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2012年4月22日 (日)

プライド&グローリー

昨日「インクレディブル・ハルク」でのノートンがイマイチだったので、別の作品を見てみることにしました。

警官一家の刑事レイは、過去のある事件を機に第一線を退いていましたが、警察高官の父の依頼で、警官4人が死傷する事件を担当することになります。捜査の過程で、警官が関わっていることを突き止めるレイ。実は、彼の義弟ジミーも加担していたのでした。
しかし、それを明るみに出すと、その部署を統括する兄のフランシスの責任が問われることになります。父親からも事実をすべて出す必要はないと言われ、レイは苦悩します。

ニューヨーク警察の警官一家というと、ドラマ「ブルー・ブラッド」を思い起こしますが、あちらは全員正義の人で、悪を正すという共通の基盤がある家族。こちらは、もっとダークで、皆スネに傷がある感じです。
ジミーが汚職に手を染めていることが早々に明らかになるので、単にレイが真実を暴いていく話かと思いましたが、家族みんなが巻き込まれ、対応が試されます。結局、みな何かを守りたくて、それが家族だったり警察だったりするわけですが、きれいごとだけでは測れない葛藤が感じられました。

ジミーが悪事に加担したのも、おそらく根っからのワルだったからというわけではなく、金に困ってたのでちょっと手を出すだけのはずが、警官4人死んじゃって大事件になってしまい、後に引けなくなってしまった風ですよね。

レイにしても、モット・ヘイヴンという過去の事件にわだかまりがあり、それが何かは後半まで明らかにはなりませんが、最初から陰のある彼の様子に、その過去の一件が大きく影響していることが見て取れます。

だからだと思うのですが、レイとジミーが対決する時には、素手で殴り合います。その辺りが、相手の行動を容認はしないものの、家族として尊重しているってことなのかな?と思いました。
勝敗は、ジミー役の荒くれ男コリン・ファレルに軍配があがる気がしたけど、「ファイト・クラブ」で培った(?)ノートンも捨てたもんじゃなかったかな?なんて。でもやっぱり、線の細いノートンより、ファレルや、兄役のノア・エメリッヒ(「ホワイト・カラー」ではピーターと敵対するFBIのファウラーを演じてましたね)の方が、警官らしい気はしました。

ところで、「インクレディブル・ハルク」でも、ノートンはスペイン語を話していましたが(ポルトガル語は学習中という設定)、今回の映画でもスペイン語をフル活用。ホントに話せる感じですよね。私はスペイン語はわからないので、確証はないけれど。
でも彼は、イエール大で日本語を勉強し、今もまだちょっと話せるみたい(前にインタビューで、1から10まで日本語で数えていた、「簡単」とか言いながら…)なので、賢いから語学も得意なのかなー、と思って見ていました。

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