロ・ギブス 「NCIS
2. マイク・カッター 「Law & Order
3. ダニー・テイラー 「Without A Trace
4. コルビー・グレンジャー 「Numbers
5. ダニー・レーガン 「ブルー・ブラッド
6. ラファエル 「ザ・プロテクター
7. ナイジェルマリー 「Bones
8. ボリス 「救命医ハンク
9. リー・スキャンロン 「ミディアム
10.シェルダン 「プライベート・プラクティス


脇役好きの私ですが、1位のジェスロは別格です!
2位は今年一番はまったキャラ。何せ夢にまで見ましたからねhappy01(詳しくはこちら

それでは、よいお年を!

注目俳優 ベスト10+5

2012年に見た作品の中で、注目した俳優をピックアップしています。私の好きな俳優ランキングというわけではないので、ご承知おきを(好きな人でも、今年作品を見ていなければ、ランク外です)。


<男性>
1. ライアン・ゴズリング 「ドライヴ」「スーパー・チューズデー」「ラブ・アゲイン
2. ライナス・ローチ   「Law & Order」「司祭」「キッドナップ
3. マイケル・ファスベンダー 「シェイム」「X-MEN: ファースト・ジェネレーション
4. エドワード・ノートン 「プライド&グローリー」「ストーン」「ダウン・イン・ザ・バレー」                  「インクレディブル・ハルク」「モダン・ファミリー
5. ベン・アフレック     「アルゴ」「ハリウッドランド」「消されたヘッドライン」                  「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(監督)
6. クリスチャン・デ・ラ・フエンテ 「ザ・プロテクター」「プライベート・プラクティス」                 「CSI:マイアミ
7. ジル・ルルーシュ  「フランス、幸せのメソッド」「アデル/ファラオと復活の秘薬」                  「プレイヤー
8. ギャレット・ディラハント  「シングルパパの育児奮闘記」「ザ・グレイズ
9. ジェームズ・フランコ   「グリーン・ホーネット」「最後の初恋
10.アルベール・デュポンテル 「地上5センチの恋心



<女性>
1. キャリー・マリガン   「シェイム」「ドライヴ」「ウォール・ストリート
2. ダイアン・レイン    「最後の初恋」「ハリウッドランド
3. ヴァージニア・マドセン 「ベルアイルのマジック
4. ジェニファー・アニストン 「アラフォー女子のベイビー・プラン」「バウンティ・ハンター
5. クレア・デインズ     「HOMELAND」「僕と彼女とオーソン・ウェルズ


今回の動向としては、海外ドラマで注目した俳優が何人もランクインしたことと、映画の作品そのものの評価と俳優の注目度は違うということを認識した結果となりました。

海外ドラマ ベスト10+5

こちらは、今年見た全ドラマの中から、私のベスト10を紹介します。
今年放送終了したドラマも多いので、来年はガラリと順位が変わることを期待します!

1. 「NUMBERS
2. 「NCIS
3. 「メンタリスト
4. 「クローザー
5. 「Without A Trace
6. 「ブラザーズ&シスターズ
7. 「ライ・トゥー・ミー
8. 「私はラブ・リーガル
9. 「女検死医ジョーダン
10.「クリミナル・マインド


今年、新作で見たドラマの中からのベスト5は以下の通り。

1. 「モダン・ファミリー
2. 「アンフォゲッタブル
3. 「ザ・プロテクター
4. 「23号室の小悪魔
5. 「ボディ・オブ・プルーフ

コメディが多い(「New Girl」「シングルパパの育児奮闘記」は選にもれましたが)のが、今のアメリカのTV業界を反映している感じです。また、女性が主人公の話が上位に並びました。

2012年のマイベスト

今年も、私が1年間に見た作品からのマイベストを選びました。

まずは映画。今年は、一言コメント付きです。

1. 「ドライヴ」(2011)    孤独の影漂う主人公がかっこいいい!
2. 「ぼくを葬る」(2005)   監督の死生観に共感
3. 「シェイム」(2011)    主人公の苦悩が見ていて辛かった
4. 「アルゴ」(2012)     ベン・アフレックを見直した作品
5. 「神々と男たち」(2010) 信仰ってこういうものなのかと驚愕
6. 「そして友よ、静かに死ね」(2010) 自分のフィルム・ノワール好きを再認識
7. 「7つの贈り物」(2008)  クラゲがキーポイントの感動作
8. 「司祭」(1996)    久々に見たけど、ライナス・ローチに尽きます
9. 「最高の人生のはじめ方」(2012)  ハートウォーミングなドラマ
10.「最強のふたり」(2011)      フランスでヒットしたのも納得

ニューイヤーズ・イブ

ほぼイブということで、こちらの群像劇を見てみることにしました。でも、友人や恋人と過ごすアメリカのニューイヤーズ・イブは、どちらかというと日本のクリスマス・イブみたいですけれどね。

大晦日。ニューヨークのタイムズ・スクエアでは、恒例のボール・ドロップの準備が進行中。その企画に携わるクレア(ヒラリー・スワンク)。ライブをするロックスターのジェンセン(ジョン・ボンジョヴィ)とその元カノでシェフのローラ(キャサリン・ハイグル)。バックコーラスのエリーズ(リア・ミシェル)と、エレベーターで一緒に閉じ込められたランディ(アシュトン・カッチャー)。仮面パーティの主催者サム(ジョシュ・デュアメル)。パーティに出たい配達員ポール(ザック・エフロン)と、配達先で知り合ったイングリッド(ミシェル・ファイファー)。死期の迫ったカメラマンのスタン(ロバート・デニーロ)とその看護師(ハル・ベリー)。好きな男の子と過ごしたい15歳のヘイリー(アビゲイル・ブレスリン)とその母親キム(サラ・ジェシカ・パーカー)らの1日を追っていきます。


群像劇のいいところは、それぞれ別個に見える人間関係が徐々につながっていく様子。出会ってくっつくかと思えばそうでなかったりする前作「バレンタインデー」のジュリア・ロバーツとブラッドリー・クーパーみたいな例もありますが。

とにかくオールスター・キャストで、上記の他、サムの母親にチェリー・ジョーンズ、クレアをサポートする警官のリュダクリス、ランディとエリーズをエレベーターから出す管理人(なのかな?)のジム・ベルーシなどなど…。中でも、ローラの仕事仲間のソフィア・ベルガラが、「モダン・ファミリー」とかぶるようなキャラながら、いつもの自国ネタなどで笑えました。

それから、ステージ上のボンジョヴィとエレベーターの中のミシェルが、別々にいながらデュエットするシーンもグッド! 2人は劇中で何曲も歌っていたので、この配役は納得です。

エンディングのパーティも、P!NKの歌が流れる中のダンスで大盛り上がり。現実の大晦日に向け、こちらの気分もあがりました。

2012年12月29日 (土)

SUITS/スーツ

第1シーズンの最終話まで見終わったところです。

マイクは弁護士を目指していたものの悪友トレヴァーのせいで大学を退学、今は能力を活かして司法試験の替え玉受験で稼いでいます。ある時、祖母のホーム入居にまとまった金が必要になり、トレヴァーの代わりに麻薬の運び屋をすることにします。しかし、刑事を見つけておとり捜査とわかった彼は、ヒゲる途中で弁護士のハーヴィーがアシスタントを募集している面接会場に偶然足を踏み入れます。マイクの能力を見抜いたハーヴィーは、無資格がばれないよう経歴を偽らせて、マイクを採用します。


前に「SAFE」でも書いた最近やたら多い「一度見たら忘れない」系のマイクができすぎではありますが、おばあちゃんを大事にし、依頼人に同情したりと、結構人情家で、それが冷徹なイメージのハーヴィーと好対照です。
一方のハーヴィーは、敵も一目置く敏腕弁護士ですが、最近はマイクの影響を受けてか、若干ソフトになったし、マイクを守り、時に頼りにするようになってきましたよね。ただ、敵に対し、「俺を相手にするとお前が損だぞ」とすごむシーンは、相変わらずありますが。

11話目で、経歴詐称の会計士の話が出てきますが、このドラマの終了時には、マイクの経歴詐称もバレて、マイクは一から仕切り直し、ロースクールに行くのかなぁ、今度はハーヴィーのサポートもあるから完璧だしね!…と思っていたら最終話で、マイクの秘密を知るトレヴァーが再登場、秘密をばらしてしまうのでは?という展開になり、次シーズンがどうなるのか気になります。

私のお気に入りは、ハーヴィーの秘書ドナ。上司のニーズを常に理解している有能な秘書で憧れます。しかも、ハーヴィーはかつて2年ほど検事局にいたらしく、ドナもその頃からの部下ということが判明、だから信頼しきっているのねーなんて思ったり。特技が泣き真似(ハーヴィーもだまされた)というのが笑えますhappy01

2012年12月28日 (金)

タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密

フランス好きなら誰でも知っている、エルジェの漫画タンタンの映画化です。

ジャーナリストのタンタンは、マーケットで見つけたユニコーン号の模型を買い求めますが、すぐにその模型を欲しがる人が次々現れます。興味を持ったタンタンが調べてみると、その船はアドック卿という人物の軍艦で、かつて海賊に襲われて海に沈んだという話があることを知ります。
外出から戻ったタンタンは、模型が盗まれているのを発見、しかし、偶然部屋に残っていた謎の羊皮紙を見つけます。羊皮紙を狙うサッカリンに誘拐されたタンタンは、カラブジャン号に乗せられ海の上へ。そこで、アドック卿の子孫であるハドック船長に出会います。


漫画を読んでいた者としては、船長やデュポン&デュボン刑事など、おなじみのキャラクターが出てくるのはとても楽しめましたが、英語では、忠犬ミルゥはスノーウィ、刑事もトムソン&トンプソン、極めつけがタンタンを「ティンティン」と発音しているのが許容できませんでした…。
それから、モーション・キャプチャーという新世代のアニメ作品ですが、アニメと実写の融合みたいなのが、どうも慣れなくて…。演じる俳優たちも、言われなければその人とわからないし、無名ならともかく、有名俳優としては出演する意味があるのかなぁ?と思ってしまいました。
ただ、例によって3Dではなく2Dで見ているわけですが、3Dだったら楽しめる映像も多々あるのだろうと思うし、船長の幻覚の中で砂丘が波に変わったり、そういう場面転換の演出はよかったです。
エンディングは、最近はやり(?)の、続編の可能性を見越したような終わり方でしたが、続編は作られるのでしょうか?

タンタンを演じた(と言えるのかな?)ジェイミー・ベルは、敵役サッカリンのダニエル・クレイグと「ディファイアンス」では兄弟だったよね、なんて思いながら見ていました。
また、デュポン&デュボンの一人(どっちか不明happy01)は「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」でも触れたサイモン・ペッグです。

2012年12月24日 (月)

プレシャス

アカデミー賞関連作品続きです。

16歳のプレシャスは、父親から性的虐待を受け、2人目の子供を妊娠中。母親も知っていながら何もしないどころか、プレシャスを責める始末。しかも、福祉局からもらう子供の養育費の分まで、自分の懐に入れています。
妊娠のせいで学校を退学になったプレシャスは、無料の特別学校を勧められ、通い始めます。そこの教師レイン先生の優しさに触れ、徐々に学習意欲もわいてきます。


前半の、劣悪な環境で生活するプレシャスは、見ていて辛いものがありましたが、目をそむけることもできませんでした。特に、母親の横暴ぶりは、本当にひどいものでした。料理を作らせ、気に入らないと殴り、勉強は無駄だとさせない、しかも、自分の夫を奪ったとレイプを娘のせいにする。こんな母親が世の中にいるものかと疑いたくなりました。
そんな中で、プレシャスが、空想の世界に逃げ込むのもわかる気がしました。これが極端になると、多重人格になったりするのだろうなと、非常に納得できました。

レイン先生というよき理解者で教育者と出会えたのは、プレシャスにとって本当に幸運だったと思うけれど、逆に、そういう救いが与えられたり、誰かが必ず手を差し伸べてくれたりするのも、世の常なのかなぁと思います。
でも、そんな辛い思いを全くしたことのない自分は、本当に恵まれていると実感しました。

マライア・キャリー、レニー・クラヴィッツといったミュージシャンが俳優として出ているのも、興味を引きました。
特にマライアは、歌っている時の華やかなイメージと違い、地味なソーシャルワーカー役で、なかなか印象的でした。でも実は、大コケした「グリッター」も、私は嫌いじゃなかったんですよね…。私ったら、意外と女優マライアが好きなのかな?happy01

2012年12月23日 (日)

ザ・ファイター

実話に基づく、ボクサー兄弟の再生の物語です。

かつてシュガー・レイに勝ったことが自慢の元ボクサー、ディッキー。今は、異父弟でやはりボクサーのミッキーのセコンドをしていますが、麻薬に溺れる日々で、弟のサポートも怠りがちです。母親も、ディッキーばかり気にかけ、ミッキーのことは後回しです。
バーで出会ったシャーリーンと親しくなったミッキーは、ディッキーと母親が自分のためにならないと彼女に諭され、家族から離れようとします。そんな時、ディッキーが警察沙汰を起こし、止めに入ったミッキーも、大事な右手を殴打されてしまいます。


実話好きの私ですが、前半は全くハマれませんでした。原因は、主人公が家族に振り回されているのを見てイライラさせられたからだと思います。過去の栄光にすがる兄に、その兄しか目に入らない母親、そんな2人を「家族だから」と断ち切れず、結果バカを見て自分をダメにしているミッキーを、腹立たしい思いで見ていました。
でも後半は、心機一転、ボクサーとしての再起に懸けるミッキーの姿に、応援しようという気になりました。きっかけとなったHBOのドキュメンタリーは、そういう意味では結局よかったんですね。あれで現実を認識させ、兄と母の依存から脱却できたのでしょう。


ミッキー役のマーク・ウォルバーグを初めて見たのは、チョウ・ユンファ共演の「NYPD15分署」。あの時は、こんなスターになるとは思っていませんでしたが、「ブルー・ブラッド」でも書いたとおり、私は兄のドニーの方が好きhappy01。でも、ボクシングのシーンで殴られ渋い顔をした時は、お兄ちゃんそっくりに見えました。

一方、この作品で助演男優賞も受賞したクリスチャン・ベールは、「バットマン」シリーズなどで知られる俳優ですが、私はどうしても子役の時の「太陽の帝国」が忘れられず、彼を見る度に、「大きくなったね」と思ってしまいますcoldsweats01

2012年12月22日 (土)

ラビット・ホール

娯楽大作が続いたので、ヒューマンドラマを見たくなりました。こちらは、公開時に気になっていて見逃していた、ニコール・キッドマン主演の作品です。

ベッカとハウイーの夫婦は、8か月前に4歳の息子を事故で亡くしました。ベッカは遺族の会に参加しても癒されず、妹の妊娠に動揺します。そんな時、息子を車でひいた少年を町で偶然見かけ、後を追います。一方、ベッカ抜きで遺族の会に参加し続けるハウイーは、そこで知り合ったギャビーと親しくなっていきます。


子供を亡くした夫婦は、その後別れる結果になることが多いと聞きますが、それは悲しい気持ちもさることながら、自分を責めたり相手を責めたりして、心がすれ違っていくからなんでしょうね。
冒頭では、夕飯を作る妻の元に帰ってくる夫という普通の2人に見え、失ったものがあるように見えませんでしたが、夫が死んだ息子のビデオをこっそり眺める姿に、普通と違うことを思い知らされました。

前に進もうといいつつビデオを手放せない夫と、子供の服を整理しても前に進めない妻。ここでは、その方向性の違いがくっきり出ていました。私は身近な人を事故で急に失ったようなことはないけれど、その複雑な心境は理解できました。特に、ベッカの母親の「ポケットの石ころ」の例えは、とてもよく言い表していると思いました。

タイトルの「ラビット・ホール」は、妻が追いかける少年の描くコミックの題です。この少年もまた、自分のせいではないのに事故のことで苦悩しています。みながそれぞれ自分を責めているのは悲しすぎました。それが人間の本質であるのだとしても…。

ハウイーを演じるアーロン・エッカートは、去年の注目俳優リストにも載せた、私の好きな俳優の一人ですが、今回はやっぱりキッドマンの独壇場ですね。オスカー・ノミネートも納得です。
また、ベッカの母役でダイアン・ウィースト、ハウイーが親しくなるギャビー役で「グレイズ・アナトミー」のサンドラ・オーが出ています。

2012年12月16日 (日)

Person of Interest 犯罪予知ユニット

なかなかタイミングが合わず書きそびれていた(要するに録画をためこんでいたcoldsweats01)本ドラマについて、ようやくコメントします。

かつてCIAに雇われていたものの、今は死んだと思われているジョン・リース。愛する女性を失い、酒に溺れ、生きる目的もないままホームレス同様に過ごしていた彼は、ある日突然、謎の男フィンチに声を掛けられます。
フィンチは、政府の依頼で、通信などからテロにつながる情報を取り出すマシンを開発しましたが、通常の犯罪もマシンは取り出すのに、テロ以外の情報は政府から捨てられていました。そこでフィンチは、普通の犯罪に巻き込まれる人を救うべく、リースの助けを借りることにしたのでした。
マシンが出すのは、社会保障番号のみ。被害者か加害者かもわかりません。リースは対象となる人を監視、フィンチは通話やネットのデータをハッキングして事情を探り、犯罪を阻止しようとします。


現在18話まで見終わったところですが、正直最初の5話くらいは、あまり興味をそそられませんでした(なので録画もためこんでいた)。アメリカでの評判がすごかったので、期待しすぎたのかもしれません。しかし、リースやフィンチ(ハロルドは本名らしい)の過去が明らかになるにつれ、面白みが分かってきました。

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2012年12月15日 (土)

コンフェッション

男が教会に入ってきます。彼は告解室で神父を相手に話を始めますが、どうやら罪の告白をして許しを得るためではなさそうです。そして彼が話始めたのは、前夜の殺人。神父は驚き、話を聞くのを拒否しようとしますが、男は自分の話を聞かなければ教会にいる人たちを殺すと言って脅します。


私は、前情報として、主人公の男が殺し屋だと知っていたのですが、彼が告解をして神父が話を聞くというストーリーだと思っていました。そしたら、それ以上の複雑な話でした。でも、後半の流れは途中で読めたのですけれどね。

まず、冒頭で殺し屋が入っていく教会では、少女が「きよしこの夜」を歌っており、それがこの季節にピッタリでした。クリスマスには、極悪人も信仰に目覚めるということなのかしら、なんて思ってたら、とんでもない。単純に、前夜殺した男が死を目の前にして祈りを捧げていたため、それを理解したかったのでした。
でも実は、告解室で最初に神父に声をかけられた時の、アップになった彼の顔を見て、「まるで神父を殺しに来た暗殺者のようだ」って私は思ったんですよね。後半の流れになった時に、私のこの最初の感想を思い出し、キーファーって役者!と思ってしまいました。
また、「なぜこの教会、この神父なのか」っていう疑問も最初から持っていて、殺し屋の行動に何か裏がありそうな気がしてならなかったため、後半に明らかになった事実により、それがすっきりしました。

ほぼ2人のキャストのドラマですが、先のキーファーの演技もさることながら、ジョン・ハートも重厚で、過去に傷のある神父役がとてもよかったです。
ジョン・ハートといえば、最近は「ハリー・ポッター」なのでしょうが、私の中ではいつまでも、子供の頃に見た「エレファント・マン」が思い出されます。

本作は1回の話が10分未満というWeb用に作成されたドラマですが、私は連続放映された10話を一気に見たため、1時間のドラマを1つ見たという感じでした。こういうショート・ストーリー仕立ての実験的な意欲作が、最近、Web用にどんどん作られてきているんですかね? 「フレンズ」のリサ・クドローも、「ウェブ・セラピー」ってドラマをやってるらしいし(こちらは後にテレビ用にして放送されたらしいけど)。これからは、テレビじゃなくWebでドラマを見る時代ですかねー。

2012年12月11日 (火)

007/慰めの報酬

というわけで(前記事からの続き)、こちらも見損ねていた「愛と復讐に生きるスパイ」の話を見ました。「スカイフォール」が評判いいので、劇場に足を運ぼうと思っており、その予習です。

愛するヴェスパーに裏切られ、彼女を失ってしまったボンドは、ミスター・ホワイトを尋問して真相を探ろうとします。しかし、MI-6にまで潜入していた闇の巨大組織に阻まれ、今度はその組織を探るため、Mの反対も押し切って単独行動に出ます。
まずハイチに向かったボンドは、カミーユという女性に出会い、怪しい環境団体のトップであるドミニク・グリーンという男の存在を知ります。グリーンは闇の組織のメンバーであり、ボリビアの将校を利用して、資源の独占を図ろうとしていたのでした。


とまあ、概要を書いてはみたのですが、前作からの続きでありながら、見たのがだいぶ経ってからというのもあって、人間関係や前後の繋がりがなかなか把握できず、結構大変でした。
冒頭でいきなりカーチェイスが始まったのも、ボンド作品ではよくあることなのですが、今回は前作の1時間後という設定だったのがわかってなくて。ただアストン・マーチンがボコボコになって勿体ないなぁ、とhappy01

ハイチで出会うカミーユや、グリーンなる男の正体は何なのかもよくわからないままに、次々アクションが繰り出されるので、ゆっくり考える間もなくて、こういう場合、アクションが多すぎるのも考えものかも。
また、CIAのフィリックスって人も、ボンドに協力するんだか敵対してるんだか、立ち位置が全く不明でした。エンターテイメント性の高いアクション映画は、もっと単純な作りでないと逆にツマンナイ気がします。

ただ、環境運動をカムフラージュにした悪の組織っていうのは、今っぽくていいなと思いました。
敵役のグリーンを演じるマチュー・アマルリックは、「ジャック・メスリーヌ」でもコメントしましたが、「アデル/ファラオと復活の秘薬」にもチョイ出していた、結構好きなフランスの俳優です。

若さゆえかもしれませんが、女に振り回されるボンドはいただけません。新境地を狙ってのことなのでしょうが、やっぱりボンドは何事にも動じず、冷徹でクールでなきゃ! 「スカイフォール」では、クールなボンドを期待します!

2012年12月10日 (月)

M:I:III

先日「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」を見た時に、シリーズで唯一見逃していると書いた作品を、ちょうど地上波で放送したので、遅ればせながら見てみました。

現役を引退し、いまは指導者となっているイーサン・ハント。婚約者のジュリアと幸せな生活を送っています。しかし、教え子のリンジーが監視対象のディヴィアンに捕まったとの知らせを受け、救出に向かいます。
救出には成功したものの、リンジーの頭に埋め込まれた時限装置が爆発、彼女は命を落とします。復讐のため、イーサンはディヴィアンを捕えますが、護送中に逃げられ、逆にジュリアを誘拐されてしまいます。


まず、ディヴィアンを捕えるために、ハントが本人になりすますのですが、その偽者用マスクの装着シーンがよかったです。CGで自然にディヴィアンになってて。しかも、そのハントがなりすましているという設定のディヴィアンが、敏捷に走り回っていたけど、実際はディヴィアン役のでっぷりしたフィリップ・シーモア・ホフマンがやっているんですよね?
彼が出てきた時に、「マネーボール」や「スーパー・チューズデー」にも出ていたアカデミー賞俳優が何でこんなとこに?とも思いましたが、「カポーティ」で受賞した反動で、まったく別の役に挑戦したかったのかもしれません。

上海に渡ったハントが高層ビルの壁というか屋根というかを転がり落ちながらも敵を撃って倒すってのも凄かったなー。自分の落下速度と敵の位置を瞬時に計算して、その分を読んで撃ってるんですからね。って、妙に真剣に考えたりして。

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2012年12月 9日 (日)

三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

さすがに飽きてきたのでベンアフ特集は一旦終了、エンターテイメント性のある映画にシフトです。

ガスコーニュから銃士になるためパリに出てきたダルタニアン。初日に三銃士のアトス、ポルトス、アラミスのそれぞれと決闘をすることになります。しかし、決闘を始める間もなく、ロシュフォール隊長率いるリシュリュー枢機卿の衛兵に囲まれ、三銃士と共に戦って仲間になります。
リシュリューは、若く無知なフランス国王の裏をかいて、王妃がイギリスのバッキンガム公爵と通じていると見せかけるため、悪女ミレディを使って王妃の首飾りをイギリスに持ち込みます。ミレディはかつてアトスの恋人であり、バッキンガムのこともスパイしていたのでした。
王妃の侍女コンスタンスから、首飾りを取り返すよう頼まれたダルタニアンは、三銃士と共にイギリスへ渡ります。


2Dで見たのですが、3Dなら映えそうな映像が盛りだくさんでした。特に、飛行船のバトルは、きっと本当に浮いているように見えるんだろうなぁ…と思いながら見ていました。実はいまだ劇場でも3D未体験なんです。でも、あんまり心魅かれないんですよね。昔ながらの2Dで十分っていうか。でも、実際見てみたらインパクトあるのかもしれませんが。

敵が一人ならまだしも、リシュリューとバッキンガムと、両方のスパイをしているミレディと、3者を相手に順々に倒していくので、結構アッという間に2時間見終わったという感じでした。

でも、三銃士の話自体は、デュマの原作も読んだし、映画も、リチャード・チェンバレンやマイケル・ヨークの「三銃士」(1973年)から、クリス・オドネル、キーファー・サザーランド、チャーリー・シーンらの「三銃士」(1993年)、直近では「グレイズ・アナトミー」のジャスティン・チェンバースがダルタニアンを演じた「ヤング・ブラッド」まで、何度も見ているので、見飽きた感はありますけれどね。

いつもは、クールなアトスが一番好きなのですが、今回はアラミスの方が気に入りました。
アトスを演じるのは、「プライドと偏見」「MI-5 英国機密情報部」などのマシュー・マクファディン。悪女がぴったりなミラ・ジョヴォビッチは、「バイオハザード」で培ったアクションがさすがです。そして、三銃士の一人かと勝手に想像していたオーリー(オーランド・ブルーム)が、悪役のバッキンガム公爵でした。

2012年12月 3日 (月)

消されたヘッドライン

相変わらずのベンアフ・モードで、こちらの作品を。

路地裏で起こった麻薬絡みと思われる殺人事件。新聞記者のカルが情報を集めるうち、同じタイミングで起こった政治家の愛人の自殺事件と繋がりが出てきます。この政治家は、カルの学生時代の友人でもあるコリンズ議員で、彼に頼られ調査するうち、愛人は自殺ではなく殺されたらしいこと、それは軍事産業に関する公聴会の主要メンバーであるコリンズを陥れるためではないかという疑惑が上がってきます。


私は、数年前に、オリジナルのイギリスのドラマ「ステート・オブ・プレイ」を見ていましたが、続き物のドラマが苦手な私は、全6話ながら、やっとの思いで見た覚えがあります。ジェームズ・マカヴォイ、ケリー・マクドナルド、ポリー・ウォーカー、ビル・ナイといった有名俳優が出演していたので何とか関心を保てましたが、結末は予測できて、ちょっとイマイチだった記憶が残っています。

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2012年12月 1日 (土)

ハリウッドランド

引き続き、私の中のベンアフ特集です。今回は俳優として出ています。

テレビでスーパーマンを演じたスター、ジョージ・リーブスが死亡します。警察は自殺と断定、捜査は終了しますが、母親は自殺を信じず、探偵のシモが調査することになります。
彼が調べを進めるうち、このスターが映画会社の重役の妻トニーと不倫していたことが明らかになります。また、婚約者のレオノアも疑わしい行動を取ります。


主人公は探偵のシモだと思うのですが、ジョージ・リーブスの伝記映画のようでもありました。
スーパーマンという当たり役を得たばかりに、そのイメージが付きまとい、本当は本格俳優を目指していたのに、理想と現実の狭間で苦悩するリーブスの気持ちが痛いほどわかりました。
同じくアメコミ・ヒーローの「デアデビル」を演じたベンアフだから、心情が理解できるのかな?なーんて。彼はこの演技で、ヴェネチア映画祭男優賞を受賞したそうです。

リーブスの死の真相は、実際謎のままなのでしょうが、彼のキャリアは、事実に基づいているんですよね? 例えば、「風と共に去りぬ」で端役を演じたとか、「地上より永遠に」に出演するも、スーパーマンのイメージを拭いきれず、シーンがカットされたとか。
この後者の出来事は、かなりリーブスにショックだったようで、恐らくこの時に自分はスーパーマン以外の役はできないと悟り、将来に希望が持てなくなったのかもしれません。だとしたら、自殺したとしても不思議ではない気がします。
また、夫公認の愛人だったトニーとの仲も、彼のこの挫折と相まって崩れていき、新しく出会ったレオノアは若く、お金目当てで、リーブスと真剣な関係を築ける訳でもなく、結局失意のうちに亡くなったんですね。成功したからって、スターだからって、幸せとは限らないんだって実感…。

年上の愛人トニーを演じるのは、「最後の初恋」のダイアン・レイン。若い婚約者レオノア役は、「メンタリスト」のロビン・タニーです。

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