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2012年7月 1日 (日)

パリ20区、僕たちのクラス

フランス映画月間の最後を飾る映画で、実話を基にした2008年のパルムドール受賞作です。
こちらは「ぼくの好きな先生」とは対照的に、大都会パリにある、生徒のほとんどが移民の子で構成される中学が舞台です。

新学期が始まり、国語教師のフランソワは、4年3組の担当となります。単語や文法を教えるも、授業以前に、真面目に机に向かわせるだけで一苦労。他の教師も問題児にキレるほどの学校で、彼のクラスも前途多難です。

先ほどの映画同様、ここでも半過去が出てきたので驚きました。移民の子なので、中学生でもフランス語が正しくない子が多いんですね。難しい単語をピックアップして意味を説明したり、私にも勉強になりました。
ただ、説明していくうちに、そこで使われた単語がわからなくて質問され、それを説明していくとまた別の知らない単語が、と、どんどん本題からそれていって、その相手をして全部説明する先生は、仕事とはいえ偉いなぁと思いました。
別の授業でも、みんないろんな発言をして、先生が答えて、時間がどんどん過ぎていき、これじゃあまともな授業なんてできないよね、とも感じました。

保護者面談一つ取っても、親もあまりフランス語が話せなかったり、家庭での教育が助けにならないこともあって、本当に大変だと実感しました。

それでも前半は、比較的うまく物事は進んでいた方らしく、私の中学時代とそれほど変わらないじゃん、なんて思いながら見ていました。私の中学も、全員日本人なので人種問題や言葉の障害こそありませんでしたが、先生と対立して問題を起こしたりしてましたしcoldsweats01
しかし後半、生徒の評価検討会の様子を生徒代表がばらした辺りから、とんでもない事態に。そもそも、なぜ生徒代表が検討会の場にいるのでしょうか? 公平性を保つための、フランスならではのシステムなのかしら。中学生ぐらいじゃ代表としての役割を果たせるとも思えないのですが。別の教師のミーティングに保護者代表がいたのは理解できるけれど。

前掲のフランス人の知人は、「この映画を見てフランスの学校が皆こんなだと思わないでほしい」と言い、それもあって、「ぼくの好きな先生」を先に見ることを勧めたわけですが、私はこの映画を見てもさほどショックとは思わなかったし、実際もっとひどい学校もあると思うので、このクラスはよくやっている方だと思いました。
でも、もしかしたらそれは、前述のように、私の中学時代も程度の差こそあれ似たり寄ったりだったからかもしれません。ですので、穏やかな中学生活を送った方がこの映画を見る時には、知人のためにも、これでフランス人の中学生活を判断しないでくださいね!

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