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2011年9月24日 (土)

グレイ・ガーデンズ 追憶の館

エミー賞の時期に合わせて、過去に受賞した作品が放送されたので、見てみました。

ジャクリーン・ケネディの叔母ビッグ・イディとその娘リトル・イディ。この実在の人物を描き、社交界の花だった彼女たちの栄光と衰退を描くテレビ・ムービーです。

私は、この作品がエミー賞&ゴールデン・グローブ賞で取り上げられた時に初めて、彼女たちの存在を知ったわけですが、今回詳細を知るに至って、時代というものに大きく左右されたんだなぁと、つくづく感じました。

リトル・イディがもう少し遅く生まれていれば、ジャクリーンの代わりにケネディ家へ嫁いだかもとまでは言いませんが、彼女とその母親は、大恐慌の時代を乗り切らなければならず、また、女性は夫となる男の人に養ってもらわなければ生きていけない時代だったから没落してしまったのだろうと思いました。
彼女たちの自由奔放さが、大人しく男性の言うことを聞いて妻に納まっていれば苦労せずに暮らせたかもしれない人生を狂わせ、自分を通しすぎたせいで、母は夫に捨てられ、娘は婚期を逃すという事態になってしまいました。

でも、リトル・イディはちょっとかわいそう。ビッグ・イディが自分の都合で一人になりたくないために自分の元に呼び寄せて、彼女のチャンスをつぶしてしまいました。それにそもそも、あの母に育てられたので、娘も同様の人生を歩むことになったとも言えるわけだし。
でも、リトル・イディは歌手・ダンサー・女優の夢を捨て切れなかったけれど、ドキュメンタリーに出ることで、夢を叶えることができたのだから、うれしく思います。この、原作となった、実在するドキュメンタリーも見てみたいです。

主役を張る女優2人のうち、エミー賞を獲得したジェシカ・ラングもよかったのですが、私はゴールデン・グローブを取ったドリュー・バリモアの方が、溌剌として魅力的な若い頃だけでなく、ストレスで脱毛し肌もたるんだ中年の姿に迫力を感じて印象的でした。

考えてみると、私は、結構ドリューが好きかも。名門バリモア家に生まれ、子役として「ET」で早くに注目を集めてしまった彼女は、十代のうちにお酒や麻薬で身を持ち崩しましたが、見事に復活して今ではプロデューサーなんかもやっているし、彼女の「25年目のキス」や「50回目のファースト・キス」などは、ラブコメが好きじゃなかった私の好みを一転させました。

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