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2011年10月17日 (月)

ミルドレッド・ピアース

面白かったです。「海外ドラマ」のカテゴリーに入れましたが、実は全5回のミニ・シリーズで、1話完結好きの私としては、全部見られるか自信がないまま見始めたのですが、あっという間に5話ぶっ続けで見てしまいましたhappy01

時代は1931年。事業を営む夫と二人の子供と裕福な生活を送っていたミルドレッドは、浮気な夫に耐えかね追い出します。結果、生活のために働かなければならなくなった彼女は、レストランでウェイトレスを始めます。そんなミルドレッドを長女のヴィーダは軽蔑します。
働きながら観察したミルドレッドは、もっと効率のいいメニューがあることに気付き、自分でレストランを開くことにします。とんとん拍子に事業は成功し、大富豪のモンティともいい仲になり、ヴィーダもピアニストを目指して頑張り、すべてが順調にいったかに見えましたが…。



一気に見ることのできた要因として、大河ドラマとメロドラマが合わさったような、次から次に起こる種々雑多な出来事から目が離せなかったことが挙げられます。そして、ミルドレッドやヴィーダ、モンティなどの言動に思うところが多くて、あれこれ考えながら見ていたら、すぐに1時間が経って、すぐ続きを見る、という具合でした。


見始めた最初は、ミルドレッドが、先日1話目を見た「ボードウォーク・エンパイア」のマーガレットを思い起こさせました。同じ時代だからってこともあるし、服装の感じも似ていたので。でも、マーガレットは夫も労働者の貧しい出身なので、何不自由ない生活をしていたミルドレッドとは環境が違いますけれどね。

ウェイトレスをしていた店にモンティが来て、誘われるままいきなり出かけてお泊りしちゃった時には、あれれ?という感じでした。彼は、ポロの有名な選手だそうなのですが、そもそも、そんな有名な人なら、なぜ店に来た時に誰も気づかないわけぇ? しかも、見た目ちょっとダサかったし(笑)。この時代にはイケてる方だったのでしょうが。

夫とすったもんだの挙句に追い出したのに、いよいよ離婚って時には涙して、でも結局きれいに別れられて、その後も友達のようにいい関係になっているのも不思議。離婚は、レストランを開く場所を持つための法的手段ではあったものの、別れる意味はあったのだろうか?と考えてしまいました。浮気もとっくに許しちゃってる風だったし。

そして、このドラマはミルドレッドの自立と成功の話かと思っていましたが、それは前半まで、後半は母娘の確執と娘の成功の話でした。

私は、娘がどうしてあそこまで母を憎み、反抗するのか、まったく理解できませんでした。多少過保護で口を出しすぎなのは認めるけれど、両親とも愛情深く育てているのに、なぜあんなに激しい気性になり、母親のことだけ悪くとるのか。浮気して出て行った父親は憎んでないのに。ウェイトレスの仕事に就いたから? モンティとの関係がふしだらだと思ったから? どれもあそこまでひねくれる理由にはならないように思えました。

理由はともあれ、母を憎むあまり、ヴィーダが取る行動は恐ろしい! 今でいうなら社会病質者です。モンティを間に引き込もうとしたのが間違いなのも予測できましたが、娘を愛していたミルドレッドが、なんとか彼女を引き戻したくてやったことなので、仕方ありません。でも、さすがのミルドレッドも最後には諦めるしかありませんでした。


このドラマを引っ張り、最後まで持っていたのは、とにもかくにもケイト・ウィンスレットの功績です! 大多数の人同様、「タイタニック」で意識したのが最初ですが、私はこの映画があまり好きじゃなくて、ケイト・ウィンスレットも、当時おすぎさんが「レオの代わりにあんたが海に入りなさい!って思った」というコメントに拍手を送ったくらい、評価していませんでした。

でも実はその前に、私の大好きなジェイン・オースティン(「エマ-恋するキューピッド」「ジェイン・オースティン 秘められた恋」などを参照)の「いつか晴れた日に」で見ていて、しかもその時にも早くもアカデミー賞にノミネートされていて、昔から才能のある人だったのだと思います。
「アイリス」や「ホリディ」もよかったのですが、アカデミー賞をとうとう受賞した「愛を読むひと」は本当に素晴らしかったです。そしてこれ。こちらもエミー賞を受賞し、さすがという感じでした。

でも、私が一番ケイト・ウィンスレットで評価しているのは、体型bleah。映画スターは美しく細くあるべき、って風潮が主流ですが、彼女は一時期けっこう太め体型だったにもかかわらず気にしている様子もなく、今も太ってはいないものの細いとは決して言えないスタイル。細くなくても演技力があれば成功する、を地でいっている彼女に脱帽です!

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