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2012年2月11日 (土)

50歳の恋愛白書

50歳のピッパ・リーは、年上の夫ハーブと幸せな結婚をしているように見えます。しかし、若い頃のピッパは、今の貞淑な妻の姿とは無縁な生活を送っていました。
年老いた夫が、老人の多い住宅地への移住を実行してから、ピッパは自分の生活に疑問を持ち始めます。そんな時、隣人のところへ、離婚した34歳の息子クリスが出戻ってきます。ピッパは次第にクリスと親しくなっていきます。

まず、タイトルが現れ、「The Private Lives」と複数になっていたことから、なぜかなと思った瞬間、「他の人と同様に、自分にもいくつもの人生がある」と語りが入り、なるほどと思ったとたん、貞淑なピッパの過去の出来事が語られ始め、あっという間に引き込まれました。
単に「中年の危機」を迎えたピッパが、若いクリスと不倫する話かと思っていたので、少女時代の苦悩とそれに付随する出来事が、現在の状況と交互に描かれることで、その過程が理解できてとても良かったです。

年下のクリスと、なぜ惹かれあったのかも、よくわかりました。一時期神学校を目指していたクリスと、牧師の娘だったピッパは、結局は信仰とは遠い道を歩んでいるのかもしれないけれど、根っこに同じものを共有しているのだろうなあと実感できました。

ピッパがすぐ不倫に走るわけではなく、まずハーブが先に浮気し、でも、ピッパはクリスと結局寝るわけではなく(キスはしたけど)、そんなところも自然で受け入れやすかったです。
ピッパは、ハーブが浮気することで、逆に心に抱えてた傷を捨てることができ、新しい段階に進むことができました。その爽快感が、特に良かったのだと思います。

ピッパを演じるロビン・ライト・ペンは、50歳役ですが、まだ45歳。一方、34歳役のキアヌは実はロビンより年上と、キャスティングに疑問は感じますが、見た目年の差を感じない分、2人のロマンスは受け入れやすかったかもしれません。

ハーブ(アラン・アーキン)を含む主要3俳優の出演は事前に知っていましたが、少女時代のピッパにブレイク・ライブリー(「旅するジーンズと19歳の旅立ち」で言及)が出ているのはもちろん、彼女が居候する叔母さんにロビン・ワイガート(「Life 真実へのパズル」)、そのルームメイトでガールフレンドにジュリアン・ムーア(「キッズ・オールライト」)! ピッパの両親にティム・ギニーとマリア・ベロ、クリスの母にシャーリー・ナイト、ピッパの友人にウィノナ・ライダー(「ブラック・スワン」)、ハーブの前妻にモニカ・ベルッチ(「マルセイユの決着」)!とかなりオールスター・キャストで驚きました。

ところで、この映画の製作は、ブラピがジェンと一緒だった時代に立ち上げた「プランB」。彼もしっかり製作に名前を連ねていました。

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