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2012年11月23日 (金)

アルゴ

いやー、よかったです。結末が分かっていながら、ハラハラしました。実話好きなこともあり、かなり楽しめました。

1979年。ホメイニ師を指導者に据えたイラン国民は、アメリカの対応に反発、アメリカ大使館を占拠して、大使館職員を人質にします。その中で、かろうじて逃げることのできた6人は、カナダ大使の私邸に逃げ込みます。しかし、見つかるのは時間の問題。そこで、救出作戦が立てられます。
アイディアを出し、実行することになったのは、CIAきっての人質奪還専門家トニー・メンデス。彼は、ハリウッドの映画人に協力を仰ぎ、架空のSF映画を撮影と称してイランに入国、人質に映画スタッフの振りをさせて出国させようとします。


前半は、奪還作戦の構想を練り、下準備をするところが描かれるのですが、その時点から、早く早くと思っていました。同時並行的にイランの様子や、逃げ遅れた大使館職員たちの様子も見せるので、間に合わないかとハラハラしました。
後半、メンデスがイランに乗り込んで、人質たちに役割を説明したりしている間にも、大使館でシュレッダーにかけられた職員名簿を子供たちが繋ぎ合わせて、逃げた職員が判明しそうになるので、本当にやきもきしました。

また、ハリウッドの映画人たちが協力するのは、危機的状況を憂えるアメリカ人としてわかるのですが、カナダ大使がすごいなぁと。他の何カ国かは6人を受け入れるのを拒否したらしいのに、勇気があります。

SF映画撮影を人質脱出に利用しようという着想は、メンデスが離れて暮らす息子との会話から得たというのは、本当の話なのでしょうか? いずれにしても、そのきっかけとなる映画が「最後の猿の惑星」(初期の「猿の惑星」3部作の最後)というのが渋くていいなーと思いましたhappy01
「アルゴ」というのは、架空の映画のタイトルなのですが、「アルゴ、ファッ○ユー」というのが一部合言葉のようになっていて、ある意味それで結束したようなのが笑えました。

クライマックスの空港での脱出劇は、気を持たせすぎな気もしますが、程よくエンターテイメント性を出したということで良しとしましょう。史実に基づいた社会派サスペンスなので、このぐらいの方が楽しめるのかもしれません。
エンド・クレジットで、実際の人質や救出に関わった人たちの写真が公開され、それがまた「実録」って感じでとてもよかったです。

主演と監督を兼ねたベン・アフレックは、ふた昔前はアクションスターって感じで、「アルマゲドン」や「パール・ハーバー」といった大作に主演していましたが、最近は盟友マット・デイモンや弟ケイシー・アフレックに押され気味な気がします。
ただ、近年、監督業やプロデュースにシフトし始めてから、結構評価が高いのも事実。私は彼の監督作を見たのは初めてですが、今回かなり気に入ったので、この機会に「ゴーン・ベイビー・ゴーン」と「ザ・タウン」も見てみたいです。
それに、今まではベンアフは特に好きな俳優ではなかったのですが、今回のヒゲ面のCIAエージェントはかなりカッコよかったので、近年の俳優出演作も見たくなりました。

脇役も名優揃いで、「アーティスト」にも出ていたジョン・グッドマンや、「50歳の恋愛白書」などのアラン・アーキン、「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストンらが出ていますが、私は特に、カナダ大使役のヴィクター・ガーバーに注目でした。
彼は、私の大好きだったドラマ「エイリアス」のシドのパパ。シド役はベンアフの妻ジェニファー・ガーナーだったので、嬉しいつながりでした。

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