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2012年3月18日 (日)

シャッター アイランド

だいぶ前に友人が見てほしいと言っていた映画で、この度ようやく実現しました。レオの映画は先月の「レボリューショナリー・ロード」の後、これで今年5本目ですが、あらかた見たので、さすがにもうこれで最後でしょう。

精神病院のある隔離された島で、女性患者失踪事件が発生し、連邦捜査官のテディは、新しく相棒となったチャックと共に、フェリーに乗って孤島へと向かいます。そこには怪しげな警備隊や職員たちに、院長やドイツ人の医者。みんな何かを隠しているようなのですが、捜査を進めるほど謎は深まるばかり。
実はテディは、妻を死に追いやったレディスという男が、この島に収容されていることを知り、彼を探しに来るという別の目的を持っていました。捜査の過程でなかなか彼を見つけられず、折しも島が嵐に巻き込まれてしまったことから、島で足止めを食らったテディは、だんだん現実を見失っていくようになります。

結末は言いませんが、元来、展開を深読みするタチなので、半分もいかないうちに想像できてしまいました。それでも、最後まで集中力を切らさず見られたので、結構面白かったってことかも。

まず、テディの現実と過去が交錯するのがいいですね。

彼は、第二次大戦中にナチスと戦いドイツの収容所を見た経験から、PTSD気味でアルコールに逃げていたことがあり、更に妻を亡くしたことから、そもそも精神不安定な状態でした。そこへ、おどろおどろしい島へ来たため、彼の不安定さが加速したことがよくわかりました。
冒頭で、島へ来る途中のテディが船酔いするシーンがあるのですが、水(海?)が苦手な理由も後からわかります。

それから、相棒のチャック。精神不安定になるテディと対照的に、彼はいつも妙に落ち着いていて、島の中で唯一、マトモで居続けている人物に見えます。それも、後から納得できるのですが、彼の存在がテディを引き立てました。
深読みの私は、実はチャックは「ビューティフル・マインド」のナッシュのルームメイトみたいにテディの空想上の産物だったりして?とまで想像してしまっていたのですが、それはありませんでした。
チャックを演じるのは、「キッズ・オールライト」でコメント済みのマーク・ラファロ。でも、ちょっとムサイいつもの風貌とは異なり、清潔感たっぷりの整った容姿で、一瞬別人かと思ってしまいましたhappy01

また、院長にベン・キングズレー(「ヒューゴの不思議な発明」でもマーティと再タッグ)。怪しいドイツ人医師に、先日のアカデミー賞ノミネートも記憶に新しいマックス・フォン・シドー。そして、レディスの存在を唯一知る収容患者にジャッキー・アール・ヘイリー(「ヒューマン・ターゲット」)。テディの幻覚の中に出てくる妻にはミシェル・ウィリアムズ(「ブルーバレンタイン」)です。

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