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2012年8月31日 (金)

HOMELAND

アメリカで評判になっていたドラマが早速に日本上陸したので見てみました。

CIAの情報員キャリーは、カルカッタ滞在中に、「アメリカ兵がアルカイダに転向した」という情報を得ます。帰国後まもなく、8年前から消息を絶っていたブロディ軍曹がCIAの作戦で発見され、キャリーは彼が転向者ではないかと疑います。しかし、CIAの副長官エスティースを始め皆は全く疑わず、ブロディが国民の希望の星になり、英雄として利用できると考えます。
独自にこっそりブロディを監視するキャリー。しかし、確固たる証拠を見つけられないまま、キャリーの元上司で良き理解者でもあるソールからも監視を止められ、キャリーはブロディに直接接触を試みます。アルカイダの指揮官アブ・ナジールと関係があると踏んでのことでした。


このドラマを見始めたときは、ブロディが転向者かどうかが謎のまま、最後まで引っ張るのかと思っていました。途中で、ブロディと共に捕虜になって死んだとされていたウォーカーが実は生きていて、スナイパーとして送り込まれているとわかり、「これは絶対、ウォーカーを目くらましにして、実はブロディも転向者でしたって最後の最後で明らかになるに違いない」と思っていたら、何のことはない、結構あっさりその事実が視聴者の目には明らかに。もちろん、キャリーを含むCIAや、ブロディを大統領選に利用する副大統領らは知りませんが…。

ここで手の内を見せちゃってるってことは、今後もっとすごい展開が予定されていて、飽きさせない自信があるからってことですよね? でも、私は、ブロディとキャリーがもう少しいい関係になって、CIAとアルカイダで「狐と狸のばかし合い」みたいなことを続けながら、でも実はお互いに気持ちを残して板挟み、みたいな展開を想像していたので、なんだか「あらら」的な感じでした。

ただ、ブロディがなぜ転向したのかの理由が明らかになった時には、単純な拷問と洗脳の結果じゃないところに、人間味を感じましたね。アブ・ナジールもブロディの優しさと憤りを巧みに利用しているようだし。その辺りは新鮮だったし面白いと思いました。

再三述べているように、私は続き物のドラマが得意ではないので、「24」的なサスペンスフルなドラマだったら、最後まで見続けられないなーと思いながら見ていたのですが、「24」ほどクリフハンガーではなく、ほどほどのサスペンスだったので、私的にはよかったかな?
ただ、キャリーが双極性障害を患っており、彼女が核心に近づいても周りから信用してもらえなかったり、ブロディに逆に利用されたりするのを見るのはイライラしてしまいました。普通の有能なCIAエージェントじゃ面白くないってことなのかもしれませんが、私にはこの設定はちょっと不満。

シーズン1のエンディングは、想像していたのと違ったので、次はどう進むのか予測がつきません。これで、ブロディが普通に皆を騙してのし上がるとかだったら、がっかりかも。思い切って、実はソールも敵の手先だったら笑えるなーなどと思っています。

ソールを演じるのは、「クリミナル・マインド」のギデオンだったマンディ・パティンキン。ブロディは「Life 真実へのパズル」のダミアン・ルイス。ニックの妻には、新版「V」のアナ役でのインパクトが残るモリーナ・バッカリン。そして副大統領には「Law & Order:クリミナル・インテント」のジェイミー・シェリダンです。
キャリー役には「僕と彼女とオーソン・ウェルズ」でも触れたクレア・デインズ。この役でも名演ですが、ちょっと前に「Law & Order」のシーズン3第1話で、まだ少女だった彼女がすごくうまくて、子供の時からの才能を実感させられました!

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