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2012年3月 4日 (日)

ドライヴ

行きの機内に引き続き、帰りもライアン・ゴズリングです。「スーパー・チューズデー」より、こっちのがずっとずっと良かったです。

主人公は、昼間は映画のスタントをし、夜は強盗の運転手をする、腕のいいドライバー。ある日、同じアパートに引っ越してきた若い女性に心を惹かれ、ちょっとしたきっかけで彼女に近づく機会を得ます。しかし、彼女は既婚者で、夫は刑務所にいるため、今は幼い息子と2人で暮らしていたのでした。

まず、全編に漂うダークな感じが、もうたまりませんでした。主人公が隣人の人妻に惹かれてもすぐには行動に出ないところ、自然な感じで近づいていく様子もよかったし、常に冷静でクールな彼が、彼女と息子と一緒に過ごしている時に、ほんの少し口角をあげているだけなのに、心から楽しんでいることがよくわかり、こちらも嬉しくなりました。
だからこそ、後半、彼女の夫が出所して、主人公が身を引き、夫を助けてあげることにした時も、すごく納得がいったし、他に失う物もない彼が、マフィア相手に戦いを挑んでいくクライマックスも、信憑性がありました。
そして、エンディングもグッド! 詳細は言いませんが、私の中では非常にしっくりくる終わり方になっていました。

「スーパー・チューズデー」で書いたように、ゴズリングは、暗い陰のある孤独感たっぷりの役がよく似合います。決して女を口説くことに上手くなく、ただひたすら愛するしかできない男。「ブルーバレンタイン」もそうだし、ある意味「ラースとその彼女」も、「16歳の合衆国」も、「きみに読む物語」だってそういう役と言えます。この映画では、その極致。私にとっては、最高のゴズリング映画です。

また、人妻アイリーン役のキャリー・マリガンは、最初、子持ちの役だったので??と思いましたが、17歳で夫と出会い妊娠ということで納得。しかも、若いのに苦労を背負った感じが良く出ていて、「17歳の肖像」「ウォール・ストリート」に加えて、彼女に対する評価はウナギ登りです。

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