« ディファイアンス | トップページ | モンスター上司 »

2011年10月31日 (月)

モリエール 恋こそ喜劇

今週「ハートブレイカー」を見に行こうと思っているので、その前にロマン・デュリスの作品で前準備ですhappy01

喜劇役者のモリエールは、債権者から追われ、借金を肩代わりしてくれた金持ちの商人ジュルダンの屋敷へ行くことになります。ジュルダンは妻子のある身ながら若い侯爵夫人に入れ込み、彼女の気を引くために作った芝居を演じる指導役にモリエールを雇ったのでした。当然、ジュルダン夫人には言えないので、モリエールは司祭の振りをして、住み込みます。しかし、そこでモリエールは、夫人に恋をしてしまいます。


作風としては、シェークスピアの喜劇(「から騒ぎ」や「十二夜」など)をフランス風にアレンジしたような感じでした。モリエールの伝記と思ってはダメです。かなりの部分が創作でしょうから。でも、若い頃のモリエールは劇作家ではなく喜劇役者で、しかも喜劇より悲劇を目指したかったのに、自分の才能は喜劇にのみ活かされると気づいて、進む道を決めたというのは、事実なのかもしれません。

ただ、この映画の中では、その才能に気づき、後押ししてくれたのが、ジュルダン夫人でした。本当に、そういう年上の女性の指南があって、モリエールの才能が開花したのなら、素晴らしいんですけれどね。

学生時代にフランス文学をかじったので、モリエールの作品もいくつか読みましたが、戯曲はあまり好みとは言えず、面白さは感じませんでした。でも歳を経て、感性も変わるし、再度挑戦してみようかなあとも思います。

主役を演じるロマン・デュリスを最初に見たのは、フランス滞在中に公開されてた「ガッジョ・ディーロ」。ロマ(ジプシー)と生活を共にするフランス人青年の役で、とてもいい映画でした。でも、多分日本では、「スパニッシュ・アパートメント」で知られたんでしょうね。最近では、「ルパン」とか「PARIS」なんかがありますが、フランスの若手俳優では、今ナンバーワンなんじゃないかと思うくらい、よく見かける気がします。

実は、彼の顔は時代劇には向かないんじゃないかと思いながら、この映画を見始めたのですが、ロン毛にヒゲだったので、思ったほど違和感はありませんでした。ちょっとヴァンサン・ペレーズ似だったし。でも、あごが長く見えて、お世辞にもカッコいいとは言えなかったな~despair。やっぱ、魅力的な「別れさせ屋」役の「ハートブレイカー」で口直ししなきゃ!?bleah

« ディファイアンス | トップページ | モンスター上司 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/570808/53132117

この記事へのトラックバック一覧です: モリエール 恋こそ喜劇:

« ディファイアンス | トップページ | モンスター上司 »