« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »

2012年11月

2012年11月24日 (土)

ゴーン・ベイビー・ゴーン

有言実行、ベンアフの監督第1作を早速見てみました。

ボストンで探偵業を営むパトリックと相棒のアンジー。アマンダという4歳の少女が誘拐され、3日経つも警察は消息をつかめず、アマンダの伯母夫婦がパトリックたちを雇いにきます。パトリックが地元の裏社会に詳しいと聞いてのことでした。
ドイル警部に協力を要請したパトリックは、担当刑事のブレサントらと情報交換しながら捜査を進めます。ほどなく、アマンダの母親がコカインの運び屋をしていたことが判明。その線から犯人を探そうとするのですが…。


パトリックが捜査したらアマンダが順調に見つかりめでたしってストーリーを予想していたので、誘拐事件が解決しないまま捜査終了、警部が責任を取って退職、別の誘拐事件が発生という展開になった時には、かなり意外でした。
しかも、第2の誘拐事件では、パトリックは捜査要請をされていなかったのに、偶然情報をつかんだため、馴染みのブレサント刑事に連絡して民家に突入したら、ブレサントの相棒は撃たれ、パトリックも銃撃に巻き込まれちゃうし。

パトリックは童顔ですごみが全くないのですが、街の裏側に通じてるだけあって、情報を求めてやってきたバーで絡まれても冷静、逆に持参した銃で脅して事なきをえるという場面に、危ない場所での対応もわきまえてるなーと思いました。警察が3日経っても得られなかったネタをアッという間に得たのはさすがだし(ただし、これには裏があるのですが)。

続きを読む "ゴーン・ベイビー・ゴーン" »

2012年11月23日 (金)

アルゴ

いやー、よかったです。結末が分かっていながら、ハラハラしました。実話好きなこともあり、かなり楽しめました。

1979年。ホメイニ師を指導者に据えたイラン国民は、アメリカの対応に反発、アメリカ大使館を占拠して、大使館職員を人質にします。その中で、かろうじて逃げることのできた6人は、カナダ大使の私邸に逃げ込みます。しかし、見つかるのは時間の問題。そこで、救出作戦が立てられます。
アイディアを出し、実行することになったのは、CIAきっての人質奪還専門家トニー・メンデス。彼は、ハリウッドの映画人に協力を仰ぎ、架空のSF映画を撮影と称してイランに入国、人質に映画スタッフの振りをさせて出国させようとします。


前半は、奪還作戦の構想を練り、下準備をするところが描かれるのですが、その時点から、早く早くと思っていました。同時並行的にイランの様子や、逃げ遅れた大使館職員たちの様子も見せるので、間に合わないかとハラハラしました。
後半、メンデスがイランに乗り込んで、人質たちに役割を説明したりしている間にも、大使館でシュレッダーにかけられた職員名簿を子供たちが繋ぎ合わせて、逃げた職員が判明しそうになるので、本当にやきもきしました。

続きを読む "アルゴ" »

2012年11月18日 (日)

ワイン探偵ルベル

ボジョレー解禁に合わせ、ワインを飲みながら、集中放送されたフランスのドラマを4話連続で見ました。

ボルドー在住のバンジャマン・ルベルは、その著書やワイン鑑定で有名な専門家エノログ(ワイン醸造技術管理士)です。ある時、犯罪現場にワインが残されていたことから、バルバルー警視にワインの鑑定を依頼されます。


まず言いたいのは、この邦題はちょっとズレています。「探偵」なんてつけると、積極的に捜査する警察顔負けの人を想像しますが、ルベルは違います。
第一、警視から捜査協力を依頼された第1話以外はすべて巻き込まれ型のストーリー。仕事や知り合い絡みで関わったところで犯罪が起こり、捜査というより、好奇心に駆られてなんとなく人の話を聞いたりしているうちに、いつの間にか事実が繋がって、犯人を見つけてしまったって感じです。
そうは言っても、常にワイン関係が舞台になっている分、バルバルー警視よりずっと有能に、真実を明らかにできるわけなのですが。

それに、ところどころ出てくるワインネタが非常に面白いです。
各エピソードタイトルの原題も、ちゃんと舞台となる地名などの固有名詞が使われていていいですね。1話目は「Les Larmes de Pasquin」(パスカンの涙)、第2話は「Le Dernier Coup de Jarnac」(ジャルナックの最後の一口)、第3話の「La Robe de Margaux」(マルゴーのドレス)は、ルベルの娘マルゴーの名前と掛けているんですね。そして第4話は「Mission a Pessac」(ぺサックでの任務)です。

続きを読む "ワイン探偵ルベル" »

2012年11月11日 (日)

SAFE/セイフ

帰りの機内映画は、日本でも最近公開の、ジェーソン・ステイサム主演のアクションです。
今回の出張はアジアだったのでフライト時間が短く、帰りは夜中だったので睡眠を取る必要があったため、上映時間が一番短い作品を選びました(それでも見るかって感じですがbleah)。

元警官のルークは、今はしがない格闘家です。八百長するはずが相手を倒してしまって、ロシアンマフィアの怒りを買い、妻を殺されてしまいます。失意の彼は、地下鉄で自殺しようとしますが、その時、何者かに追われている中国人の少女を見かけ、思いとどまります。
少女は、一度見た数字は忘れない天才少女で、チャイニーズマフィアに目をつけられ中国からアメリカへ連れてこられたのでした。ある重要な暗証番号を記憶している少女を得ようと、ロシアンマフィア、チャイニーズマフィア、そして汚職警官が追うなか、ルークは単身少女を守ろうとします。


英語で見たのですが、半分くらい中国語で、英語字幕を追うのが慣れなくて結構大変でした。まあ、でも基本はアクションなので、大したことはないのですが。

ルークが、三つ巴の悪人たちをどう相手するのかと思いましたが、うまく操作し、利用し、つぶし合いに持って行ったんですね。しかも、脅すのがうまいhappy01。カッコよさは「エクスペンダブルズ」の時には負けるけど。

それにしても、一度見たら忘れないって設定、最近多くありませんか? ドラマでも「アンフォゲッタブル」とか。最近見始めた「スーツ」のマイクも、本を一度読んだら忘れないって言ってたし…。

ステイサムはすっかりアクション・スターですね。「エクスペンダブルズ2」も見たいと思いつつ、劇場に足を運べていません。
汚職警官とつるむ市長役のクリス・サランドン(スーザン・サランドンの元夫)は、最近はドラマのゲスト出演が多いですが、久々にスクリーンで見ました。

2012年11月10日 (土)

The Magic of Belle Isle (最高の人生のはじめ方)

海外出張に行ってきました。なので、例によって、機内で見た映画をコメントします。
最初は、モーガン・フリーマン主演のハートウォーミングなドラマです。

西部劇作家のモンテ・ワイルドホーンは、愛する妻を亡くし、創作意欲も失って、酒をあおる日々です。甥のヘンリーに連れられて湖畔の町にひと夏滞在することになった彼は、隣の家に住むオニール家と知り合います。そして、作家の彼に憧れる次女のフィネガンに創作技術を指導するうちに、彼自身もインスピレーションを取り戻していきます。


ポスターの笑顔のフリーマンが、「ブルース・オールマイティ」の神様のようで、最初あらたなスピンオフ作品かと思ってしまいましたhappy01。でも実際は、車椅子生活で、人生をあきらめ、笑顔を忘れた主人公でした。
有名人が来たと沸く町の人々に対し、冷めた態度でビールを手放さないモンテ。フィネガンが小説の書き方を教えてほしいとやってきた時もしぶしぶでした。しかし、オニール家のシングルマザーには魅かれてもいます。
オニール家の末娘フローラの誕生日に実の父親が来なかった時、象が大好きなフローラのために書いた象の物語をプレゼントしたのをきっかけに、象の話を書き続け、次第に創作意欲が戻ってくる様子は、彼の心の動きとあいまって、とても自然で、心温まりました。

モーガン・フリーマンを最初に見たのは、「ドライビングMissデイジー」です。その他、私の生涯トップ10に入る「ショーシャンクの空に」など、出演作にはお気に入りの映画が多いです。
それから、隣家のシングルマザーを演じたヴァージニア・マドセンは大好きな女優で、「サイドウェイ」などが有名ですが、最近では「名探偵モンク」のストットルマイヤー警部の最後の恋のお相手になっていましたね。イカツイ顔のマイケル・マドセン(「レザボア・ドッグス」など)の妹なんて信じられません。

2012年11月 4日 (日)

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

シリーズ1と2を見て、3は見逃しているのですが、本作は公開時に見た知り合いが面白かったと言っていたので、テレビ放映された機会に見てみました。

イーサン・ハントはロシアの刑務所に収監されていますが、仲間のジェーンとベンジーの手引きで脱獄します。ジェーンが率いたチームで入手した機密書類が盗まれ、エージェントが殺されてしまったため、ハントに助けを求めることになったのです。
新たな任務でクレムリンに潜入することになったハントたちは、あと一歩のところで「コバルト」という人物に先を越され、彼が起こしたクレムリンの爆破事件の容疑もかけられてしまいます。エージェント殺しのサビーヌが、盗んだ書類をコバルトに引き渡すという情報を得たハントは、引き渡し場所であるドバイのブルジュ・ホテルに向かいます。


テンポが速くて飽きませんでした。「ナイト&デイ」の時にも書きましたが、すごいアクションは小さなテレビ画面で見てもすごい。
あと、最新機器を難なく使っているところも、おおーっと思いました。特殊なコンタクトをはめると、顔認証や資料コピーができたり。携帯時代に公衆電話が情報アクセス場所ってのは笑えました。(ロシアだからじゃないよね?)
とにかく、テキパキ物事を進めて行動していくハントを見ているのは爽快でした。

ただ、宣伝でも見せてたドバイのブルジュ・ハリファの壁を登るシーンで、吸着手袋がうまく作動しなくて投げ捨てた時には「ウソ!」と思わず言ってしまいました。もしかしたらまだ使えるかもしれないし、手袋の機能としてだけでも素手で登るよりはマシじゃないかと思うんだけど…。

それから、ドバイの砂嵐がすごかった。偽のコバルトの振りしてサビーヌに会いに行く時にゴーグルつけてた(慌てて外して内ポケットにしまった)のでなぜ?と思ったのですが、こちらは後から意味がわかりました。

私は決してトムのファンではありませんが、彼ってつくづく映画の面白さを分かっている人なのねーと感心しました。
ハントのチームのベンジーは3作目にも出てたらしいのですが、私は見ていないので、演じるサイモン・ペッグを「ホット・ファズ」の人だ!と思って見ていました。
また、「ハート・ロッカー」でブレイクのジェレミー・レナーがハントに協力するブラント役で出ていますが、最近では新生「ボーン」に主演、すっかりアクションづいています。

« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »